交通整理するカイリキーは神
ちょもすです。
『名探偵ピカチュウ』のネタバレしてます。
『名探偵ピカチュウ』
最初カイリキーが交通整理してて「カイリキーが交通整理しとるが!!!神作品きたな!!!」ってなってめっちゃテンション上がったんだけど、大した関係値もない状態でポケモンバトルにあっさり人体で割り込むオタクとか、ミュウツーの安売り感とか、やたら目につく御三家のゴリ押しとか、ギャグがすべり気味だったりとか、ある程度はしょうがないにしろ敵役の超ご都合主義とか、「そうじゃねえんだよな~~~」っていうポイントが一生あってちょっとづつテンション下がって最後には無だった。あの装置外したら破綻するの、計画があまりにお粗末すぎるでしょ。
3Dで交通整理してるカイリキーのみ激熱。ガブリアスの次に厳選したポケモンで思い入れあるんだよな。カイリキー。それが人間生活に溶け込んでしかもめっちゃ役に立ってるシーンを見ると嬉しくなる。それだけは間違いない。
一番「なんだかな~」と思いながら見てたのはミュウツーの扱い。作ってるやつの「ミュウツーはこうしておけばいいんでしょ」感がすごかったんだよなー。ミュウツーが実はいい奴だしイケメンのはもう皆が知ってるところで、見たかったのはもう一歩先。「老害くたばるべし」と言われたらそこまでなので、僕も歳をとってしまったということでこの話はおしまい。
ミュウツーの逆襲EVOにすべてを賭けます。
それじゃあまた。
やまださん
ちょもすです。
最高の記事
最高の記事。そして本題へのアプローチとしては最悪の記事。オートチェスの魅力に気づいている企業が現れて諸々のことをシュシュっと解決してくれたらな~~~。北参道のほうとかでな~~~。
やまださん
勇者杯の裏でにわかに僕のTLが盛り上がってて、なんなのかと思って調べたら
やまださん(池田さん)がバルセロナ行きを決めてた。さすがに爆笑した。しかも決勝で加茂さん倒してるし。全部面白い。
やまだという人
『Code of Joker』の最初期からよく遊んでて、最近はすっかり『Magic the Gathering』おじさんになった人。
この記事とか見返すとがっつり予選一位で抜けてる。この地獄のイベントをソイジョイ食いながら一緒に走った記憶が懐かしいけど、そういえば一位で抜けたのやまださんだったんだなあ。
CoJのときもがっつり遊んでて普通にランカーで、身内で集まる時にはよくいるから普通に仲良かったんだけど、Twitterではあんまり喋らないし露出もそう多くなかったから外野から見ると謎に包まれがちだった。
それを見た悪い奴が「やまださんを身長225cmの黒人ってことにしよう」って思い付いて、やれ「いつもゲーセンでラジカセ担いでラップしてる」とか「高身長から繰り出されるパンチで吹き飛ばされた」とかむちゃくちゃ言われてたその人。実際にやまださんを超巨体だと勘違いしていた事例が結構あって、やまださんに初めて会った人に「意外と普通の人ですね……」って言われたことが2度か3度かくらいあった。
母親にもエゴサされるやまださん、頑張ってください。応援しています。
それじゃあまた。
明日(今日)5/11は勇者杯2019春決勝です。
ちょもすです。
何かと寂しいことだったり何かと激しいことだったりでバタバタしておりますが、そんなことはひとまず置いておき、明日5/11は勇者杯春決勝です。
ゲーム的なところは“ゲームライター”のふびらいさんがしっかり書いてくれているので、僕は人物方面で見どころを紹介していきたいと思います。今回も実に個性豊かで書きやすいったらありません。いや本当に。
出場者のあれこれ
敬称略です。
ぴか
宇宙最強完全無欠、ランクマッチ月間一位三連覇。理を超えたポケットモンスターなので説明文は「理を超えている」という一文にしかなりません。
Google先生や本人に聞くとP4Uのアイギス使いで有名だったらしく、格ゲー近辺でも「ぴかはらさんすごいやつなのでは???」みたいなリアクションを何度か見ました。格闘ゲームのぴかはらさんも凄かったかもしれないけれど、カードゲームのぴかさんはもっとすごいかもしれません。伝説はここから誕生します。
トシlyndis
「かてよかてかて」。
この一文で済まそうと思ったんですが、それもさすがにどうかと思うので真面目にやると、実力は多くのライバルズプレイヤーに認められつつも、結果が今一つついてこなかった男の一人であり、最も知名度の高いライバルズ配信者の一人。
