chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

『勇者杯2018秋』 決勝を浅く楽しむために

ちょもすです。

 

www.dragonquest.jp

 

浅瀬向け勇者杯秋決勝の見どころです。ゲーム的な部分は予選と大きくは変わらないので予選の時に書いたこちらをご覧ください。

 

chomosh.hatenablog.com

 

脅威のファイナリスト率

デジタルカードゲームの大型大会は、どうしても運の要素が絡むために勝ち抜ける人が毎回様変わりしやすい傾向にありますが、『ドラゴンクエストライバルズ』(以下『DQR』)の人々のプレイヤー性能が伊達ではないのか、勇者杯は第三回目の公式大会にして、決勝大会進出者8人のうち4人が二度目の決勝進出です。

 

予選の結果をはじめてみた時には「このゲーム……運の要素なさすぎじゃない?」なんて言葉を口走ってしまうくらいには驚きました。仮にもデジタルカードゲームですからね、『ドラゴンクエストライバルズ』。

 

決勝大会に進出していると一次予選が免除されるのでファイナリストの優遇自体はされているのですが、それにしたって7~8回戦のスイスドローを複数回に渡って複数人が勝ち上がっているのはホンモノとしか言いようがありません。バグです。普段僕のやってるゲームと違うゲームをやってるとしか思えないのですが、こうして結果として出されてしまえば文句のいいようもありません。

 

ざっくり選手紹介

その影響でびっくりするほど皆キャラが立ってるので、こういう無茶なこともできてしまいます。

 

それはさん

勇者杯決勝進出を賭けた9月の地獄のランクマッチを勝ち抜いた剛の人。その時まであまり使われていなかった《精霊の矢》を使ったククールを使って勝ち上がり、十二分にその名を知らしめた人。

 

決勝大会にもほぼ同様のリストを持ち込んでいるので、魂のデッキのプレイが見れるのであろうことが楽しみで仕方ない。トルネコに差し込まれた《デスマエストロ》も大変に気になり、目が離せない選手の一人。

 

予選は免除されて決勝大会からの参戦になるので、オフ対戦や大会の独特の空気に対応できるかがカギ。

 

azulanさん

予選を唯一8-0で抜けた魔人。3デッキBO3を8-0で抜けるのは本当に魔人としかいいようがなく、その実力は十分。

 

デッキ的なところで言うと割と重めな対応重視の構成を皆が持ち込んでいる中で、《氷塊ゼシカ》、《アグロアリーナ》、《ランプピサロ》の押し付けの強めなデッキを3つ持ち込んでいるのが印象的。氷塊の《バーバラ》枠にムラのある《シルビア》を入れているところからもかなりの勢いを感じる。この勢いを止めることのできるプレイヤーが現れるのかどうか。

 

mkzさん

勇者杯春のファイナリスト。前回成績は5位タイ。

 

実はmkzさん、昔僕の作ってた紙のカードゲームで称号を持っているほど強かった人である。だから一方的に強い人であることを知っていたんだけど、『DQR』でもがっちり結果を残しててさすがだなと一人で納得している。そういう意味で場慣れは十二分。

 

デッキ選択はザ・王道。個別のカードを見ても王道中の王道という感じで、参加者の中で最も「普段ランクマッチでよく見るデッキ」に近いかもしれない。春の時にもそういった王道のデッキ選択で、そこを変えずに来たのは強い意志を感じる。

 

TAKEcakeさん

勇者杯春の優勝者。

 

言わずと知れた初代『勇者』。堀井先生が出てきて思わず泣いてしまうそのドラクエ愛に、心打たれてしまったファンは少なくなさそう。

 

ごくごく個人的な話をすると僕のブログを読んでくれたりクソラジオをやたらに聴いてくれていたりするので、ひいきしてしまいたくなる。ただ本当にいい人なのか、あるいはそれは表の顔で、裏ではとんでもない陰謀を持った大魔王なのかは不明。

 

色々と使うのが大変な『スライムアリーナ』を予選では見事使いこなしており、決勝でも細部を変えてそのまま持ち込んでいる。『スライムアリーナ』大好きマンとしては注目したい一人。宇宙初の『春・秋ダブル勇者』達成なるか。

 

EnzAnさん

『魔法陣ゼシカ』の名手。『魔法陣ゼシカ』のやりこみと実力は明確にズバ抜けていると個人的には思っている。

 

逆に、他のデッキをどこまで使い込めているかがポイント。予選はそれでも難なく抜けてきたものの、決勝大会は予選にも増して猛者揃い。『魔法陣ゼシカ』以外のマッチアップでどういった結果が訪れるのかが見どころか。

 

あとTwitterが激しい。

 

Lv99アカギさん

アカギ一号。勇者杯夏のファイナリスト。前回成績は準優勝。

 

夏の勇者杯を見ていない人のために説明すると、このLv99アカギさんと後に紹介するアカギさんは共に夏のファイナリスト。夏では一回戦で直接対決をした二人が、共に秋も勝ち上がっている。意味不明である。あまりに意味不明すぎるので、勇者杯にサブタイトルがついて、『勇者杯 秋2018 ~闇に降り立った天才~』とかになる日も近いのかもしれない。

 

選択肢が豊富でプレイが煩雑になりがちなトルネコを使いこなす名プレイヤーで、文句なし優勝候補の一人。

 

akiopokeさん

様々なDCGを遊んでいれば、一回は名前を見たことがあってもおかしくないakiopokeさん。『DQR』でもしっかりと結果を残しにきている。

 

伝説の村ゲー『WAR OF BRAINS』に突如現れては勝ちまくっていたのが印象的で、やっぱりカードがうまい奴は何をやってもうまい、を人間で表しているような人。

 

8人の中で唯一『反転ククール』を持ち込んでいるのが特徴的。ククールのミラーマッチでその真価を発揮しそうだが、そのデッキ選択が吉と出るか凶と出るか。

 

アカギさん

アカギ二号。勇者杯夏のファイナリスト。前回成績は5位タイ。

 

アカギ対アカギ、イメージが明らかに賭博とか血を抜くとかそういう系だし、全くもって勇者と程遠いと思うのでこれでいいのか『DQR』と少し思ってしまうものの、観たいものは観たいんだから仕方がない。

 

特徴的なのは、ミスライバルズであるところの《ブラッドレディ》が3デッキ通して一枚も採用されていないところ。その代わりというか、《ブラッドレディ》に耐性がある《ひとつめピエロ》が採用されている点などは面白い。

 

アカギさんは予選からこの《ブラッドレディ》0枚の構成で、予選の終わりに「ちょもすさん、ブログ書かれてましたけど僕は《ブラッドレディ》0枚っすよ」と言われてしまった。おみそれいたしました。

 

夏のリベンジに期待がかかります。

 

 

これだけ情報量のあるメンバーが揃う『勇者杯2018秋』、誰が勝っても全くおかしくないですし、何が起きても全くおかしくない。じゃあ見るしかありません。

 

 僕もできる限りやらせて頂きますので、明日は何卒よろしくお願い致します。

 

それじゃあまた。