上手くなるためには継続すること
ちょもす先生の感覚でいいので、一般人がJ4やJ3を目指すうえで最低これくらいはやらないとダメっていう試合数があれば教えてください。総試合数でも週試合数でもいいです。 | ask.fm/chomosh
4日前にこんな質問がAsk.fmに届いていて、僕は試合数は少なくてもいいから毎日やったほうがいいよという旨を答えた。
これにはそれなりに考えがあるのでちゃんと説明しておこうと思う。
継続は力なり
「アマチュア初段クラスの人が四段になるためには、何が必要ですか?」
と質問されたことがある。
「集中してやればすぐに四段になれます。ただし、三ヶ月間毎日、将棋の練習をすること」
というのが私の答えです。
―羽生善治 「大局観」
- 作者: 羽生善治
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羽生さんがこう言ってるから正しいに決まってるんだよ!!!
という身も蓋もないアレもあるし、実は僕の実体験にもかなり基づく。三国志大戦が一番勝てた頃は、毎日新宿は歌舞伎町のゲーセンに行っていた。
数あるゲームをやってきた経験からしても、一番ゲームが上達するのは、一番そのゲームが面白いと感じる時であり、それは毎日そのゲームをプレイし、そのゲームについて考える時だったから。
羽生さんはこう続ける。
「慣れ」によって余裕が生まれる
一つは、「将棋に慣れる」という効果がある。
「習うより慣れろ」という言葉があるように、慣れることによって、よりスムーズに洗練された将棋が指せるようになる。
また、慣れてくれば疲れないので、次にすることへの負担も小さくなるし、余裕を持って取り組めるようになるという効果もある。
特にコードオブジョーカーにおいては「慣れ」が重要だと感じる。ゲーム単位でも、デッキ単位でも。慣れてないと、60秒の制限時間で無数の選択肢から正しい道を選んでいく作業はとても難しい。
慣れていれば、そもそも無駄な選択肢を捨てさることができて、いくつかの選択肢から悩むことができる。それなら60秒でも間に合わせることができる。
一部抜粋の形だけど、この本には継続することがいかに難しくて、またどれほど大切か、ということについてよく書いてある。特にゲーム好きの人には一度読んでもらいたい本だなあ。
羽生さんの本だったり動画だったりは読んでてかなり面白いので今後ブログでもよく出てくることになりそう。皆で羽生信者になろう!
というところで。
それじゃあまた。