DQRのオフ会に行ってきた話
ちょもすです。
先日、といっても大分前になっちゃいますけど、Yanakenさん主催のDQRのオフ会に遊びに行ったんですよ。
行った理由は実に単純で、界隈の知り合いを増やしたいなあということだったんですけど、これが色々考えさせられました。
おじいちゃん
まず大きく感じたのは、この手のオフ会において僕が「年寄り側」に回ってしまったことを自覚したこと。いや当たり前っちゃ当たり前なんですけど、今まで10数年オフ会的なものに参加してきてずっと「若者側」だったので、ああ僕は歳を取ったんだなあ、と。
ありがたいことに色んな人々に構ってもらったので、だからといって馴染めなかったわけでは全然ないんですけどね。ただ、今まで見てきた「年寄り側」の人達の景色っていうのはこういうものだったんだなあ、と、ようやく気づく時が来たというか。なんか感慨深かったですね。
それはある意味僕が想像していたよりもオフ会に来る年齢層が若かったことも意味していたりもする。リリース前の放送の時に二木さんが「若者にDQが刺さるのかちょっと不安」的なことをおっしゃっていて、まあ僕もDQあんまりやってこなかった世代だったし、それより下はDQやってない人も多いだろうから確かにな~と思ったんだけど、そこは全然杞憂だったのかな、なんてことを思った。
格闘ゲームの競技シーンなんかを見てるとその辺の感覚が狂いがちなんだけど、やっぱり対戦ゲームって基本は中学生~大学生とかのゲームですよね。ちゃんとやろうとすればプレイ時間は無限に必要だし。
ソロ
あと僕完全にソロで行ったんですよ。そしたら第二回ってこともあってある程度コミュニティは出来上がっていて、この手の奴は本当に第一回目に顔出さないとだめだよなあ、ってことを再確認しました。そこは以前からの知り合いがポツポツいたのが幸いして助けられましたけども。
屈辱さんも似たような境遇で遊びにきてたので、いい機会だから結構話したりした。特に面白かったのは「平田さんの煽りがきつい」って言いながら本当に嫌そうにしていたことと、「大昔にプロ解雇されたのってあれなんだったんですか?」って聞いてみたら「オフ会に出たらイカれた」って話を聞けたこと。
あとメディア大会で無残にも負けたu7さんもいたので「メディア大会で無残にも負けたu7さんじゃないですか」って声かけたら嬉しそうにしてた。当時は強かったテンポゼシカの回し方を教えてもらいながらも、「げんじゅつしが出るたびに『ルネさんだ!』って言ってるとげんじゅつしが本当にルネさんに見えてくる」って話をしたらすごいウケてた。
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大規模オフ
この規模のオフ会を開けるっていうのはとてもすごいことであると思うと同時に、参加者一人一人の距離感も自ずと遠いものになるので、運営も大変そうだなあと見てて思いました。10~20人の小規模なら必然的に絡まなければいけないシーンがでてきて僕みたいなコミュ障はそれに助けられる部分が出てくるけど、この規模になるとそういうのもなかなかない。
この手の企画をできる人がいなさすぎて人が集まりすぎてる部分もあると思うので、理想を言えばもっと小規模なコミュニティ形成のタイミングがたくさんあるといいんだろうなと。僕がアンテナ張ってないだけで実際はあるのかもしれないけれど。結局対戦ゲームって「楽しく遊べる環境を作れるかどうか」に尽きると思うんですよね。
DCGって2~10人くらいの気の知れた仲間同士で遊ぶのがやっぱり楽しいじゃないですか。飲み屋で突然カードゲーム対戦しだすのめっちゃ面白いしね。元アーケードゲーマー的には、立ち寄ったら誰かしらいて対戦ができたり、ランクマッチしながらああだこうだ言い合えるような、そんな場所があったら最高だなと常々思います。お酒が飲めるとなお良い。なんかそういうの実現できないのかなー。
だから大規模オフと言いながらも別に一つにまとまっているわけじゃなくて、小規模のコミュニティが一同に介している、みたいな様相を呈していたのが凄く印象的だった。そしてそれをやり遂げているYanakenさんは本当にすごいと思った。