なにぶん週2~3で会う存在なので、勇者杯の重みにどう苦悩して、どう努力して、どう向き合ってるのかがわかっている。だからこそこれ以上書くとどうしても感情移入してしまい、クソの垂れ流しになる。
つまり僕から言えることは一つだけ。
「かてよかてかて」。
ぶちかませクソオタク。
まいける
二次予選の《ストーンビースト》連打から、細い糸を繋いでエイトピサロでレックステリー戦をまくったことが印象に残るプレイヤー。インタビューの「リアルファイトなら他の7人がまとめてかかってきても勝てます」はあまりにも豪快。リアルファイトのレギュレーションとか勇者杯は設定されてるんでしょうか。
今日のリハーサルで「誰と当たったら嫌とかありますか?」と聞いてみたら、「誰でも倒します」と自信満々に答えられて、思わず僕がたじろいでしまいました。自信十分。熱意十分。大会に強そうな気配をビンビンに感じました。かなりの勢いを感じるので、明日まいけるさんがすべてを無茶苦茶にする未来は結構ありそうです。
松屋おじさん
天鳳元十段。ライバルズでも最近結果を残していて激強。名前でググると福地先生のブログが出てくるあたり、「本物」としか言いようがないのは、このブログの想定読者層には伝わるんじゃないでしょうか。
ぴかさんもそうなんだけれど、ライバルズにはびっくりするほど他のゲームのガチ勢が多い。というよりは、ガチ勢がのめりこむ何かがある。そうなればもう異種格闘技戦ですよ。パンチキック毒ガスミサイルなんでもありの殺し合い。それが『DQR』のルールで行われます。天凰十段の凄さがわかる人からすれば、それだけで明日松屋おじさんを応援する理由としては十分じゃないでしょうか。
二宮シグレ
2018冬ファイナリスト。本人のTwitterによると二次予選の通算成績25勝6敗。勇者杯にでない人からすると二次予選のレベルが伝わらないかもしれないけれど、はっきりいって異常な戦績。なぜそうなるのかと言えば「とても強いから」という言い方になる。あくまでも「強いから」ではなく、「とても強いから」。
今回の出場者の中で一番デッキ選択が“硬”く、本人のスペックも相まって優勝候補の一人。占いミネアの一つの答えが、明日出ることに期待しております。
やたか
一番好きなライバルズ配信者の一人。聖人。そのうえで超強いんだけれども、「闘技場のピックが激遅」というチャームポイントまであって好きになる要素しかない。明日闘技場をやることはないので、見るのは超強いやたかさんです。
かなりゼシカに対して思い入れの強いプレイヤーのはずで、ミッドゼシカがトップTierの環境で、勇者杯の決勝でやたかさんのプレイが見れるということが楽しみ。ただ見たい。解説放棄して見ていたい。
ぱるこ
同ギルド『ライフコッドの民』の大きなメダルさんがファイナリストで強烈かつ緻密なプレイで印象を残していったのには記憶に新しいですが、二連続で同ギルドからファイナリスト輩出ともなれば、それはもうギルドの力がはっきりとあることの証明に他なりません。
同ギルド、勇者杯の前列付近に集団で居座っていることがままあり、勢いが凄い。ライフコッドの方に話を聞いた感じではかなり気合を入れて練習してきてもいる。僕の経験則で言うと「会場を盛り上げる奴は勝つ」ので、ピン刺しの《ネクロマンサー》がククールをむちゃくちゃにすれば、優勝するのはこの人だと思います。
カイト
ラダーの怪人。一度でもライバルズのランクマッチに向き合っていれば、この人の名前を知らない人はいないはず。テリー使いの名手だが、武器サーチなしのレックステリーを持ち込んだことが特徴的。
出場者全員がテリーに有利なゼシカを持ち込んでいるのが少し向かい風ではある。ただしMAXパワーを出せば相手を無視して勝利するのもテリーなので、明日はテリーとの絆が試されることになりそう。その特徴的なテリーに比べてゼシカ・ピサロのリストは極めてシンプルで、どういった選出順になるのかも注目したいところ。何にせよ出場者の多くが警戒する選手の一人。実力は十二分。いや、十六分くらい。
これだけのメンバーが揃っても、勇者になれるのはただ一人。今回も嵐の予感のする勇者杯。新宿か家で見ましょう。できれば新宿で。10:00キックオフです。
それじゃあまた。
滝ガレさんにもわかるスペカス講座
ちょもすです。
