chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

言の葉の庭見てきた

今日仕事帰りに映画みてきたんすよ!映画!レイトショー1000円!安い!

いやー!やべーな!たまんなかったっす。言の葉の庭。むっちゃいい映画でした。名前むっちゃ厨くさいけど。だがそれがいい。新海誠とかいう名前からして厨二くさいんだからそれでいい。
ほんとうにG.Iジョーとか絶賛してる奴はまじで意味不明で、今まで産まれてきて映画を一度も見たことないんじゃないかと疑うレベル。頭がおかしいのではないか。それくらいよかった。

あらすじを書くのがめんどくさいので書きたいことのみを羅列する。ネタバレをおそらく含む。

まずTwitterでもむちゃくちゃ言ったんだけどやっぱりユキノさんがずりーよ。先生ですよ。花澤さんですよ。27歳ですよ。美人ですよ。そりゃずりーよ。開幕30コストのザビー出てきて負けましたって感じ。どうぞどうぞ。落城して頂いて結構。
それがまた感情移入出来るんだよなー。僕も結構こじらせた方の人間なので、あの手のタイプの人の気持ちってわかる。というか、わかったような気になれる。あのつらい時に嘘ばっかりつく感じとか、あの常に自己嫌悪感抱いてる感じとか、もうまさしくですよ。まさしくこじらせた。

それがあの現実と現実じゃないところのギリギリを行ってる感じですよ。それがたまらんですな。「いやいやいやこんな所にこんな都合のいい美人の人いねーから」⇒「あれ?新宿じゃん?」⇒「いやいやいやいやいやいやいやなんで足触ってんだよいやいやいやいや」⇒「あれ?でもやっぱり雨降らないと会えないんだ…。この感じ…。うわあ…。」とか現実と非現実の間を本当に行ったり来たり僕の中でしていて、かつ、あるラインを超えていないのが凄いと思った。現実じゃないんですよ。でも凄い現実っぽいんですよ。あの二人の世界は。その感じが凄くよかった。

またね。主人公がくっそ好青年なんすわ。とにかく真っすぐ。今すぐ大人になれればいいのに、という心情を抱えつつさ、靴を作ることでしか僕は大人になれないとか思っているクソ真面目ですよ。それを貫きとおせるクソ真面目ですよ。僕は絶対になれないタイプなんだけど、それでもなんか「うおー」ってなるよな。でね、やっぱりまっすぐだから素直に好きって言っちゃう。その後で、さっきのは嘘ですとか言っちゃう。もうね、そうあれだな、僕はWHITE ALBUM2をやってた時の顔になっていたと思う。別に画像は勝手に探してくれていいけど、あんな感じの顔を映画館でしてたわ。うおーって。

感情が昂るっていうのはこのことなんだろうな。凄い感情をゆり動かされた。多分高校生の時以以来、感情に乗って「うおー」って行動することはあんまりなかった。でも、たまにはそういうのもいいよなと思う映画だったよ。俺も仕事サボってプラプラしてたらユキノさんと出あわねーかな。出あわねーな。クソが。せいぜい真似出来るのは高校生に喧嘩を売ってやられることくらいですよ。はあ。現実って厳しいよなあ。

いい感じに現実に戻ったところでおしまい。レイトショー安いし、明日仕事言ってみて影響なさそうだったら定期的に映画見に行く習慣をつけてもいいなと思う。映画おもしれーぞ!