色々な学びのあるオフ会でした。特にオチはありません。
それじゃあまた。
IamCygames
ちょもすです。
大変申し訳ないことを白状するんですが、僕って自分のブログのコメント欄を定期的に読むことってしてないんですよ。なんかのタイミングで自分の記事を読み直す時にようやく気づくときがある、って感じなんですけど。
こんな勢いのみの記事がこんなにバズってしまうの本当に業界の人材不足というか世も末なんじゃないかと思いながらケイン・コスギの記事を読み直してたんですけど、その中にかなりキレてるコメントがあったのをいまさらながらに見つけたので、ご紹介しておこうと思います。
もう本当に心の底から僕のことをバカにしてきてますよね。id:IamCygames。IDからして私はCygamesですって主張してくるの全然意味がわからないし、残念なことにあなたはCygamesじゃないんですよ。
記事内でLoLという略称を使わずに全てLeague of Legend"s"と親切に表記したのにもかかわらず、League of Legendって間違えてるのもわざとやってるんでしょうか。CygamesにはちゃんとsつけてるんだからLeague of Legendsにもsをつけてくださいよ。Cygamesを自称する割にあまりにいい加減すぎる。Cygamesはもっとちゃんと推敲してるよ。
「眉毛」と「学ぶ」で韻を踏んでる気にもなってるけど韻はまったく踏まれてない。眉毛の母音は"あうえ"で学ぶの母音は"ああう"ですよ。せめて「韻 踏み方」でGoogle検索してから僕のブログにコメントしてもらっていいでしょうか。大体"少し"韻を踏んでますってなんだよ。秩序が無さ過ぎるでしょ、IamCygames。
こういう奇跡みたいなコメント一年に一回くらいくるんですけど、いやほんと世の中広いなって痛感させられますね。狙ってやってるなら素直に表彰するので、すみやかに名乗り出ていただきたいです。
……次の新作DCGのユーザーネームは「IamCygames」でいこうと思います。
それじゃあまた。
怒り
ちょもすです。
Paragonが終了するらしいんですよ。
「ああ1~2週間くらいやったなあ……」と思いつつ、そこまでめちゃくちゃにつまらないって感じでもなかったので、なんで人気出なかったんだろうってParagonでGoogle検索してたら行きついたのがコレで。
ああいつものあれだな~と思いつつも、こういう文章好きなのでついつい読んじゃうじゃないですか。読み終わったらこの人他にどういう記事書くのかな~って気になって「前の記事」っての押してみたら、
あまりにも名人芸。
「(OWで)このゲームにおいて一番やる気がなくなる、イライラする、顔真っ赤になるのは 味方にいるチンパンジーのせい。 頼むから猿はこのゲームからいなくなって欲しい。」
の次の記事で
「俺がMOBA嫌いなのはプレイヤー民度のせい。初心者には優しく」
を書けるパワー。
まず釣りを疑ったんですけど、一通り記事を読んでみた限り釣りって感じもあまりしないんだよなあ。
いやでも、今表舞台で失われつつあるゲーマーの牙ってこういうのですよね。怒りは論理を越える。RAGE。
「台パンしました」なんて今Twitterに書いたらすぐ炎上したりしますけど、僕が山のように見てきた台パンと台蹴りはなんだったんだろうなって最近思ってます。
ちょもすでした。
それじゃあまた。
ケイン・コスギとゲーム興行
ちょもすです。
Perfect Body
ケイン・コスギの配信、ほんとに面白かったんですよ。League of Legendsやってない人でも面白いんじゃないかってくらい。
ケインコスギが普通にLoLやってるだけでめっちゃ面白いしJayceでLv2オールインしても全然ダメージでてないのも面白いしサブスクの発音もめっちゃネイティブで面白い
— chomosh (@chomosh) 2018年3月8日
