chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

エラッタまでにフルパワーを味わっておきたい冥府エルフ 対ヴァンパイア編

chomosh.hatenablog.com

 

続編です。

 

対ヴァンパイア

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ヴァンパイアもビショップ同様に、エルフ側にとって有利なマッチアップです。なぜなら、相手は復讐をするために一度体力を9以下にする必要がありますが、それはもうどう考えたってリノセウス+自然の導き圏内です。

まず一つ覚えることは、相手の体力を常に11にするのを目標にすることです。こうすることで相手は体力を減らさなければ復讐を発動できません。例えば6PPでは鋭利な一裂き+裁きの悪魔進化で4点回復されたりしますが、それでも体力は13ですし、手札を1枚無駄に使うことになることが多いです。

 

また、こうすることで相手は2枚目以降(あるいは3ターン目に張れなかった1枚目の)漆黒の契約を使えません。ヴァンパイアがロイヤルを相手にしている時なんかは7ターン目に漆黒の契約+黙示録なんて動きも結構あるのですが、エルフにそんなことをするようであればカブトムシ(リノセウス)の激しい出し入れで即死です。エルフで11点止めする意味というのは、相手を殺しきるというよりは「お前が漆黒の契約を打ったら殺す」という意味合いが大きいですね。圧をかけるのが重要です。

 

相手の盤面を可能な限りリノセウスを使わない方法で処理しつつ、相手が隙を見せる、もしくは手札が整ったらリノセウス。ロングゲームになってしまったら冥府への道。こういうプランでヴァンパイアとは戦うことになります。

 

マリガン

デッキを回転させるカードを探す。

  • 収穫祭
  • (下記のカードが手札に2枚ある場合に限り)新たなる運命

 

それと相性の良いカードもキープ基準になる。

  • フェアリーサークル
  • フェアリーウィスパラー

 

出すだけでTwitterに悪口を書かれるのでキープ

  • エンシェントエルフ

 

序盤

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フェアリーを出してチマチマと相手の体力を削っていきましょう。相手は横へ広がるダメージを黙示録しか持っておらず、持っていても6PPのデモンストームがあるくらいなので、しばらくは横に広げて殴っていても大丈夫です。ただし、あくまでリノセウスコンボを決めるために削るので、リノセウスとか自然の導きだとか、そこらへんのパーツを失ってまでやることではないし、収穫祭を止めてまでやることでもありません。

 

発生頻度はそこまで高くないですが、先行4Tにエンシェントエルフで4枚戻して6/7のエンシェントエルフを作れるとそれだけでゲームが終了します。相手のワードローブレイダーでは倒されず、真紅の粛清は最近採用されていないタイプが多いために、ほぼ場に残ります。そうなればもう11点止めとかしゃらくさいことはやめて、次のターンに進化して8点を顔面に押し付けましょう。ユリウスが溺れて死にます。

 

 

中盤

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リノセウスコンボの圧をかけつつ、ちゃんと冥府も狙いにいきます。リノセウスばっかり狙っていると一生守られた上にサタンでジリ貧になったりするので、試合展開とか手札を見て「これは冥府行ったほうがよさそうだな」とか「これは無理やりでもリノねじ込んだほうがよさそうだな」とかは7ターン目くらいで判断したいところです。どちらも狙うのが正しいですが、でかい方針として。

 

エリニュス(5ターン目)とクイーンヴァンパイア(6ターン目)は出されることを前提に動かないと対処に困ることがちょいちょいあるので、そのへんは気をつけて動きましょう。クイーンヴァンパイアの前のターンではフェアリーを3体以上並べる(クイーン進化されてもフォレストバットを倒せる状態)にしておくとか、体力6のエリニュスを倒せるような手札をキープしておくとか、そういうのです。そのへんのフォロワーが場に残ってしまうと普通に負けなので、エンシェントとか回帰でうまくごまかしつつやりましょう。

 

あと7PPのアルカードに4点回復されても大体負けます。9PPで自傷+4点回復は問題ありません。なぜなら9PPもあれば1+1+1+1+リノ+導き+リノで12点削れたりとか、1+1+1+1+1+リノ+リノで13点削れたりするので、火力が間に合うからです。7PPの時点だとこちらの火力不足なので、しっかり11点で止めておきましょう。

 