esportsお役立ち情報
明後日の勇者杯に向けてDQRの予習してたらTwitterにこんな通知がきまして。
「ん???esportsゴシップ好きだけど実際にTOPで当たった時普通に強くて負けた滝ガレさんじゃん。なんだ???……え、何、俺オートチェス日本語翻訳チームだったの?」
全く身に覚えがないんですけれども、あのesportsお役立ち情報でおなじみの万人の信頼を得る滝ガレさんが嘘を言ってるとも思えないので、思わず、
知り合いにDiscordでメッセージを送りました。でもこれ冷静になってみるとオートチェスは中国のゲームなので「アニョハセヨー」は誤りですね。「ニーハオ」が適切でした。
いやまあしかし、さすがに僕が知らないうちにオートチェスの日本語訳しているのはおかしいですし、何より界隈で流行らせたのは、日本の皆様に遊んで貰いたいとの一心から日本語は英語の半分以下しか出来ないにも関わらず日本語ローカライズのパイロット版をほとんど1人で完成させた日本語ローカライズチームの中国人日本語学習者のoverflownさんなので、その旨を滝ガレさんに伝えるわけです。
そうしたら、
こう返ってきまして。このメッセージの意図するところは恐らく「esportsお役立ち情報も提供してねえ雑魚のくせに俺のわからんややこしいスペイン人の話すんなクソボケ」というところで、それ自体は至極真っ当で理解できるところです。僕、esportsお役立ち情報提供してないですからね。
esportsお役立ち情報を提供する滝ガレさんにこれ以上迷惑をおかけすることはあってはならないことだと僕は考えますので、この機会に、『CoJP』の攻略本をゴミ箱に捨てた画像を送り付けたスペイン人の話をしたいと思います。
リメンバースペカス
まず。この世には『Code of Joker Pocket(CoJP)』というゲームがありました。詰みました。そして僕はそのゲームの攻略本をありがたいことに書かせて頂いたことがあります。
Code of Joker Pocket タクティクスガイド、今から『COJ ポケット』を始める人にも必見の内容が満載なので、ぜひよろしくお願い致します pic.twitter.com/LyCqdbEw11
— chomosh (@chomosh) February 15, 2018
で。この攻略本、この先リリースされるカードも網羅して攻略してたんですよ。『CoJP』はアーケード版『CoJ』の過去のカードを元に作られていたので、開発情報を知り得なくても“昔”のカードなので攻略できた、ということですね。
だからリリース前のカードが攻略されてる画期的な攻略本だったんですけど、そのあと何が起こったかというと、新カードのリリースが延期されたんですよ。延期。もちろん攻略本の発売日は延期されません。
そこで何が起こるかというと、「リリースが延期されてるから実際に使えないんだけど、でも新カードが攻略されてて、情報を知っても全然役に立たない攻略本」が誕生しました。
僕も「まじかよ~」と思ってたんですけど、攻略本を買った人は当然もっと怒るわけです。当然ですね。その中で一際異才を放っていたのがこれです。
完全に無駄な本の販売から約2ヶ月が経過しています。 このゲームの管理は残念です.私はすでに作られたゲームについて、このような偉大な無能を見たことがなかったです、彼らは消費者の意見にかかわらずお金を引き出すだけです #COJポケット #COJ @over30dothesoul pic.twitter.com/h5ujwVh6X9
— Seliane™ (@SelianeBcn) May 8, 2017
このなんていうんですかね、「外国の人特有の日本語」みたいなのあるじゃないですか。“完全に無駄な本”とか“偉大な無能”とかそれだけでキレやばいんですけど、その上でゴミ箱に攻略本捨てられてる画像あるんですよ。それをプロデューサーに直接送るっていう。強烈じゃないですか。だから強烈に印象に残っていて、界隈の人も注目したんですね。
そのあともこのスペインの人は結構な名言を残していて、
今月の新しい100カードについての情報を見ることを願っています...このようなバランスの取れていない試合でトーナメントに興味はありません(それは不合理です) #COJポケット #COJ @over30dothesoul >.< https://t.co/j5tafpnuqz