ケイン・コスギが真顔でLeague of Legendsやってるだけでもうなんかすごい面白いんですよ。あのケイン・コスギがめっちゃ真顔で「カチカチカチカチカチ……」ってLeague of Legendsやってて。サブスクの「Perfect Body」はめっちゃ流暢だし、荒らしが出てくると「荒らしは池谷の嫌がらせ」みたいな感じで池谷の陰謀論が流れるコメントも面白いし、ときおり「去年のLeague of Legendsのイベントは年末の跳び箱より緊張した」とか小粋なジョークも挟んでくるのも面白い。
やられても笑顔で楽しそうにしてて嫌味がないし、非の打ち所のない神配信。これからも定期的(木・土の20:00~)にやるっぽいのでこの配信を楽しく見るために全人類は今すぐLeague of Legendsをやるべき。ケイン・コスギのためにLeague of Legendsをインストールしろ。
芸能人パワー
そんな配信を知り合いと見ていたんですけど、そのとき何気なしに知り合いの一人が「やっぱ芸能人ってすげえんだな」的なことを言ったんですよ。その時は確かに芸能人ってすげえんだなーってなんとなく思っていたんですけど、よくよく考えるとそうじゃないんですよね。
芸能人の人がゲーム配信に挑戦して全然面白くなかったパターンなんて山ほどあるというか、芸能人の人がゲームしてる姿とかってオタクの僕らからすると残念な感じになることがままあるじゃないですか。
ゲームの大会に何故か全く関係ない美形の人がいてゲーム内容がわかんないから「すごーい」しか言わないパターンとか、褒めるところがよくわかんないから「絵がかわいい」しか言わないパターンとか。長年ゲームやってたら一度はみんな見てるアレですよ。だから別に芸能人だから特殊な技能がある、っていうわけじゃなくて、明らかにケイン・コスギに特殊な技能があるんですよね。
やっていたこと
じゃあそれはなんなのかって考えてみたんですけど、やっぱり一番はケイン・コスギがLeague of Legendsを、PCゲームを既に結構遊んでいたことなんじゃないかと思うんです。
慣れてる。マップをさり気なく隠しているのもそうだし、コメントに対しての対応もそうだし、ゲームの内容もそう。
シルバー下位は決して上手なプレイヤーではないですけど、そもそもやってない奴はレベル60になんかならないわけじゃないですか。というかやってる人でも60になってない人なんかいっぱいいるわけですよ。ケイン・コスギはLeague of Legendsを明らかに“やってる”んですよ。
見てて「ケイン、普通にうめえ」ってなるシーンもある。そうなるともうたまらない。普段自分達のやってるゲームを、ケイン・コスギがめっちゃやってたことを知れたことが、嬉しい。飛び出るほど嬉しい。十数年前、あれだけゲーム脳だとかバカになるだとか言われ続けてきたゲームを、十数年前、跳び箱を飛び続けてヒーローだったケイン・コスギが、こんなにも熱中しているんですよ。
そしてそのヒーローだったケイン・コスギが、JayceでGarenに突っ込んで死にまくる。WukongのWに惑わされまくる。CSがクソ。そりゃあ笑顔になるでしょ。こんなに嬉しいことはないですよ。
目的と手段
これがもしね。配信がRiotJPのプロモーションで、「ケイン・コスギ、はじめてのLeague of Legends!」みたいな企画だったとするじゃないですか。それはそれでめちゃくちゃ面白いんだろうけど、僕はここまで感動しなかったというか、熱狂しなかったと思う。「人選凄すぎるけどまあよくあるやつね」くらいのテンションですよ。
ケイン・コスギはTwitchで配信するためにLeague of Legendsをやっていたわけじゃないんですよね。サブスクでボロ儲けしたいみたいな気持ちからLeague of Legendsを始めてない。League of Legendsが好きなんですよ。それが見ていてわかるからこそ、魅力的だったと思う。