終盤

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冥府なりリノセウスなりで〆。よっぽど鋭利な一裂きとブラッドウルフを抱えていない限り8点程度のバーストを出すのも相手は難しいので、余裕ぶっこいて冥府置いても大体勝てます。鋭利やウルフを持っていたら序盤でみんな顔面に打ってくるので、火力が溜まってることはそんなにありません。

 

フェアリービーストも相手の戦術に蓋を出来るので強力です。相手は20点削りきるプランを持っていても、27点を削りきるプランを持っていないことがほとんどなので、一回フェアリービーストを出すだけでだいたいサタン頼みになります。

 

 

まとめ

・リノときどき冥府。まれにエンシェントで溺死

 

 

それじゃあまた。

 

 

【動画あげました】冥府エルフその1

www.youtube.com

 

すっかり存在を忘れてましたが、コツコツあげようと目論んでおります。

デッキリストを動画内に張るの忘れたあげく、動画設定をちょっと弄ってみるも画質は変わらずと散々な内容ですが、100日後くらいにはそのへん改善されていると思うので長い目で見ていただけるようお願い申し上げます。

 

ひとこと

困った時はドローで解決しましょう。

 

 

それじゃあまた。

エラッタまでにフルパワーを味わっておきたい冥府エルフ 対ビショップ編

格闘ゲーム界隈でたいへん有名なゴジラインで記事を書きました。

goziline.com

 

ミサイルを自宅に撃ち込まれるのと引き換えとはいえ、感慨深いですね。ゲームをずっとやりながら、たまにブログを更新して生きていたら、知らないうちにすごいことになってきました。僕がこの先どうなってしまうのかは僕にもわかりませんが、シャドウバースが盛り上がっているうちに、今出来ることを一つずつやっていこうと思います。

 

マジレスすると、格闘ゲームを今までやってこなかったカードゲーマーの人たちに、ゴジラインの人々の コンテンツ力サイコパス を知ってほしいと思って、記事を書いています。こちらもどうかよろしくお願いいたします。

 

 

Jの生放送にも出ます。シャドウバースで飛んできた方々は全く興味がないと思いますが、僕の魂のゲームの公式生放送です。シャドウバースやりながらオタクを笑いたい人はぜひ見てください。

 

冥府エルフの話

上のゴジラインの記事でも書いたように、8月のアップデートで収穫祭のPPが2から4になります。「後攻を2ドローにするにあたって冥府エルフが強化されすぎてしまうから弱体化します」というもっともらしいことが書いてありますが、正直僕は、「冥府エルフが強すぎたので弱体化したかったところに、もっともらしい言い訳ができた!ついでに修正してしまえ!」という天の声が聞こえるような気がします。あくまで僕の妄想ですけどね。

 

フルパワーの冥府エルフが使える時間はもうそんなに長くなさそうです。ということで、弱体化前にフルパワーの冥府エルフを体験しておきたい人々に向けて、相手のリーダー別に意識したい冥府エルフの立ち回りを、何回かに分けてお伝えしようと思います。 

 

chomosh.hatenablog.com

 

「今夜わからない」と評判の前回記事と合わせてどうぞ。

 

デッキレシピ

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▲クリックするとポータルに飛びます

 

対ビショップ

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なぜビショップから書くかというと、冥府エルフにとって最も簡単な対戦相手だからです。適当に相手のフォロワーを処理して、場に冥府を2枚以上張って、30枚墓場を貯める。これだけです。強いて言うなら場に冥府を2枚以上張るというのが対ビショップ戦のポイントになるでしょう。なぜ2枚以上張る必要があるかと言えば、

 

⇒エクスキューションで冥府への道破壊

⇒回復しまくって相手のデッキ切れ待ち

 

ビショップはこういうプランが取り得るクラスだからです。というか回復するんですよね。回復するので、冥府1枚だとサタンズサーヴァントを倒せなくなったりとかして、火力不足になる時があります。序盤に適当に張った冥府で相手のエクスキューションの有無もなんとなくわかる上、2枚3枚と張ればまず対処できなくなるので、このマッチアップは必ず2枚以上冥府を張りましょう。

 

ビショップは相手のフォロワーに対応していく受け身のカードが多いので、圧のあるフォロワーは10コストのサタンくらいしかありません。よって、「適当に相手のフォロワーを処理する」という部分がエルフ側としては非常に楽で、有利なマッチアップになっています。

 

マリガン

デッキを回転させるカードを探す。

  • 収穫祭
  • 新たなる運命

 

