chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

オリンピックに出場するジャイアンの話

ちょもすです。昨日のCoJ界隈のTwitterは

 

 

こんなツイートを発端に盛り上がっていまして、いやいやさすがに50万も取ったし僕のことを書いた人もいるに違いないと「ちょもす」でTwitter検索をかけたら

 

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僕とは全く関係のない岡山県のWLWプレイヤーの一騎打ちちょもすさんが【定期】死ねと書かれたツイートを発見しただけで、やるせない気持ちになりました。

 

オリンピックに出場するジャイアン

これを受けて僕は「やっぱり僕のCoJは客観的にみてもうまくないよなあ」「自分でもそう思うしなあ」と悲しい気持ちになりましたが、それと同時にちょっと考えたことがありました。

 

CoJオタクの皆様はご存知の通り、僕はCoJがあまりうまくありません。いや、平均から見ればプレイできるほうだと思うんですけど、“オリンピックにはなんとか出場できるけど吉田沙保里には絶対勝てない、でも文章はそこそこ書くジャイアン”みたいな感じだと思うんです。メダルはさすがに無理かな、みたいな。で、そこそこ文章を書くジャイアンがあまりにも少ないからなんだかんだ重宝して頂けているというか。

 

それってCoJの頃からこのブログを見るような人達はもう前提としてわかってると思うし、僕もそのつもりで書いてるんです。それはいいんですよ。問題は、最近ありがたいことに増えているシャドウバース界隈の人々にそれをどうやって説明すればいいのかっていうところで。Twitterのbio欄に「吉田沙保里には勝てないジャイアンです」って書いてもただ頭のおかしい奴じゃないですか。その文脈をどう理解してもらったらいいんだろう、というところで結構困ってます。

 

おそらく地道に、シャドウバースでもそういう記事をたくさん書いてそういう奴なんだなって解ってもらうまで書き続けるしかないと思うんですが、今そこにリソースをそんなに裂けるかっていわれるとなかなか難しい。

 

そういった中で、例えばニコニコ生放送で「Masterランクのプレイを見にやってきた」みたいな人とは齟齬が起きてると思うんですよね。ぼくは金メダルもまあまあ目指しつつも、オリンピック出場できるだけでそれなりに満足しちゃう人間なんですが、流れを見てると「金メダル狙って毎日8時間トレーニングしないとかバカにしてんのか?」的なことを結構本気で言ってる人がいたりするんですよ。それは誰が悪いとかじゃなくて、齟齬が起きているだけなんですよね。

 

Masterランクの罠

現状のシャドウバースのMasterランクには、ジャイアンと吉田沙保里が混同している上で、それを同じくくりにされています。ぼくはあきらかにジャイアンだし、ちゃみはあきらかに吉田沙保里なんですよ。それは横でプレイを見ているだけでわかる。ただそれは、現状のランクシステムでは図ることができない。

 

その上で厄介になってくるのが、スマホゲーの文化らしい「○○式○○デッキ」とか、「Masterランクの超上級者が語る!!」みたいな記事とかで、もう僕のタイムラインもすごいことになってるわけですよ。

 

実際中高生とかリテラシーが高くない層を刺すのはそういう見出しとか文章だと思うし、そういうのが求められてるとは思うから、僕もそういう見出しをつけることがあります。でも、われわれオタク文化育ちのオタク星人だとちょっと穿った目でそういうの見ちゃうじゃないですか。「こいつジャイアンのくせにイキっとるが……」みたいになっちゃうわけですよ。このジレンマがすごい。僕はジャイアンだし、ジャイアンであることを前提にして話したいけど、ジャイアンであることを伝えるのがむずかしい。

 

CoJで「これがランカーちょもすのちょもす式紫単です」って僕レシピ張ったら3秒でOGRに叩かれるし、mondialに鼻で笑われるわけですよ。それって僕にとっては居心地がいいことなんですけど、シャドウバースはそれよりももっと受けの広いゲームだから、「ランカーちょもすのちょもす式冥府エルフ」が正しくもあると思うんですね。いやあ、難しいですね。ほんとう。

 

僕がこのブログに書いていくのは、これからもオタク文化育ちのオタク星人に向けたオタク語満載のオタクブログであろうとは思います。が、異なる文化が乱れるシャドウバースの立ち回りは中々難しいなあ、という話でした。特にオチはありません。

 

 

それじゃあまた。

 