昨今ですよ。やれこのゲームの大会に勝てば賞金いくらでこっちのゲームはいくらだの、このゲームならプロになれてこのゲームはプロがいないだの、このゲームをやり続けても報われなかったけどあのゲームをやれば報われるだの、このゲームはフォロワーが増えてこのゲームは増えないだの、そういうのが界隈を渦巻いてるわけじゃないですか。
目的ではなく手段。ゲームをやっているから配信するんじゃなくて、配信するためにゲームをする。ゲームをやっているからお金がもらえるんじゃなくて、お金がもらえるからゲームをする。ゲームにも大金が絡んでくるようになって、そういう現象が今起きていると思います。
それ自体は別になんら問題ないと思いますよ。需要もある。なんならゲームのライターなんてそうでもしないと生きていけないわけですけど、じゃあそれが興行というか、見る側に回ったときにどうかっていうと、ちょっと違うんですよね。錦織圭が「お金のためにテニスやってます」って言い出したらすげーとは思うけどちょっとげんなりする。
だから「好き」って大事ですよね。そんな当たり前のことに最近ようやく気づいた、というお話でした。
それじゃあまた。
激情
ちょもすです。
三ヶ月に一回くらい来る「現世から離れてゲームしたい欲求」を消化してたらメールとか諸々とんでもないことになってて憤死
— chomosh (@chomosh) March 6, 2018
三ヶ月に一回くらい「何も考えずにゲームしてえ」みたいな激情が押し寄せてくるんですけど、幸いなことに僕はまだそれをかましても人よりはなんとかなる(ならない)生活をしているのでまたやってしまいました。もはやTwitterもあんまり見てなかった。いや、というのもですよ。
ここ最近寝る前にNetfilxを見るのがわりと習慣になっていて、こないだソードアート・オンライン(以下SAO)がおすすめのアニメで出てきたんですよ。Netflixって過去に僕が何を見たのかとかそういうデータを参照して勝手に映画とかドラマとかアニメをおすすめしてくるんですけど、その中にSAOがあって。
僕実はSAO一度も観たことなかったんですよ。周りの人達があまりに見てるからなんとなくどういう話なのかはわかってたし部分的な単語とかもわかるんですけど、観てなかったんですよ。で、いい機会だと思って何の気なしに見るじゃないですか。
これがもうすごいね。「俺もキリトになりてえ」以外の全ての感情を失った。そうなるともう「なんで俺はキリトじゃねえのに働かないといけねえんだ」みたいなところに行き着いて、今回のように頂いたメールやらの連絡を華麗にスルーしまくって大惨事みたいなことが起こるんですけど。キリトのせいだよ。いやでもSAO観た人はちょっとわかるでしょ。あのアニメかなり人生やる気なくすよ。やばい。
そりゃ憧れるよなあ。今や厨二病の代名詞みたいになってしまったけど、なんかこう純粋に、すげえなってなったよ。僕は。
Northgard
予定を破壊しまくっただけだとあまりにもアレなので、せっかくなのでやったゲームの感想を書くことでここ数日を意味あるものに昇華させていきたいと思います。
動くCiv。まったりしたAoE。面白い。
AoEとかSCとかに比べて大きく違うのは、四季があること。冬を迎えると生産機能がガタ落ちするシステムがあるので、冬に備えて色々溜めて、冬が明けたら動き出すみたいなサイクルになる。冬を舐めると死ぬ。いやマジで。
内政の結果兵士を出して戦争するというよりは、内政のために戦争せざるを得ない、みたいな感じ。生き延びるのが中々に大変なのでプレイは比較的内政に寄る。AoEやSCの1/4くらいのゲームスピードだけど勝利条件は1時間弱で到達できるくらいの奴で、RTSに慣れてなくても遊びやすいと思う。Tooth and Tailが戦争のいいとこどりなら、Northgardは内政のいいとこどりって感じ。
League of Legends
このゲームやればやるほど難しいよね。というか、昔と比べてかなり複雑になったよなあと思う。何で勝ったのか、何で負けたのか、何で有利がなくなって、何で有利になったのか、わかりづらいことが凄く多くなった。ゲームとしての完成度はすげーんだろうけど、僕はS2のMidAPSionを返してほしい。あれくらいわかりやすいとパンピーにも優しいんだけどなあ。