それと相性の良いカードもキープの基準になる。

  • フェアリーサークル
  • フェアリーウィスパラー

 

序盤

手札の枚数をフェアリーで盛ったり収穫祭でドローしたりします。そのついでに、相手のフォロワーも処理します。基本は手札を盛ることを優先して、無理しない程度にフォロワーを倒すくらいの意識でいきましょう。

 

唯一気を付ける必要があるのは、教会の護り手です。

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2点しか刻んでこないし、対処が面倒くさいから、といった理由で放っておくと、このカードに進化されて対処不能になり詰んでしまうパターンがあります。進化が使えるようになったらフェアリーを進化させてでも迅速に対処しましょう。

 

中盤

序盤に続いてドロー中心で進めます。暇だったら冥府への道でもおいておきましょう。仮に収穫祭も運命も引けていない場合には、常に「山札の一番上が新たなる運命だった時」に最適なプレイをします。具体的に言うと手札を常に7枚にキープします。PPが7余ろうが8余ろうが、フェアリーは場に出さず手札を7枚にキープしてください。

 

根源への回帰がどのタイプのビショップにも激刺さりするので、抱えて置けば盤面で詰むということもないと思います。7PPからは「7枚運命⇒根源引くでしょ!⇒引いた」のパターンがあることも覚えておきましょう。

 

あとは地味な部分ですが、手札8枚の状態でフェアリーサークルを打って墓場を2枚増やしておくなんて動きも余裕があるならしておきたいところです。ほぼ100%冥府で勝つマッチアップなので、コンスタントに墓場は貯めておきましょう。

 

終盤

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サタンを出されても根源、冥府、フェアリービーストで3ターンくらいは戦えるので、サタンを出されても焦らず「お前のアポカリプスデッキより俺の冥府デッキの方がつええ」とか言って余裕かましておきましょう。

 

 

まとめ

  • ビショップはマグロ

 

思いつきで始めたはいいものの、面倒くさがりの僕があと6クラス分も果たして書けるんでしょうか。そのへんは皆さまの反響にかかっている気がするので、ぜひ「最高でした。ちょもすさんの銀行口座にお金だけを振り込む人間になりたいです」とかそういうリプライをお待ちしております。

 

 

それじゃあまた。

 

エンシェントエルフを必ず生成しなければならない3つの理由

ご無沙汰しております。今だけ全国4位のちょもすです。今回は訳あってエンシェントエルフの“すごさ”を説明する必要を感じて、この記事を書いています。

 

僕がこの記事を書こうと思ったワケ

今日CoJのオタクの人達と渋谷で飲んでたんですよ。最近オープンしたチバちゃんで。予想に反して店も空いてるし、楽しく飲めていい金曜日だなあ、幸せだなあと思いながら帰る途中に電車でTwitterを開くと、

 

 

「ん?ちょもすのブログ?見たよ。まあまあだよね」みたいな内容が僕のMentionに表示されていたわけですね。

 

 

そしたらもうこう返すしかないじゃないですか。いきなり目の前に現れて「ちょもすのブログ?見たよ。まあまあだよね」って言ってくる人物がリアルに現れた時のことを考えて欲しいんですよ。「はい」って返すしかないじゃないですか。

 

そしたらなんて返ってきたかって

 

 

なんで急に敬語なるんだよお前は。さっきまで「ちょもすのブログ?見たよ。まあまあだよね」みたいな態度だった奴が僕が話しかけた途端に急に敬語を使って来るのはおかしいでしょ。この時点で印象最悪なのに挙句「エンシェントエルフもってないんですけどいい代用ないですか?」ってかなり図々しく質問までしてくるしなんなんだよ。

 

いやでもね、僕の心には響きました。これは花金で浮かれてる僕に対する神様の戒めなんだなって真剣に思ったんですよ。響いたよ、からあげくんのTweet。だからからあげくんのために、この記事を捧げます。

 

エンシェントエルフは必ず3枚作れ

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結論から言います。エンシェントエルフは必ず3枚作ってください。エルフのカードのくせに妙齢とかそういうのは関係ありません。代えはありません。お金がないならバイトをするか、バイトができない年齢なら来年のお年玉を前借りして作ってください。それは何故かというと、エンシェントエルフが代えの効かないスーパーパワーカードだからです。

 