— Seliane™ (@SelianeBcn) June 28, 2017
それは非常に悪い試合であり、その始まりは非常に不均衡なものでした。 赤いデッキとそのカードはゲームを非常に退屈でフラットにし、ジャンルの経験は明白です。 私は新しいパックがすぐに出てくることを願っています #COJ #COJポケット @over30dothesoul ò_ó pic.twitter.com/n9327XZMe0
— Seliane™ (@SelianeBcn) May 22, 2017
再びCOJでのマッチを見つけることは恐ろしいことです。 間違いなく今やゲームを改善しようとしているようだが、ペースはまだ間違っている。 ゲームにはバランスをとるカードが必要で、赤いカードに頼ることなく作成することができます。 #COJポケット @over30dothesoul pic.twitter.com/PxwTd9xnaf
— Seliane™ (@SelianeBcn) June 19, 2017
よくよく見てると「赤のカードにやられてるだけの、自分の欲望に忠実すぎるただのオタクでは???」ということが明らかになり、誰かが「スペイン人のカス」を略して「スペカス」と呼び出し、ごくごく一部でそう呼ばれる人が誕生しました。
でも僕が思うにたぶんこの人めっちゃいい人です。なんでかって、クソほど文句は言うんですけどゲームはずっと続けてるんですよ。僕よりも100倍くらいゲームに対して情熱がある。だからカスというよりは「スペインのオタク」で「スペオタ」くらいが適当なんではないかと思うんですが、「スペカス」の語呂が良いのも否定できないので、ここでは「スペカス」としました。
で。この独特の言語センスはクセになるじゃないですか。このクセになってしまった言語センス、2019年のどこかにないものかと僕は追い求めていたわけですが、
オートチェスを騙って他社製品の宣伝をするという商売を行う4gamersという自称総合ゲーム情報サイトに強い遺憾の意を表明いたします。4gamersには良識などというものは微塵もありません。私達のゲームはオートチェスと言います。スマホで遊べるオートチェスは@AutoChess2019https://t.co/imxTCwCdxT
— オートチェス (@DotaAutoChessJP) May 9, 2019
かなり近いものを感じたわけです。お分かり頂けるでしょうか。わかる人にはわかって頂けると思うんですが。それを受けて、
autochessJPはCoJPの攻略本をゴミ箱に捨てた画像を送りつけてくるスペイン人に近いものを感じてる
— chomosh (@chomosh) 2019年5月9日
こうツイートしました。お分かりいただけましたでしょうか。
こういった流れを一切説明せずにesportsお役立ち情報でおなじみの滝ガレさんの視界に入れてしまったことは僕の不徳の致すところ以外の何物でもございません。申し訳ございません。こうして説明させて頂きましたので、ご理解頂ければ幸いです。
それじゃあまた。
PS4版UNOをやってない奴は雑魚
ちょもすです。
UNO
UbisoftのPS4版UNO(2016年8月25日発売 1200円+税)をやってない奴は雑魚。やってたらこんな騒ぎにはならないので、トレンド入りさせるTwitterの民は雑魚ということになる。
これ出た時2400円とかでもっと高かった気がしたんですけどね。安くなってる気がする。「ウーノォ」の発音にクセがあって真似したくなるいいゲームなのでやってない人は買ってやりましょう。人生の必修です。
実際に気が狂って買ってしまい、対戦相手が欲しくなったらDMしてください。相手はします。
以上です。
それじゃあまた。
MSIと令和のサイゲ砲
ちょもすです。GW中に思ったことについてまとめています。
MSI
MSI惜しかったですね。シャドルー(VEGA)があまりにも強かった。サイコパワーの前に人類はひれ伏した。
去年も書いたけど、見ていて「はいはいまた日本人はボコボコにされてクソブラジリアンに煽られて帰ってくるんでしょ」みたいな空気が無くなっている点に、圧倒的な成長を感じますよね。結果としては予選抜けれなかったけど、戦えてる実感というか。だから変な話、負けても見てて面白いんですよね。戦えてるので。5年前の感じだったらオートチェスしながら観てたけど、今年の感じならオートチェスの手を止めて観る。そんな感じ。