ランス10
周回が地獄
……あんまり昇華しなかった。それもまたよし。
それじゃあまた。
サヴァスロ黙示録 レベル編
ちょもすです。前回の奴が無駄にgif動画とか頑張ってしまってかなり燃え尽きた感があるのですが、続きますとか言ってしまった手前続けないのも問題なので書いていきましょう。レベル編です。
レベリング
このゲームで宇宙の崩壊を感じられる要素の一つが、レベリングです。レベルを先んじて上昇させると地球の滅亡を狙っているとしか思えない宇宙戦士オーディンが誕生するのはもうご存知かと思いますが、今回言いたいのはそこではなく、「サヴァスロではどのようにしてレベルを上げるのか」にということについてです。
レベルを上げる手段三つ
まず大前提として共有しておきますと、サヴァスロではカードのレベルを上げるのに、そのカードの“ソウル”を使います。ソウルはレベル上げにのみ使えるもので、これを一定数集めることでキャラクターのレベルを上げることができる仕組みです。
レベルアップにはこのソウルを使うわけですが、ソウルの入手手段は大きく分けて三つあります。
一つ目は前回も書いた通り、ガチャを引いて同一のカードをダブらせて入手する方法です。ソーシャルゲームでは馴染みのある方法ですし、ここで特に説明することはしません。最も手っ取り早くソウルを溜める手段です。バイトしましょう。
二つ目はゲーム内ショップを使う方法です。ショップでは日替わりでランダムなソウルが販売されているので、闘技場などでゴールドを集めることができればかなり効率よくソウルを集めることが可能です。
そして三つ目が、対戦終了後に開ける権利を得られる宝箱です。こいつが問題児です。貰えるソウルの量をガチャの画像と比べてみて欲しいのですが、この宝箱、完全ランダムとはいえもらえるソウルの数が膨大です。
宝箱を空けるためにはソシャゲで言うところの“スタミナ”(以下アルカナ)を消費する必要がありますが、とにかく大量のソウルがもらえるため空け得です。この仕様から、現状微課金でやるならアルカナ課金1択なのかなと思います。僕がそのスタイルですが、アルカナを回復しつつレートをこなしてるだけでユニットのレベルはモリモリと上がっていきます。
しかしこの宝箱、注意しなければならない点があります。このゲームにはうまい宝箱とまずい宝箱が存在するからです。
この宝箱の中身を見てください。カスです。この宝箱は上の宝箱と比べて開けるためのアルカナ消費量が1/2なのである程度は仕方ないのですが、それでもソウルやゴールドの量が1/2を大きく下回っていることはお分かり頂けるかと思います。
何で差がついているのかと言えばゲームモードです。一枚目の大量にソウルがもらえている宝箱はレートマッチで入手した宝箱。二枚目のクソ宝箱はストーリーモードから入手した宝箱です。
レートマッチで勝利する宝箱のほうに価値を与えるのは賛成です。しかしこれは、「廃課金者でない限り、ユニットのレベル上げの最大効率はレート戦を回しまくって宝箱を空けまくる」ことであることを示しています。
人口問題
この部分はただのオタクの憤慨だと聞き流してくれてもいいのですが、レート戦を回しまくることがレベルアップに直結している以上、僕はレート戦をとにかく回したいんですよ。ユニットのレベル上げないと事実上詰んでいるような試合も増えてきましたし、レベルを上げないとレートが上がらないと言っても過言ではありませんから。
しかし、現状の規模感では勝ってレートを上げすぎると対戦相手とマッチする頻度が著しく下がってしまい、レートの宝箱を空ける回数が減っていってしまいます。
そうなると「レートを上げるためにユニットのレベルを上げる必要があるが、ユニットのレベルを上げるためにはレートを上げてはいけない」という知恵の輪みたいな状態で、対戦ゲームなのに負けたほうが得をすることもある謎なレートバトルです。
