chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

ゲーム強者のいまむかし

だいたい6年くらい前に、僕は格闘ゲームをはじめ、ゲーセンデビューをし、その結果三国志大戦にはまっていった(そしてランカーになった)のですが。
今、6年前のゲーセン事情みたいなのを振り返って考えた時に、

昔に比べて、(いわゆる2chに名前が出てくるような)強いプレイヤーに求められるものって増えたよなあ、としみじみ思いました。

というのも、昔の、それこそ6年くらい前の僕が格ゲーをやっていたころって、一番の情報源が対戦動画(achoとか)だったと思うんです。
左上と右上に対戦者の名前が書いてあって、なんかむっちゃうまくて、「うおーすげー」みたいな。
その人に会ったことなんかもちろんないんですけど、たくさん動画を見ているうちに憧れるんですよね。

「うわ、またこいつ動画になってる。うめー。会ってみてー。」

とか、そういう感じで。
仮にそいつがゲーセンの灰皿でフリスビーするような奴でも、それってわからなかったんですよね。わからないから、憧れることも多かった。

6年経ち、今はもはや格ゲー配信あたりまえ、みたいな時代になっていて、
うまいプレイヤーが個人で配信してるから直接その人に聞けたりとか、Twitterやってるからフォローして仲良くなって…とか。
ものすごく近くなった。うまいプレイヤーと一般的なプレイヤーとの距離が。

別に格ゲーに限らず、今はどんなゲームでもそうなっていますよね。
ゲームがうまいプレイヤーっていうのは、そのゲームに対する情報にも強いから、
インターネットは必須で、その流れで何かしら情報を配信したり、共有していることが多い。あのウメハラですら、配信に出てくるようになってきましたよね。

その変化によって、強いプレイヤーには「素行」も求められるようになった。
ネットが発達していて、有名人はより目立つようになった。少しでもイラッとして台パンしようものなら、すぐ2chに晒されてしまうわけです。



なんか、つらいなー、と。
言い方は悪いんですけど、ゲームはうまいんだけど喋りがすごい残念な人っているじゃないですか。
そういう人って6年前だったら結構にヒーローだったと思うんですよ。
闘劇で優勝するのはこいつだろ!!」みたいにBBSに書き込まれてたと思うわけですよ。

でも今人気のあるゲームプレイヤーとかって、プレイだけじゃなくて、喋りも面白くないとダメじゃないですか。
それってまあ、つれーなーと。時代の流れってこえーなーと。

そんな事を今日は思いました。

おしまい