chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

〇〇式ミッドレンジとスキージャンプの話

ちょもすです。

 

令和ですね。令和ですが、平成だろうと令和だろうと《オルゴ・デミーラ》を4ターン目に置かれたら怒ることには変わりないし、Turn2でBounty hunter★★作られてキレることにも変わりありません。要するに何も変わらないということです。

 

スキージャンプの話

話は変わって今日オタクと三国志大戦を遊んでたんですよ。カード借りて呂布をシャカシャカしてたら敵が全滅してアメリカ人のピザみたいなカードだなと思ったんですが、その後飯食ってる時に唐突にスキージャンプの話になったんですよ。

 

「そもそもスキージャンプを始めだした奴やばくね?」って話から始まって、なんで最初にやった奴はスキージャンプしようとしたのか意味不明だし、それに追従する奴らもやばいし、競技として成立させたのも意味不明でしょっていう話をして。誰がやりだしたんだろうって気になるからスキージャンプのWiki見てみたんですよ。

 

 

ja.wikipedia.org

 

「スキーで遊んでるうちに自然発生的に生まれた」って書いてあるのもざっくりしすぎてて面白いんだけど、一番面白かったのは【歴史】のところ。

 

初期は直立不動の姿勢であったが、1920年代に、ヤコブ・チューリン・タムス ( ノルウェー) に代表される、腰を曲げて前傾姿勢を取るタムス型と、ナルヴェ・ボンナ ( ノルウェー) に代表される、直立状態のまま前傾するボンナ型という2つの前傾姿勢が広まり、とりわけタムス型はその後戦後直後まで多くのジャンパーが取り入れていた。いずれの型においても、腕は、バランスを取るために回していた。

(中略)

1976年頃、ハンス=ゲオルク・アッシェンバッハ (東ドイツの旗 東ドイツ) が、アプローチを滑走する際、中腰で両手を平行に後ろへ揃えるスタイルを始め、当初アッシェンバッハスタイルと言われた。

 

ここ数年、カードしかり格闘しかり他ジャンルしかり、特定の技術とかデッキに対して自分の名前をつけるのって敬遠されるというか失笑されるというか、そういう傾向があるじゃないですか。自意識過剰乙みたいな。10年くらい前だと結構受け入れられてたとは思うんですけど。

 

だから特定の技術に特定の人名がモロに反映されてて、それがWikipediaに歴史として載ってるってのがすごい面白いなと思ったんですよね。だってこれ要するにタムス式ミッドレンジジャンプってことでしょ。タムスすげえ奴だなってなるじゃないですか。

 

これは想像の域を出ないんですけど、1920年代にも「タムス型(笑)」みたいな奴は多分いたと思うんですよね。でもWikipediaにその情報は乗らないし、「ヤコブ・チューリン・タムスはすげえ奴だった」という情報だけが残る。それって結構すごいことだなと思ったんですよ。

 

もしかしたら、今「〇〇式(笑)」みたいになってるあんな技術やあんなデッキが、数十年後に歴史として名前を載る可能性があるのかもしれない。そう思うと、記録の重要性と、やったもん勝ちであることは常々覚えておきたいなと思いました。

 

 

令和もよろしくお願い致します。

 

それじゃあまた。