エンシェントエルフを必ず生成しなければならない3つの理由

 1.3/2/3(3PP,攻撃力2、体力3)守護がすごい

まずこのカード、何が凄いかというと3/2/3のスタッツで守護持ちです。普通に出しただけでも、環境に多く存在する2/2/2に対して一方的なトレードを強いることが出来ます。もうこれだけでも十分に強い。1/1/2に対するメタとしての2/2/2流行している現在、3/2/3守護のこのカードを3枚入れない理由はありません。能力を見なくても十分に強力なのがこのカードのすごいところの一つです。

 

2.プレイ時効果を使いまわせるのがすごい

これもありきたりですが重要な部分です。エルフはベビーエルフ・メイリノセウスがいるクラスなので、効果を使い終わったそれらのカードをもう一度使えるというのは強力です。環境を牽引する冥府エルフに自然な導きが3枚入っているのも、使い回すだけの価値のあるカードがエルフには十二分にあるからです。そのエルフで、効果を使いまわせるのは大きなアドバンテージです。

 

副産物として、冥府エルフにおいては新たなる運命の水増しというのもあります。顔面を殴り終わった後のクソみたいなフェアリーですら、エンシェントエルフで回収すれば新たなる運命で入れ替え、質の良いカードと交換することができます。むちゃくちゃかよ。

 

3.高い戦闘力がすごい

このカードの一番すごいところはここです。このゲーム、4ターン目以降は基本的に

 

進化したフォロワーで相手のフォロワーを倒す(場に残る)

その進化したフォロワーを進化したフォロワーで倒す(場に残る)

その進化したフォロワーを進化したフォロワーで倒す(場に残る)

 

というのが基本的なサイクルになっています。このサイクルがあるからこそ、それを崩すことの出来る高い体力を持ったカードや火力を飛ばせるカードが重要視されるわけですが、エンシェントエルフもまたこの「サイクル破壊カード」です。

 

具体的に言うと先行の4ターン目でフェアリーを3枚巻き込んだエンシェントエルフを出したとしましょう。3枚戻したので5/6になります。この5/6というサイズは、一般的な4コストの進化後のサイズです。強力な効果を持つ4コスト進化シリーズでさえ、5/6というのは突破できないサイズです。

 

どう頑張っても相手のプレイヤーは、

 

  • 進化を使ってエンシェントエルフと相打ちする
  • 無視して次のターンに5点食らうのを受け入れる、またはフォロワーを倒されるのを受け入れる

 

この二択を迫られることになります。多くの場合、5点は許容できない数値なので進化を使って相打ちをすることになりますが、この時点でとんでもないアドバンテージを取っていることにお気づきでしょうか。

 

相手の進化権(EP)を使わせた上、相手の進化後のフォロワーを破壊しているんです。相手の進化権を1回使わせて場に何もいないなら、それはもう先行のタダ得です。エンシェントエルフの強みは、相手に進化を強制させて、その進化したフォロワーと相打ちできる部分にあります。

 

 

シャドウバースにおいて、暴力は正義です。そして相手を黙らせるだけの“暴”を、このエンシェントエルフは持っています。

 

 

まとめ

  • からあげ君は僕にくだらないリプライを送っている暇があるならバイトをするかお年玉を前借りしてエンシェントエルフを作れ

 

以上です。ついでにこれを読んでくださった皆様に、エンシェントエルフがすごいカードであることが伝わっていれば幸いです。

 

告知

twipla.jp

 

明日ここにお邪魔します。今回は満員御礼で残念なことにもう募集していないみたいなんですが、定期的にイベントをやったり、普通に通常営業していたりするので、お近くの方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。これは癒着です。

 

それじゃあまた。

 

今夜わかる!冥府エルフデッキの使い方

ご無沙汰しております。ちょもすです。

 

AA0に上がりました

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なんとかAA0に上がりました。やっぱりアリサちゃんなんですよね。ベータテスト時代から僕がアリサしか使わなかったことはあまりにも有名ですが、努力の甲斐あって昇格できて嬉しい限りです。

 

今回は巷では扱いが難しいとされる冥府エルフについて、プレイガイド的なものを書いてみようと思います。実際かなり特殊な運用を求められるデッキですが、要点を抑えてしまえば「特別うまくはないが使い方はわかっている」レベルに到達するのはそう難しくはありません。今回はその「特別うまくはないが使い方はわかっている」レベルになるための、要点を書き出した記事になります。

 

デッキレシピ

wiki.denfaminicogamer.jp

 