そして何より、
MSIの『Top 20 players』に選ばれるEviを、
「(オートチェスを知るためには)ちょもすさんのブログを読んでください」と言ってくれるEviを推さない理由なし。hachamechaさんは僕の覚え方最悪すぎるからあんまり信じてない。いやしょうがないんだけど。やはりえびンモTV。そういうことなんですよね。
サイゲ砲
MCロンドン、最終戦終了後にヘッドジャッジから失格処分を受けました。
— 渡辺雄也/Yuuya Watanabe (@nabe1218) April 27, 2019
使っていたデッキの特定のカードに印が付いており、判別できる状態でゲームをしているという裁定でした。
そのような状態になっているのは自分では気付いておらず、ジャッジに呼ばれてカードの状態を見て初めて気付きました。
【 #MTGWAR 】2日目モダンラウンドまとめ【Day2】
— Team Cygames (@Team_Cygames) April 30, 2019
ミシックチャンピオンシップ in ロンドン、2日間16回戦の激闘は終わった。Team Cygamesの面々は、ロンドンの地に確かな足跡を刻むことができたのか。
渡辺 雄也のDQ (失格) について、又その写真も掲載します。https://t.co/5E1NDgThqE pic.twitter.com/IZuAGMqwBd
「MC London」での失格裁定について、僕が皆さんに伝えたい言葉を、当日の状況をまとめた記事とあわせて公開しました。皆さんに読んで頂きたい内容です。宜しくお願いします。https://t.co/19ko5iiSE1https://t.co/nNLAN98ms9
— 渡辺雄也/Yuuya Watanabe (@nabe1218) May 5, 2019
リンク先を読むのもめんどくさいという人が一定数いるのを理解しているので誤解を恐れずに要約すると、
ナベプロ、カードにマーキングがついてて失格⇒なんかおかしくね?⇒令和サイゲームス砲発射
という流れ。
思ってること
僕ずっとこのやりとりを傍観してたんですよ。mtgに関しては本当にたまにドラフトで遊ぶくらいで競技がどうとかって自分と縁遠い世界の話だし。ただ、界隈の近しい人は結構いるからTLに話題は流れてくるし、なんなら本人とも三か月に一回くらい謎の会合で他愛もない話をしたりするので、「えらいこっちゃ」と思いながら見てました。
基本的に超部外者なので、身内との会話で「お前がGP静岡のときに暴れたからリカルドがキレた」とか、オートチェスで神引きされた時に「お前、タイドハンターにマークつけたでしょ」みたいなことでふざけて盛り上がってました。すみませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
僕は人柄と実績と状況から考えて100:0で「ナベさんがやるわけないでしょ」と思ってますけど、実際にイカサマがあったとかなかったとか誰が悪かったとか誰が悪くなかったとかに関しては証明しようがないのでそれはどうにもならないと思っていて、どうにもならないことはどうにもならない。
これで判定覆したら、ジャッジが絶対の競技シーンの崩壊みたいなもんですしね。その点でナベさんの立ち位置は本当に辛くて、自身の潔白がイコール自らが人生を賭けてきた競技シーンの否定となりかねない。だから今あらゆる意味でしんどいと思う。気を強く持ってほしいです。良い落としどころがあるといいんですけどね。
ルールと変化
将棋の三浦九段の時にも思ったんだけど、一つのルールに対して世の中のあらゆる環境の変化が速すぎてそこかしこで悲劇が起きてると思う。ゲームに対する賞金額がでかくなったりとか、SNSのパワーの肥大化とか、革新的な技術とかに対して、「事前にルールを決めておいてそれを絶対とする」という形式がもうきついというか。
どんな対戦ゲームでも競技化した時にそのためのルールは必ず必要になるけど、今の時代何かを決めても数年後にはすぐ陳腐化する。例えばDCGで最強AIが登場したり、格ゲーで脳波コントローラーみたいなのが出たら現状のルールではかなりのゲームが無茶苦茶になりそうですけど、別にどっちも近い未来で起こりうると思っていて。