CoJはやっぱり珍獣が面白い

ご無沙汰しております。ちょもすです。

 

昨日1000000000年ぶりにCoJをプレイしました。なんでプレイしたかというと、今回のレギュレーションのイベントがやりたかったからです。

 

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一見制限がないだけのただのフリー対戦に見えますが、その実は狂気のレギュレーションです。ちょっとでもCoJをやったことのある人が今から僕の張るデッキレシピを見てれば、その狂気をすぐに理解できることでしょう。

 

デッキレシピ

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公式ブログでも解説されていましたが、SPカードに変換されてしまった過去カードをEXカードパックで改めて入手することによって、該当するカードを6枚まで入れることができます。簡単に言うとVer1.1の珍さんが6枚入る狂気のルールです。このデッキを組みたいがために、僕は60000AC費やしました。しかしそれでも足りなかったのでそこはトレードで補いました。

 

このデッキは裁きのマーヤかファンガスガールを出されるとその時点で詰むかなりロックなデッキですが、そこに特化しているだけのパワーがあります。先行なら3T、後攻なら2Tでほぼ7点を削りきれる、全盛期のKP統合も真っ青の神のデッキです。鎌+CP増加+OC珍出しつつ二週目突入→庭庭庭庭庭→無限のOC珍といった要領でほぼ無限に加点できるからです。

 

まだ間に合うのでACを全投入して是非イベントでやってみてほしいと思います。このデッキをプレイすることで、僕はCoJの何処に面白さを感じてたかを再確認できたほど、CoJの面白さが詰まっているデッキです。

 

試合中にデッキを作るのが面白い

僕がCoJのどういうところが面白いと感じていたのかと言えば、試合中にデッキが作る部分を特に面白いと感じていたんだと思います。念のため言っておきますが、これはサーチカードを駆使して残りのデッキの状態をよくしておく、という意味です。昔そういう記事を書いたのでよければこちらもご覧ください。

 

chomosh.hatenablog.com

 

例えばさっきのデッキを例に挙げてみましょう。

 

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デッキに入っている6枚のデビルウィンナー(ウィンさん)のうち、2枚を先行1Tに出して1枚が手札、残り3枚がデッキにあるとします。

 

次のターン、デビルウィンナーを庭で2枚ドローしたとしましょう。残りのCPは0です。そのとき、デビルウィンナーをどのようにオーバーライドさせるべきでしょうか。

 

答えはLv2→Lv2です。なぜなら、ここでLv3のデビルウィンナーを作ってしまうと、最後の1枚のデビルウィンナーを手札に引き込んだときに腐ってしまうからです。

 

そのときLv3を出してLv1ウィンナー(デッキのゴミ)を引き込んで戦うのは論外ですし、Lv3ウィンナーを手札に抱えるにしても、最後のデビルウィンナーをオーバーライドに使うとデビルウィンナーをLv2に下げないといけなくなります。そうなればデビルウィンナーがアタックするために二週目のウィンナーを1枚必要としてしまうため、一週目の動きとして完結しておらず、不確定な要素に頼ることになります。だったらオーバーライド前提のLv2にして手札であたためておくほうがいいだろう、ということです。

 

2週目戦略を取る上で、綺麗にデッキを回す=カード1枚1枚に役割を持たせることは非常に重要です。それはアリアンの時もそうでしたが、狂犬絡みだったりカパエル周りでちゃんと回さないと2週目にいくためにロスが発生します。このイベント専用珍獣はそういう部分がしっかり出来ているか問われるので、ただのクソゲーなだけではなくプレイしていて本当に面白いデッキでした。

 

健全ぶってe-sportsを目指すのはやめよう

最近のデジタルTCGは簡素化してライトな感じが売れていますが、CoJはこの二週目とか試合中のデッキ作りとかわけのわからん独自の概念をもっと押してほしいなと思うし、それだけで十分複雑なんだから、デストラクションスピアとか人の業とかそういうママに頼んでいじめっ子をやっつけるみたいな陰湿なカードを全部削除してほしいと思いました。

 

別にCoJをe-sportsにする必要はないと思うんですよ。そんな方向でやったってB社かC社かW社に札束で殴られて死ぬしかない。屋田さんは絶対e-sportsを目指してこのゲームを作っていなかった。だから目指すのはJ-sports。漢と漢の、珍さんと珍さんの殴り合いだよ。

 

 

 

イベントレポートと老害発言でした。

 

それじゃあまた。

 