マリガン

どんな相手でも丸い:フェアリーサークル、フェアリーウィスパラー

対ミッドレンジ~コントロール相手:収穫祭

対アグロ~ミッドレンジ相手:森荒らしへの報い、ベビーエルフ・メイ

1~2PPのフォロワーとセットで:エンシェントエルフ

 

こんな感じでやっています。正直マリガンだけはマジで難しいので、どんなのがいいのかな~とか考えながら、試行錯誤してください。僕もまだその段階です。

 

冥府エルフデッキの勝ち方

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  1. フェアリーでちまちまと点をとりつつ、リノセウスを自然の導きで使いまわして高火力を出して勝つ【リノセウスパターン】
  2. 冥府への道を条件を満たした上で1~2枚張り、とどめを刺したり“詰み”の状態にする【冥府パターン】

 

主な勝ち方はこの二つです。他にはエンシェントエルフの処理を相手がてこずってそのまま勝つパターンなんかもありますが、ここでは省略しています。まずはとにかく二つの勝ちパターンがあることを認識しましょう。

 

対戦相手のクラス別勝ち方

対戦相手のクラス別に、上に書いた二つのパターンのうちどちらを選択するべきかを以下に書きました。1が【リノセウスパターン】、2が【冥府パターン】です。

 

もちろん手札によってそうならないこともままあるので、「この相手の時はこれを狙いたい」くらいのテンションで覚えてください。

 

エルフ→1.2

ロイヤル→2

ウィッチ→1

ドラゴン→1

ネクロマンサー→1.2

ヴァンパイア→1まれに2

ビショップ→2

 

これがわかると何が変わるかと言えば、カードの使い方が変わります。例えば2の冥府パターンを目指す場合には、リノセウスは対戦相手のフォロワーと1:1交換をするために使って大丈夫です。

 

逆に1のリノセウスパターンを狙う場合には、リノセウスを1:1交換に使ってはいけません。フィニッシャーですからね。

 

対戦相手のクラス別フェアリーの使い方

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あれやこれやの手段で手札に加わるフェアリーですが、このカードの使い方を間違えるとこのデッキは勝つことができません。このカードも主に2つの使い方があります。

 

  1. 横に対する除去が弱いクラスに対して展開し、盤面を取ったり点数を取ったりする【戦闘パターン】
  2. 新たなる運命の水増しに使う【水増しパターン】

 

あとは

  • 各種コンボカードの条件達成のために使う

 があるんですが、これは話が難しくなるのでここでは無視します。

 

上に挙げた二つの使い方がフェアリーにはありますが、これは相手のクラスによってその使い方を分けましょう。例によって【戦闘パターン】が1、【水増しパターン】を2として、相手のクラス別にどうやってフェアリーを使っていくかの目安を作りました。例のごとくあくまで「目安」ですよ。

 

エルフ→1.2

ロイヤル→1

ウィッチ→2

ドラゴン→1

ネクロマンサー→1.2

ヴァンパイア→1

ビショップ→2

 

冥府エルフがうまく使えないという人は、ここで躓いている人が多いと思います。 どんな相手にもフェアリーを全力展開していないでしょうか。フェアリーの使い方は相手次第で変化させる必要があり、「新たなる運命を8枚で打ちたいからここはフェアリーを出さない」というプレイもまた出来るようにようになる必要があります。

 

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△手札のフェアリーの山も、デッキトップが新たなる運命なら宝の山。

 

 

新たなる運命は手札8枚で打つ

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フェアリーの使い方の話から繋がってくるところですが、新たなる運命は可能な限り手札が8枚の状態で打ちましょう。新たなる運命を6枚で打った時と8枚で打った時は、圧倒的にその後の手札の質が違います。墓場を肥やす意味でも、手札の質を確保する意味でも、新たなる運命は渋って渋って8枚打ちが基本です。

 

序盤に冥府への道が3枚来てしまった時も例外ではありません。冥府への道の勝ちに未練を残して、冥府への道→新たなる運命7枚打ち等は愚の骨頂です。場に出てしまったおっさんはなんの役にも立ちませんが(むしろ邪魔)、新たなる運命で捨てれば手札が1枚増えます。手札1枚の重みは言わずもがなです。1枚増えるだけでも、リノセウスで勝てるパターンの手札になっている確率は十分に上がることでしょう。

 