こういった構造になっているので、人口の少ない高レート帯の深夜帯を利用してお互いに一勝一敗を繰り返す八百長パワーレベリングが行われていたり、連続マッチする対戦相手に対して捨てゲーを繰り返すことで対戦相手のレートを押し上げ相手には対戦相手が発生しない状況を作り出し、こちらは宝箱を粛々と空けるといった、ゲーム内容となんら関係のないところで戦いが発生しています。
まだそこまで徹底している人は少なく、言うほど世紀末でもありません。しかしいないこともありませんし、前述したそれらの行動は最終的に勝ちにいくために極めて合理的で、非難されるものでもないと僕は思います。サヴァスロでユニットのレベル上げを怠るとすぐ「体育の成績が4の小学生VS朝青龍」みたいな試合になることは、上位の人ほどよく理解していることだと思いますしね。
解決
これ、長々と書きましたけど人口が増えればほんとにそれだけで解決すると思うんですよ。人口。人がたくさんいるゲームはそれだけで面白いってことあるごとに言ってますけど、こういうことなんですよね。本当に。
人口が多い前提でシステムが作られてるから、人口が多くない今かなりおかしなことになっている、ということのが今回伝えたかったことです。
人口を増やす方向で頑張ってキャンペーンを打つのか、人が少ないなりにやっていくと決めてゲームシステムを改修するのか。そのどちらかはやらないと、僕もそろそろ八百長パワーレベリングの相方を探すことになりそうです。
3000RT
イベント応援キャンペーン第二弾開催!
— サーヴァント オブ スローンズ公式 (@SoT_PR) 2018年2月14日
前回と合計3,000リツイート達成で、更に追加で300皇石をプレゼント致します!ヾ(。>﹏<。)ノ゙https://t.co/u4H6GbwrYj #サヴァスロ pic.twitter.com/UPqsdH1c65
前回「3000RTされたら石配るよ!」と意気込んだのにも関わらず、予想を大幅に下回って2000RTで止まり、急遽「このツイートと合わせて3000RTでも石配るよ!!!」と呟いてみるも合計2600RTで停滞している哀愁がすごいこのキャンペーン。
これだけ散々言ってるお前が何を言ってるんだって話もありますが、このキャンペーン、見てる僕があまりにも悲しくなってきたのでどうか皆様協力してあげては頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。
レベル編でした。
それじゃあまた。
サヴァスロ黙示録 地獄編
ちょもすです。
どっちかというとこれってサヴァスロをやってない人に向けて書いてるんですけど、どちらかというとサヴァスロをやってる人に反響が出てしまって、しかもあろうことか公式にもRTされてしまって、嬉しいような悲しいような、極めて複雑な気持ちです。
僕と長い付き合いの方々はよくわかっていると思うんですけど、僕が嬉々として文字を書いてる時って結構な確率でクソを発見した時なんですよ。フンコロガシ。僕はインターネットフンコロガシなので、それで言うと転がされてるほうってフンなんですね。
つまりこれを公式にRTさせると残念なことに「私はフンです!」って言わせてしまうことに他ならないので、そういう悲しみをこれ以上生まないためにも、僕の方からもっと踏み込んでRTを躊躇させるべきだと思いました。いやほんと、僕に媚びたら終わりですよ。マジで。権利表記も書いてねえクソブログに媚びるより、もっと身のある媚び先があると思いますよ。ヒカキンとか……。
ということで、今回はもう少しだけ踏み込んで、この二週間のうちに起きた一つのエピソードを紹介したいと思います。
課金の先に
このゲームにはギルドイベントがあって、期間中にギルド内で一定以上頑張ると報酬がもらえる時期があります。僕は基本的にどんなゲームも身内ギルドを作って細々とやることが多いんですが、このゲームではそういうわけにもいきませんでした。やる気のある人達と一緒にやらないと損をする可能性が高いからです。
そういう理由で僕もアクティブなギルドに潜り込んでいて、高レートの人間もそれなりにいる感じのギルドで遊んでいたりします。