【ネタバレ】『君の名は。』ぼくは生まれ変わっても神木隆之介にはならない

ご無沙汰しております。ちょもすです。今の状態は鬱です。

 

なんで僕がいまやるべきことをほったらかしてこんなブログを書いているかといえば、そりゃあもう『君の名は。』を昨日の夜に見て、はじめて迎える朝だからです。

 

タイトルにも書いてありますがネタバレを存分に含みます。ぼくはこの映画を万人に見ろと薦めることはしませんが、そういうのを気にする人は今すぐ映画館に行ってきましょう。神木隆之介ファンの女子の波に揉まれながら。

 

ぼくは瀧くんではなく、神木隆之介でもない

 

いやね、もうそこに尽きるんだよ。映画そのものは絵も綺麗だし、話も予定調和で終わるし、決して悪い映画ではないと思うんです。見た後に出てきた感情は、少なくとも決してトリンドル怜奈の『リアル鬼ごっこ』をみたときのそれではなかった。

 

movies.yahoo.co.jp

 

ただ『言の葉の庭』を見たときにあったような、心に響くものがあまりなかったのはなんだったんだったのかって考えると、どうも瀧くんに原因がある気がするんですよね。

 

この映画って、瀧くんが放課後に男三人でカフェに行って店のデザインをどうこう語るような、あるいはオシャレ係数が爆発しそうなレストランで働いているような“東京のイケメン高校生”だったから、三葉ちゃんが好きになったと思うんですよ。

 

ぼくは産まれて26年間東京で暮らし続けてるけど、放課後にカフェに行ったことはないし、高校時代に三国志大戦のゲームデザインに思うことはあっても、カフェのデザインについて思うことはなかった。

 

『言の葉の庭』の主人公は冴えない坊主だったから、ぼくの人生がなにか間違っていたらこうなっていたかもしれないという気持ちになった。けれども、ぼくは多分何度生まれ変わっても瀧くんにはならない。というか神木隆之介にならない。だから三葉ちゃんはかわいいと思うけど、ものすごく遠い存在でしかなくて、彼らのやりとりを見ていても「うらやましいなあ」という感想にしかならなかったんだよ。

 

物語序盤の「イケメン高校生だったらなあ~」の三葉ちゃんのくだりからもうそういう気持ちになってしまったので、やることなすことこいつらはアホなんじゃないかという、粗探しモードに入ってしまった。

 

忘れないように手のひらに名前を書きあおうって流れの中で「すきだ」って書くの完全にサイコパスだし、3年の時間差があることをネット上の日記書いてて気づかないのはどんだけ画面を見てなかったんだとか、そういうのですよ。別にね、都合のいい展開が嫌いなわけじゃないですよ。でも、彼らは本当に物語にとって都合のいいところだけ忘れるし、やってることがアホ丸出しなのになんだかんだ成功してしまうのを見ると、「やっぱりイケメンと美少女ってすげえんだなあ」とかそういう感想になってしまうよ。穿ったオタクとしてはさ。

 

僕が最近の「ダメな主人公/完璧超人な主人公がハーレムを形成する」オタクアニメに毒されすぎているのかもしれないけど、そのことを自覚した上でも、ぼくは瀧くんにも、神木隆之介にもなれないと感じる。ティアマト彗星が近づいて美少女と体が入れ替わっても、僕が一方的に美少女を救おうとして失敗する未来しか想像できないもの。

 

一番のツボは変電所の爆発シーン

そんな中唯一僕は噴き出してしまったのは、おっぱいを揉みまくる三葉ちゃんに対する妹のリアクションではなく、先輩にかわいげな裁縫をするシーンでもなく、変電所が爆発するシーンだった。火力がすげえ。

 

高校生の爆弾だし停電させるくらいのものだからそこまで大規模じゃないと思っていたのに、いざ爆発したらラピュタの雷みたいな爆発の仕方をするから思わず噴き出してしまった。そのことを上映後に知り合いに話してみたら、「あそこで笑う奴はさすがにサイコパス」とか言われて非常に不服でした。どう考えても一番面白い。全然印象に残ってない人は二度目を見にいってぜひ注視してみてほしい。火力が異常だから。ぼくがぱっと連想したのはACスレイヤーのビッグバンアッパーだった。

 

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RADWIMPSはすげえ

RADWIMPSっていうと「おれの流れるようなイングリッシュを聞け」みたいなイメージがあってそこまで好きではなかったんですけど、この映画のRADWIMPSの楽曲は素直にすごいなと思いました。めちゃくちゃ合ってるしね。