なお、墓場が20枚くらいある時に冥府への道から新たなる運命を7枚打ちするのはもちろん間違っていません。が、逆にこっちが例外なので、勝ちが絡む時以外はやっぱり8枚打ちを意識するのが良いでしょう。

 

新たなる運命の打ち所

新たなる運命は8枚で打つのがいいのはわかったとしても、手札に捨てたくないカードがあって新たなる運命を打つか迷うシーンというのがあると思います。

 

ずばり、新たなる運命の打ち所は、「手札がゴミカードだらけになった」時です。手札の中にまだ使いたいカードがある時は、手札が8枚で新たなる運命を持っていたとしても、新たなる運命は打つべきではありません。

 

そういう意味で一番理想的なのは、フェアリー7枚を抱えた状態で打つ新たなる運命ですね。

 

冥府直前の墓場稼ぎ

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このゲームは手札を9枚以上持とうとした時、持とうとしたカードは手に入らず墓場に送られます。このシステムは冥府エルフを使う上でかなり重要なシステムで、悪用ができます。

 

冥府の30枚モードに入れるかどうかという時、活躍するのがフェアリーサークルです。このカードは手札8枚の状態で打つと、

 

スペルを打ったので+1

2枚加えるうち1枚のフェアリーが溢れて墓場に送られるので+1

 

と、1PPで2枚の墓場を稼ぐことができます。あまりにも神カードです。冥府を決めにいく新たなる運命前にこのカードが手札にあるなら、必ず打ってフェアリーを無駄に1枚墓場に送りましょう。

 

他にも、手札が7枚の状態でフェアリーウィスパラーを出すとフェアリーが1枚溢れて墓場に送られたり、運命の導きのワンドローを溢れさせて墓場+2ができたりするので、冥府前にこれらのカードを無駄打ちして墓場を増やせることは覚えておきましょう。

 

 

リノセウス算

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リノセウスを自然の導きで手札に戻して何度も攻撃するパターンは、いちいち計算するのがめんどうくさいので、PPごとのMAX値をなんとなくでもいいので覚えておきましょう。以下に書いた表は必要PP、リノセウスが殴る時の攻撃力、最終的な打点、の順番で書かれています。

 

リノセウス+自然の導き

(手札には無限に1PPのカードがある想定)

5PPは1+3で4点

6PPは2+4で6点

7PPは3+5で8点

8PPは4+6で10点

……

 

リノセウス+リノセウス

(手札には無限に1PPのカードがある想定)

4PPは1+2で3点

5PPは2+3で5点

6PPは3+4で7点

7PPは4+5で9点

……

 

リノセウス+リノセウス+自然の導き

(手札には無限に1PPのカードがある想定)

7PPは1+2+4で7点

8PPは2+3+5で10点

9PPは3+4+6で13点

……

 

 

比べて見ればわかりますが、1PPのスペルを打ちまくってリノセウス+リノセウスするのが最も簡単で最も高火力です。

 

実際は手札に1PPのカードがフォロワーしかなく、場が埋まっていて出せなかったり、相手に守護持ちのフォロワーがいたり、1PPのカードが無く2PPのカードを出さないといけなかったりするので、実戦ではこんな綺麗に決まるわけではありません。

 

ですが、例えば9PPのリノリノ導きは13点(進化で15点)がMAXだとわかっていれば、相手の体力が16の時には「このターンは勝てないから、盤面を処理するか少し削りに行くか」という切り替えを素早くでき、その先の思考に時間を多く費やすことができます。

 

細かく覚える必要はないので、自分のターンに「これは削りきれないから無理」なのか、「これは届いてるくさい」かの判断を素早くするために、この辺りの数字をざっくりと覚えておくことをおすすめします。

 

 

まとめ

・相手によってリノパターンと冥府パターンを使い分ける

・相手によってフェアリーの使い方を使い分ける

・新たなる運命は8枚で打つ

・手札に使いたいカードがある時は新たなる運命は8枚でも打たない

・冥府直前の墓場稼ぎテクを使う

・リノセウスの算数はめんどくさいからMAX値だけ覚えておく

 

 

 と、今夜使うために必要そうな要素を羅列してみましたが、いかがでしたでしょうか。正直難しいところが多すぎてできるだけ簡単に書くのがむちゃくちゃ大変でした。

 

ここがわからない!みたいなのがあればコメントかTwitterあたりで投げてもらえれば、気が向く質問だったら答えられると思うので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

それじゃあまた。