chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

中野へLJLを観に行った

ちょもすです。

 

 

普段から配信は結構みてたりみてなかったりするLoLのプロシーン。熱心なファンというわけではないんですけど、主要な選手はまあまあわかるし、どんな人がどんな経歴で、どのチームが在留カードを取り上げて、どのチームが在留カードを取り上げないかくらいはわかる。

 

せっかく近場でプロシーンを生で見れる現場があるなら観ておきたい、なんて気持ちはずいぶん前からあったんですけど、今一歩踏み出せなかったところで、「チケット余ってるけど行く?」と言われたので、明日の予定大丈夫かなーなんて思いつつも観に行ってみました。

 

ゲームより人

まずすごく感じたのは、会場の女性率がすごく高い。男女比5:5か、あるいはそれ以上。そしてびっくりするほど小奇麗。直接的に言えばかわいい。今まで色々なゲームのシーンを見てきたほうだと自分では思ってるんですけど、その中でも群を抜いた女性率の高さと、会場の鬱々としてなさと、雰囲気の良さだった。もちろんたくさんの試行錯誤を重ねてこうなってるとは思うんだけど、純粋にすごいことだと思った。

 

LCKシーンで観客は女の子の方が多い、みたいな話はちょいちょい耳にしていたから超驚いたというわけじゃないんだけれど、事実としてそういうゲームシーンを目の当たりにしたことはなかったわけで、あああれ嘘じゃないんだ。本当にそうなんだ、と思った。

 

しかしそうなると、なんでまたLeague of Legendsなんていうパッと見ただけじゃまるで意味不明のファッキンオタクゲームのプロシーンが、こんなに女性だらけなんだって一生懸命考えてたわけですけど、この認識の仕方がそもそも間違ってた。

 

というのも、あるタイミングで女性の中の一人がモニタの画面左下に抜かれてる選手のワイプの写真をスマホで撮ってて、その時に「ああなるほど、そういうことなのか」とすごく感心したんですよ。そう。あの人達は、別にゲームの内容について深く興味があるわけじゃなくて、選手達に興味があるんですよ。

 

やれ今のメタゲームがどうだとか、このビルドがすごいだ、マクロはどっちのチームの方がすごいだ、あのチャンピオンがクソであのチャンピオンが好きだとかそういう話じゃないんですよ。ちょいちょい聞き耳を立てていても、その場にいる選手の話や、あるいは海外選手の名前が出てきて、あの人はかっこいいよね、とかそういう話をしている。

 

アイドル化。言葉にするだけなら簡単だけれど、この状態に持って行った運営チームの手腕はすごいと思う。ずっと続いているからこそ、そしてそこにいる人のなりを伝える努力をし続けているからこそ、人が見えている。人間がわかる。だから追っかける。今プレイしてるあのゲーマーが、どんな人間かわかる。普段はどんなことを考えていて、Twitterでどういうつぶやきをして、どんな人と仲が良くて、どんなチャンピオンが得意なのかがわかる。

 

そういう状態に持って行けば、人間羨ましい気持ちが出てきて「プロになりたい」って出てくる人も増えていくわけで、あの状態を作った人はすごいと思った。それがRiotなのかそれとも大会を運営している会社なのか、選手にインタビューをし続けている誰かなのか、優秀な実況解説の人達なのか、それはわからないですけど。あるいは全員なのかも。

 

ああいうゲームのプロシーンがもっと増えると夢があるなあ、とそんなことを思いました。サンキューLJL。

 

 

それじゃあまた。