 

音楽が流れはじめるだけでテンション上がるもんな。もっと聞きたいってなるし、どれだけ瀧くんと三葉ちゃんがアホでも、千駄ヶ谷~代々木間ですれ違ってあまりにも運よく出会って「“むすび”があればこの世の出来事は全部丸く収まるんじゃねえか???」とか内心キレそうになってても、最終的に“なんでもないや”が流れてきて「やっぱりRADWIMPSなんだよなぁ~」ってなるのはすげえよ。音楽の力を久しぶりに感じた。

 

 

総評

生きることは、つらく、きびしい。

 

 

 

それじゃあまた。

 

 

老害に伝えたいCoJVer2.0EX1の魅力

文句を言ってもやりたくなるのがCoJ

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 ©SEGA

 

なんやかんやと言われながらも、そして僕自身も思いながらも、カードが出ればやりたくなるのがCoJオタクの性です。今日まで全然やる気のなかったVer2.0EX1を遊んできました。

 

画像はわざわざ張るまでもない僕の日常の一部ですが、いや、なかなかこのゲーム、よくできていますね。

 

公式生放送中にOGRと対戦していて思ったことは「このゲーム勝てなくてつまんねえ」ということでしたが、今日思ったことは「このゲーム勝てるからおもしれえ」ということでした。友達と対戦相手は選ぶことが重要です。皆さんよく覚えておきましょう。

 

Ver2.0EX1は紫単を使え

 

まず前提として、紫単を使いましょう。環境が煮詰まったらどうこうとか、使いたいカードがあるんだ、みたいな話をまずはおいておくとして、環境初期の今は紫単が一番このゲームを楽しめると思います。上は電撃アーケードに出始めてから発言が攻撃的になってきたプレイヤーのmondialさんの構築で、これがよくできているのでこれをベースに話を進めていこうと思います。

 

デッキの回転力がすごい

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 ©SEGA

 

これは上のデッキ画像から「効果が発動した時にカードを1枚引く」能力を持ったカードを赤枠で囲ったものです。数えてみたらなんと22枚もありました。デッキの半数以上が出したとき/発動したときに山札からカードを引く能力を備えているので、よほど無理な軽減をしない限り、安定してデッキを回すことができます。

 

これらのカードには「紫ゲージが3以上ないと効果が発動できない」的なことが長々とテキストボックスに書いてあるものもありますが、特に気にせず無視して大丈夫です。「紫ゲージが3以上あるなら」という条件は「あなたがむっく(CoJ開発チーム)にむかついたことがあるなら」くらいの条件なので、基本的には達成しているものです。

 

意気投合(発売後三日で禁止)から始まった“ドローする楽しさを伝えたい”という運営方針が、またここにきて前に出てきたかなという感じがします。特別珍獣ユニットが多いわけでもない普通のデッキですが、長期戦を見れば普通に一周するデッキなので、プレイしていてストレスがありません。本当にこんなにドローしていいのか不安になるくらいドローしますが、いいんです。それがVer2.0EX1の魅力ですから。

 

混沌神カオスがすごい

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©SEGA

 

カード個別にみても、Ver2.0EX1の紫の追加カードはネジが一本抜けてるものが多いです。まずは混沌神カオスのテキストを見てみましょう。

 

■無限の混沌
[▲5]このユニットがフィールドに出た時、あなたの紫ゲージが5以上の場合、対戦相手の全てのユニットに8000ダメージを与える。あなたの紫ゲージを-5する。
■空間断絶
[▲2]このユニットがアタックした時、あなたの紫ゲージが2以上の場合、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを対戦相手の手札に戻す。あなたの紫ゲージを-2する。
このユニットが破壊された時、あなたの紫ゲージを+2する

 

……▲とか紫ゲージとかよくわかりません。

 

ということで、僕がこのカードの効果を最近のCoJをやっていない人に説明するとすれば、

 

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これと、

 

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©SEGA

これです。

 

こいつらが合体したのが混沌神カオスです。どうみてもみんな怒りそうでしょ。だからすごいんです。カオス。見た目もすごければ効果もすごい。

 

 

悪意のプレリュード

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 ■悪意のプレリュード
[▲3]あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたの紫ゲージが3以上の場合、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに5000ダメージを与える。あなたはカードを1枚引く。