時代の進みが早すぎてルールの穴を埋めるのは無理なので、もう何か起きることとして運用するしかないと思うんですよね。だから、ルールは絶対だけど、時代には追い付かないことも結構あるよね、みたいな認識がこれからは必要になると思う。
しかし真に驚いたのは、このことについて一選手のスポンサー企業たるサイゲームスがゲームの運営元の判断にパンチしたことですよね。これほんとすごいし恐ろしいことだと思う。例えば自分がなんかゲーム運営してて、自分の下した判定に対してサイゲームスが「いや、おかしくないですか?」ってサイトでお気持ち表明した時のこと考えてみて欲しいんですよ。吹き飛ぶでしょ。500000000000kmくらい。宇宙の果てまで飛ぶ。
これで【チームサイゲームスを応援しよう!応援するとヒヒイロカネキャンペーン】とかグラブルで始まったら僕は「やっぱチームサイゲームスだわ……Wizards許せねえ……」ってなるしね。【チームサイゲームスを応援しよう!応援するとアーカルムチケットキャンペーン】だったら「やっぱりナベさんやったんじゃねえのか」ってなるけど。
あらゆる意味で一体どうなってしまうんだろう感のあるこの事件、令和のしょっぱなにしては重すぎますが、良いところに着地してくれることを心から祈っています。
それじゃあまた。
〇〇式ミッドレンジとスキージャンプの話
ちょもすです。
令和ですね。令和ですが、平成だろうと令和だろうと《オルゴ・デミーラ》を4ターン目に置かれたら怒ることには変わりないし、Turn2でBounty hunter★★作られてキレることにも変わりありません。要するに何も変わらないということです。
スキージャンプの話
話は変わって今日オタクと三国志大戦を遊んでたんですよ。カード借りて呂布をシャカシャカしてたら敵が全滅してアメリカ人のピザみたいなカードだなと思ったんですが、その後飯食ってる時に唐突にスキージャンプの話になったんですよ。
「そもそもスキージャンプを始めだした奴やばくね?」って話から始まって、なんで最初にやった奴はスキージャンプしようとしたのか意味不明だし、それに追従する奴らもやばいし、競技として成立させたのも意味不明でしょっていう話をして。誰がやりだしたんだろうって気になるからスキージャンプのWiki見てみたんですよ。
「スキーで遊んでるうちに自然発生的に生まれた」って書いてあるのもざっくりしすぎてて面白いんだけど、一番面白かったのは【歴史】のところ。
初期は直立不動の姿勢であったが、1920年代に、ヤコブ・チューリン・タムス ( ノルウェー) に代表される、腰を曲げて前傾姿勢を取るタムス型と、ナルヴェ・ボンナ ( ノルウェー) に代表される、直立状態のまま前傾するボンナ型という2つの前傾姿勢が広まり、とりわけタムス型はその後戦後直後まで多くのジャンパーが取り入れていた。いずれの型においても、腕は、バランスを取るために回していた。
(中略)
1976年頃、ハンス=ゲオルク・アッシェンバッハ ( 東ドイツ) が、アプローチを滑走する際、中腰で両手を平行に後ろへ揃えるスタイルを始め、当初アッシェンバッハスタイルと言われた。
ここ数年、カードしかり格闘しかり他ジャンルしかり、特定の技術とかデッキに対して自分の名前をつけるのって敬遠されるというか失笑されるというか、そういう傾向があるじゃないですか。自意識過剰乙みたいな。10年くらい前だと結構受け入れられてたとは思うんですけど。
だから特定の技術に特定の人名がモロに反映されてて、それがWikipediaに歴史として載ってるってのがすごい面白いなと思ったんですよね。だってこれ要するにタムス式ミッドレンジジャンプってことでしょ。タムスすげえ奴だなってなるじゃないですか。
これは想像の域を出ないんですけど、1920年代にも「タムス型(笑)」みたいな奴は多分いたと思うんですよね。でもWikipediaにその情報は乗らないし、「ヤコブ・チューリン・タムスはすげえ奴だった」という情報だけが残る。それって結構すごいことだなと思ったんですよ。
もしかしたら、今「〇〇式(笑)」みたいになってるあんな技術やあんなデッキが、数十年後に歴史として名前を載る可能性があるのかもしれない。そう思うと、記録の重要性と、やったもん勝ちであることは常々覚えておきたいなと思いました。
令和もよろしくお願い致します。
それじゃあまた。