「コードオブジョーカーは高度な情報戦を地で行くゲームである」 論
いやあ思ったんすよ。CoJって高度な情報戦を地で行くゲームだなって。もっと言ってしまえば、最近のゲームって大体高度な情報戦なんじゃないかなって。
それに気づいたのはここ数日にあった4つの出来事からなる。
最近のゲームが情報戦であると気づいた4つの出来事
壱
一つ目は昨日なんとなく、久しぶりにみてみたTOPANGA TV。格闘ゲームのプロが今やってる大会についてああだこうだ言う配信なんだけどさ、その節々に、凄い知識量に裏付けされたゲームの話がちょいちょい出てくるんですよ。
普通の人は多分知らないと思うような知識がポンポン出てきて、リスナーもそれに感嘆する、という構図。見てた時はそれについて深く考えてなかったけど、今から書く三つを読んだあとに振り返ると、ああこれも繋がっているんだなということに気づく。
弐
二つ目は三日連続でやって気づいたCoJのメタの移り変わり。
ハンデス全盛期だったのが二日前で、それに対抗した祈り御供黄単が隆盛したのが昨日。それで今日CoJやったらどうなったと思います? 祈り御供黄色単メタとされる破滅のギャンブラーがもう出るわ出るわですよ。今日だけで破滅のギャンブラーを6回踏んだ。意味不明だよ。昨日どころかここ2~3か月踏んでなかった破滅のギャンブラーを、今日だけで6回踏んだんだよ。
これってもうすげえことだなって。CoJは毎日全国大会するカードゲームとはよく言ったもんで、本当にそういうことが起こってる。流行ったら一日でメタ張られちゃうんだよ。
参
三つ目はさっきなんとなく読んだカキツバタさんのブログ。
サポーターズサイトの審査には落ちたらしいけど、それも含めて内容は面白い。CoJやるにあたってはTwitterやったほうがいいですよということが書いてある。
CoJ界隈のTwitterには間違いなく有益な情報が落ちている。流行りのデッキの情報だったり、誰が何のデッキを使っているか、という情報だったり。それらの情報がなかったら昨日今日と僕は黄単を使っていないし、APが増えていなかったとも思う。
四
4つ目は電池さんのブログを読んだ時に思ったことから。
電池さんのブログ見てて思ったことが一つある。最近しっかりCoJやるようになってから気づいたんだけど、J2とJ3の違いは情報収集能力の差なんじゃないかと思う。J3以下からはかなり海洋出てくるんだけどJ2からはほとんどでてこない。一部プレイヤーはいるけど
— chomosh (@chomosh) 2014, 11月 13
特にJ4の海洋率がやべーんだよ。J1の人とかってもう海洋使ってる人ほとんどいないんだけど、J4って出てくると凄い確率で海洋デッキが出てくる。スピードムーブ系にやられるわ、ハンデスにやられるわ、弱肉増えてるわ、正直ちょっと厳しくなってきた感のあるデッキなんだけど、まだそのメタがJ4まで伝搬していないように感じたんだよね。
これらを総合して考えてみると、情報を持ってる奴が強くて、情報を持ってない奴が弱いんじゃないかと、そう思ったんですね。例えばうんこ漏らしそうな時の危機回避能力ランキング[渋谷~品川編]とかあったら俺は相当強いと思うんだけど。
上位陣が上位陣で有り続けるということ
なんで上位陣が上位陣であり続けるのか、みたいな話にも繋がってくると思うんだけど、上位のゲームプレイヤーって上位のゲームプレイヤー同士の強力な情報網が共有されて、もう情弱になりえない。だから強い奴がいつまでたっても強い。みたいな。そういう話なんじゃないかと思うんです。
だから三国志大戦で目立ちたい一心でチーム名で暴れてみたりなんかするのは愚の骨頂ですね。自分で自分の首を絞めるという。そんなバカな奴がいるのか。いやまったく。
コードオブジョーカーは特にこれまでのどのTCGにもないほどメタゲームの移り変わりが早いゲームなので、その分、情報収集能力が試されていると思う。ゲームセンスはもちろんだけど、Twitter力というか、インターネットリテラシーというか、実はそういうのがかなり大事なゲームなんじゃないかと、僕は気づいてしまったんですよ。
じゃなきゃ僕が上位にいるのとかって結構おかしいんですよ。僕全般的にゲームは得意なほうですけど、ひいき目に見てもせいぜい上位10~15%くらいのうまさなんですよ。でもランキングで見ると1%とかそういう所に入ってきているというのは、なんか別のそういう力が関係してるんじゃないかなと、推察するわけです。
と、予測を立ててみたんですけど、どうでしょうか。
僕は結構このロジックにピーンと来てしまって、世紀の大発見をした気持ちになってるんですけど、なんか全然見当違いな事を言ってたらごめんなさい。ご意見、お待ちしております。
それじゃあまた。