©SEGA

 

あとこのカードもかなりすごいと感じます。最初期からこのゲームをやっている人にはわかると思いますが、あるインターセプトを使った珍獣デッキが流行った時があったんですね。

 

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■ブロウ・アップ
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたのユニットと対戦相手のユニットをそれぞれ1体ずつ選ぶ。それらに5000ダメージを与える。

 

ブロウ・アップですよ。当時のBPラインは5000が基準だったので、主力ユニットが相手の珍獣と交換された上に、残りの大量の珍獣が顔面に突っ込んできて、もうそりゃあ素晴らしいゲームだったんですけど。

そのブロウ・アップが、ですよ。

 

・味方に5000ダメージを与えなくてもよくなって

・ワンドローがついた(!?)

 

この状態で使えるのかなりすごい。環境がインフレしたとはいえ、あれだけみんな口を揃えて「ブロウ・アップ素晴らしすぎる。死ね」とかTwitterで言いまくってたあのカードがワンドローがついて戻ってきた上に、名前が悪意のプレリュード悪意あるよこれ。

 

むっくのプレリュード、僕たちも奏でるしかないでしょ。

 

 

まとめ

・Ver2.0EX1はプレリュード奏でていけ

 

いったいなんの前奏曲なのか、それはまだ誰も知る由もありませんが、EX1は紫を使う分にはロックなゲームです。別にセガからお金をもらって書いているわけでも、圧力をかけられて書いているわけでもありませんが、カオス揃えて遊んでみたら意外と面白かったと伝えておくことにします。

 

 

それじゃあまた。

石器時代からカイリュー使いだった男の世田谷公園攻略&レポート

僕とカイリュー

僕がドラゴンつかいのワタルの子孫であることはあまりにも有名ですが、ポケモンGO、皆様お楽しみでしょうか。

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▲してんのうのたいしょう、ドラゴンつかいのワタル。ポケモン金銀では使用ポケモンの6匹中3匹がカイリューという生粋のカイリューオタクでした。

 

祖父、ワタルと同様に、僕も生粋のカイリュー使いです。

 

僭越ながら僕のポケモンとの歴史を語らせて頂きますと、小学生時代に赤緑に触れ、BWが出た当初くらいにはレーティング対戦に触れ、スカーフガブリアスでふざけたポケモンを葬っていました。

 

当時のカイリューはマルチスケイルというとくせいもなく、かなりふざけたポケモンだったので使うことはありませんでしたが、ガブリアスもカイリューもドラゴンポケモンだし、600族だし、実質一緒なのは皆さまの共通見解かと思います。

 

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▲ためしにホワイト2を起動したらまだ名残が残っていました。ガブリアスは実質カイリュー。

 

そんなカイリュー愛に溢れた僕ですが、どうやらカイリューがポケモンGO界ではかなりの厨ポケモンのようで、各地のジムでシャワーズ、カビゴンに並び居座っていることの多いポケモンです。

 

なるほど、カイリュー使いとしてのおれの実力を発揮するときがきたようだなと思っていたあるとき、Twitterを見ていると、とある情報が流れてきました。

 

 

これは最近のツイートですが、数日前から「世田谷公園にミニリュウの巣があるらしい」という情報はチラホラと聞こえていました。世田谷公園。なるほど。僕の家からチャリでいける公園です。

 

世田谷公園を攻略する

結果から言いますと、2日にわたり5時間ほど世田谷公園を歩いた結果、無事カイリューを作ることができました。

 

 

世田谷公園からは確かにミニリュウがたくさん出ます。よってこれから都内でカイリューを作ろうという人は世田谷公園にお世話になることもあるでしょう。そんな人のために、夜の世田谷公園でカイリューを作った僕からいくつかのアドバイスをお届けするという非常にニッチな内容が今回の記事です。

 

道のり

僕は家から自転車でいけるので問題ないのですが、電車で来ようとすると絶妙にアクセスしづらい場所に世田谷公園はあります。

 

Google マップ

 

池尻大橋と三軒茶屋の丁度真ん中という絶妙な位置にあるので、駅から少し歩くことになります。めんどうですがカイリューのために我慢しましょう。

 

三軒茶屋駅は田園都市線の急行が止まるので三軒茶屋駅から向かうとして、国道246号線を池尻大橋に向かってまっすぐ歩き、国道420号線にぶつかったら右に曲がります。

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▲ここで右に曲がる。

 

