chomoshのブログ

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マルチなカードゲーマー戦略

ちょもすです。前回記事が思ったよりも好意的に受け入れられてて僕も中々のバランス感覚を身につけたなと自ら関心しています。慢心です。300RTくらい行くと大体「文章力が~」とか「文章のセンスが~」的なことを言及して頂いて真に光栄で何なら印刷して額縁に飾ろうと思うくらいなんですが、別に文章の勉強とかしたわけじゃないし、ジョブ系のあれそれでもしょっちゅう初歩的な手直しをされてしまうし、文章力とかセンスってなんなんだろうなということをいつも考えます。思うに投稿数だと思うんですけどね。何百回ももそれっぽい記事を書いてりゃなんとなく好意的に受け入れられる表現とか内容がわかってくるし、単純に“当たった”記事だけを見てちょもすの文章力がすごいとなっている、というか。僕の実感からゲームブログは「文章がうまい」と褒められるハードルがかなり低いので、褒められたい人にはおすすめのジャンルです。なんなら僕で良ければ相談に乗るので、その手の悩みがある人はchomoshxxx@gmail.comまで。

 

マルチなカードゲーマー戦略

chomosh.hatenablog.com

 

昔こんなことを書いて、この時はコンテンツを楽しむうえでマルチの方が得だよ、的なことを書いたと思うんですが、最近では別の視点でマルチなカードゲーマーが得だなと思うようになりました。

 

思考のきっかけは、シャドウバースに人生オールインしてしっかりと実力をつけるも、大会はDay1で即死して萎え、みたいな人を見ていたときです。念のため言っておきますけどゲームに対する批判じゃないですよ。ただ、実力差が極めて反映されやすい将棋とかと違って、うっかり下ブレで即死しかねないジャンルで人生をオールインするのはリスクが高いよね、って話です。

 

 

いやね、そりゃかっこいいんですよ。一つのことに何年も打ち込んで、極まったゲームプレイは美しい。一観客としても、そういうゲームプレイが見たいし憧れるけれども、現実のDCGはそれを支えるようにはなってはないわけじゃないですか。僕が50万を取ってから数年を過ごして思ったのは、「一回壇上に上がったもん勝ち」だってことです。壇上に上がると既得権益が発生するし、それは同ジャンルの他のタイトルをプレイする時にも持ち越します。事実はどうであれ「大会で勝った強い人なんだ」と思われやすい、ということです。

 

あくまで「壇上に上がる」のがポイントだと思います。注目度の高い大会で勝ち上がること。実力差はでやすいルールだけど、注目度の低い大会とかに勝ってもあまり意味がない。「知ってもらうこと」と言い換えることも出来るかもしれない。

 

で、同タイトルで「無名プレイヤーが注目度の高い大会で壇上に上がるチャンス」ってそんな多くないわけですよ。よっぽど運営が強大でも3ヶ月に1回くらいで、普通の運営なら良くて半年に1回、1年に1回だって普通です。こうして書くと世界規模にしてしまったMTGはカードゲームとしてすごすぎるなってことがよくわかるんですけど、そのへんはちょっと別の次元なので話を脇にどけておきます。

 

そういう少ないチャンスをモノにできる人もいるかもしれませんが、どこまでいってもカードゲームはカードゲームです。5000人の大会で20回に1回は優勝する超凄腕のプレイヤーがいたとしても、3ヶ月に1回開催される大会に毎回出たって下ブレしたら初優勝するのに5年かかります。じゃあどうするか。「壇上に上がれる大会に参加する回数」を増やすほかないと思うんですよね。

 

無論、あるタイトルに思い入れがあって、そのタイトルで成果を上げたい!と考えてる人にこの話は全く関係ありませんし、もっと短いスパンで大きな大会が開かれるタイトルが出現したら関係ありません。シャドバは若干その域に足を踏み入れかけているので、そろそろオールインしても元が取れる可能性が出てきましたが、仮にそうなったとしても100or0に近いギャンブルなのでハイリスクではある。

 

何が言いたいかって、触るタイトルを増やしてでも大会に参加する母数を増やすのは決して悪くないというか、カードゲーマーとして合理的なんじゃないか、ということです。他のジャンルに比べて運要素の比重が大きいから。一つのタイトルにこだわりつづける人はかっこいいけれど、世間はもうちょっとマルチなプレイヤーを認めてもいいのかな、なんてことを思いました。単純に新しいことって面白いしね。やれ「逃げた」だの「捨てた」だの、多すぎると思うんだよなあ。今はこれをやる、がもっと認められるといいですね。なんでかって僕が叩かれづらくなるからなんですけど。

 

 

 

自衛コラムでした。

 

それじゃあまた。