さて、そんな同ギルド内にいた高レートプレイヤーの一人をここではAさんとします。Aさんは当時ランキング上位のプレイヤーで、恐らくそれなりの額を課金しており、それはプロフィールからも見てとれるものでした。
Aさんは積極的に活動していて、ギルド内チャットを見ていてもチームのリーダー的存在でした。僕から関わることはありませんでしたが、かなりこのゲームを楽しんでいたように思います。ところがふとある時、以下の一連のチャットがギルドチャットに流れました。
闘技場というのは、課金によって自身の所持するユニットレベルで戦えるレート戦とは違い、全てのプレイヤーが同じレベルのユニット同士で戦うゲームモードです。要するに課金の力が及ばないゲームモードのことです。
これを見たとき、頭をオーディンでどつかれたような衝撃を受けました。レート戦では課金することで夢を買っていたプレイヤーが、うっかり別モードを触ってプレイが未熟であるという現実を知ってしまったんです。そして現実を知った上で取った手段が、このゲームを辞めることだったんです。
あらかじめ言っておきますが、Aさんの行いが否定される要素は何一つありません。課金することで対戦相手より有利に立てることが楽しいのは当たり前ですし、勝てない対戦ゲームが面白くないのも当たり前です。面白くないからゲームを辞めるというのも至って当然のことです。ゲームは修行するためにあるのではなく楽しむためにあり、楽しみ方も人それぞれです。
しかし、ランキング上位の人間が平等な条件下で21連敗しうること。そうした現実を直視さぜるを得ないシステムになっていること。その事実に僕はただただ衝撃を受けました。
高レート戦の業
実際にマスター帯でプレイしていて感じるのは、プレイヤーが二極化していることです。無課金~微課金で資産をやりくりしてメタゲームとプレイの最適化を中心に進めていくプレイヤーと、重課金によるレベルの差で相手のデッキを機能不全に陥らせて勝つプレイヤーです。どちらが優れているとかそういう話ではなく、どちらのプレイスタイルもマスター帯で通用します。存在すれば最も強力な、重課金かつプレイの最適化を進めるプレイヤーは、今の所数えるほどしか存在しません。
問題は、今こうした土台でレート戦が成立している状況で、このゲームを競技路線に舵取りしようものなら、Aさんのような悲劇がまたしても起きかねないということです。勝利でなくプレイを評価するような状態になればそうなります。多くの人は評価されたい=勝利したいがために課金しているからです。
現行のイベント戦のルールを「固定デッキかつ、プレイヤー間のレベルを統一」しているあたり、競技性を打ち出そうとする運営の意思が見え隠れしていますが、これはかなり危険な兆候だと感じています。
そういう規定路線なのだとしても、競技に振るなら覚悟はするべきです。ただでさえ300秒待ってもマッチしないことがある高レート帯が更にマッチしづらくなってしまうことや、優良な顧客が辞めてしまう可能性を作ってしまう覚悟をです。競技路線になれば僕のような微課金組は嬉しいですし、個人的にはぜひそういう方向に向かって欲しいとは思いますが、現状のメインコンテンツの一つである、レート戦が成り立たなくなる危険性は十分にあると思っています。
ストーリーや世界観が秀逸であるが故に、こうしたガチガチのRTSから縁遠い人達がプレイしていることが本作の魅力の一つだと思います。だからこそ、ガチガチの対戦ゲーマーの文脈で物事を進めると大火傷をするんじゃないでしょうか。
どうか、プレイヤーを分け隔てなく大切にしてほしい。僕はそう思います。
現状維持でサービスを長く続けるのは傍目に見て厳しい状況に思いますが、こうした状況を踏まえた改善策が提示されることを、心から願っております。
地獄編でした。黙示録はまだ続きます。
それじゃあまた。
しかしながらLoLはソロで始めると修行の様相を呈してくることに定評のあるゲームでもあるので、次回「眉毛と学ぶやさしいLeague of Legend」待ってます。「眉毛」と「学ぶ」で少し韻を踏んでます。