少し進むと交番があるので、それを左に曲がれば世田谷公園です。というかポケモンオタクがいっぱいいるのでなんとなくそれらが湧き出る方向に向かっていけば着きます。一番大事なのは、カイリューを作りたそうな顔をしているポケモンオタクを見抜く目です。

 

状況

僕が初めて行った先週の土曜日(07/23)の時点でもかなりにぎわっていて、閑静な住宅街が大変なことになってしまったと感じていたのですが、昨日(07/25)はもっとすごいことになっていました。

 

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▲満S。 

 

特別見所があるわけでもない公園、夜なのに満車です。撮影時は20:00くらい。ちなみにここの駐車場は21:20になると閉まって車が出せなくなります。

 

さすがにこれは圧を感じざるをえませんでした。ここそういう公園じゃないからね。つくし野フィールドアスレチックとかならまだわかるよ。でもこれ、世田谷公園ですよ。真っ暗なのに満車なのやばいでしょ。カイリューがここまで人を動かすのかと思って震えました。

 

中に入っても衝撃は続きます。

 

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▲お祭り。

 

たしかにね。SLとか線路とかもあって、子供心くすぐる感じで子供の頃にちょっと遠出して連れてきてもらうとすごく興奮してましたけど、でもこういう公園ではないんですよ。少なくとも夜はジョギングコースを走る人がいるくらいの静かな公園だったと思うんですけど、いやあすごい。人間を動かすのはカイリューです。カイリュー。政治家でも、インターネットでもなく、ドラゴン、ひこうですよ。

 

そこかしこからポケモンの話が聞こえるし、謎の外国語を話すアジア系の外国人が「レンタルモバイルバッテリー 100円」とか張り紙を置いて謎の商売を始めてるし、あと何よりくさい。カードゲームショップの特有の臭いがところどころから漂っていました。

 

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▲ブラックはウォーキングに適さないらしい。

 

自販機もこんな感じ。今日の時点では生きてる自販機もいくらかありましたが、飲み物は必ず持参しましょう。カイリューを捕まえても熱中症で倒れたら意味がありません。

 

あと、食べ物系の店も住宅街にある公園なので国道に戻るまでありません。そのへんも駅周辺で済ませておくことをおすすめします。

 

攻略

まだ5時間ほどしか通い詰めていませんが、現状でわかったことをいくつかお伝えしておくので、これから行く人の参考になればと思います。

 

ルート

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▲読みづらいですが右上の円形は「飽きたら拾う」と書いてあります。 

 

矢印で示した5ヶ所のポケストップをループしているだけで1週するのに5分くらいかかるので、無限にアイテムを回収しつつミニリュウを捕まえることができます。ここをループしましょう。奥の3個のポケストップも最初は拾っていたんですが、数字で示している3の矢印のあたりでのミニリュウの出現率が高かったので、省略することにしました。

 

また、座りながらミニリュウを捕まえることで歩くことをサボれないか色々試行しましたが、結局ダメというのが今のところの結論で、歩いていたほうが効率が良いと感じます。ポケストップの外側も外側みたいなところにミニリュウが沸いていて、そういうのって歩いていないと拾えないんですよね。卵の孵化も考えれば、歩かない理由はないと思います。

 

ポケストップ

たかだが5時間程度の試行ですが、2と3の間にあるポケストップ周辺でのミニリュウ発生率は他のポケストップに比べて高かったように思います。歩くのをサボりたい人の多くは1と4の矢印の間にあるダブルストップを拠点にしていましたが、あのあたりはドードー地獄になりやすいので全くおすすめできません。人が多くくさいだけの地帯なので、ちょっと休みたいと思った場合には2と3の間のポケストップで休憩することを、僕からは強くおすすめします。

 

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▲休むならこのブランコ周辺がおすすめ。たまに親子でGO勢が遊んでいるので、ブランコに乗るのはおすすめしません。

 

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▲ドードー地獄。

 

 

 まとめ

「ここにミニリュウいるって聞いたからきてみたんだよね!」ってチャラそうな男が一人できてる女の子に話しかけてちょっと盛り上がっているのを見て、そういうスキルとそれをブログに書き上げるスキルと、どっちが欲しいかなって考えたら前者だなって思いました。

 

それとは別に、二人で手を繋きながら僕の前を歩いてミニリュウに一喜一憂するのもやめてください。何度でもいいますけど、ここは、世田谷公園ですから。

 

 

 

それじゃあまた。