chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

APを増やすための基本的な考え方

ごぶさたしてます。光の戦士です。

 

今日は久しぶりにCoJやったので、こういうタイミングを逃さずにブログ更新しようと思います。ちなみにそのCoJの内容はといえば、ゴミデッキを試して1500燃やしていつものスピムで1500盛るという、なんの生産性もないものでした。でも最近こんなのばっかです。当たりデッキへの道は険しいですね。

 

さて今回は、APはどのようにしたら増えるのか、ということについて、今一度基本的なところを考えてみようと思います。

細かい技術論というよりは、ざっくりとした抽象的な話になっているので、俺は明日勝ちたいんだー!!!みたいな人の役にはたたないと思います。すいません。

それじゃあいきましょう。 

 

ランクを上げるには「回数×勝率」

ずばりCoJのランキングは回数×勝率によって決定します。だから「回数をやればランクが上がる」はそこそこ正しいし、「回数だけやってもランクは上がらない」もそこそこ正しいですね。そのマッチング帯における十分な勝率と十分なプレイ回数が合わさることによってはじめて、APが増えるという現象が起きます。

 

であるとすれば、「APを増やそう!」と思い立った時、増やすべきは回数か勝率、あるいはその両方です。

 

回数はまあ、物理的に増やすしかないので可能な限りやりまくることとして、問題は勝率です。どうやったら勝率を上げることができるでしょうか。手札を使いすぎない、なるべく早くプレイする、個々の技術論はたくさんありますが、その技術論らの意味することはなんでしょうか。

 

期待値を追う

その技術論らの共通している部分は一貫して、勝率の高くなるような行動をするべきであるということです。パチンコや麻雀に親しみのある人達にわかりやすく言うなら、期待値を追うということです。勝率70%の選択肢と勝率60%の選択肢がある時、勝率70%の選択肢を選べるようになろう、ということです。

 

例えば魔法石で引き寄せるカードについて考えてみましょう。あるタイミングに魔法石を使った時、魔法石で引き寄せるカードは、「この瞬間にこのカードを持ってきた時の最終的な勝率」が決まっています。ここで拷問官アーテーを持ってきた時の勝率は60%、対して阿修羅百式を持ってきた時の勝率は40%、という風に、全ての選択肢に対しての最終的な勝率は存在するんですね。

 

ただし、実際にそれがわかることはありません。相手の伏せカードや手札、相手のプレイスタイル、前のターンの行動などなど、色々な条件によってそれらは大きく変化することになりますから、現実的に計算することは不可能です。どちらかのデッキが1枚違っただけでも、同じ状況を再現することにはならないですしね。

 

だから総合して「これがよさそうだな」というなんとなくの選択肢を、僕達はその場で導き出してプレイしています。

その「これがよさそうだな」という感覚の差、また「これがよさそうだな」と結論を出すまでのスピード。そういったものが、実力差であると僕は考えています。

 

この「これがよさそうだな」の感覚の差というのは、非常に曖昧な表現ですが、根っこのところにあるのは期待値を追えているかどうか、勝率の高い選択肢を選べているかどうかだということです。

 

期待値を追うために

では勝つために、勝率の高い選択肢を選ぶにはどうしたらいいでしょうか。

結論から言ってしまえば、

 

1.勝率の高い選択肢を選ぶための情報を知っているかどうか

2.その情報をちゃんと利用できているかどうか

 

この二つができるかどうかです。

 

1の勝率の高い選択肢を選ぶための情報を知っているかどうかというのは、今何が勝率に影響している情報であるかを判断したり、またそれをそもそも知っているのかどうか、ということです。

 

例えば自分の場にエンジェルビルダーがいる時、相手が珍獣デッキを使っていたとして、珍獣デッキ側のエンジェルビルダーの突破手段というのをわかっているかどうかです。それは試合中にわかるかどうかというより、事前に知っているかどうかですね。珍獣デッキの中身がなんとなくわかっていれば、相手の動きもなんとなく想像できるわけですから、それを踏まえた上で選択肢を選ぶことができます。

 

また終盤の点の取り合いの攻防になった時、相手のデッキにスピードムーブのカードが何枚残っているかどうか、あわだっくんが残っているかどうか、が、「重要な情報」として頭にインプットできているかどうかです。相手のデッキの中のスピードムーブの枚数が1枚で、残りデッキが20枚という状況であれば、多くの場合スピードムーブを恐れずにプレイした方がいい結果になるでしょう。

 

ある状況で重要な情報を重要な情報として認識できているかどうかは、期待値を追う上で重要です。試合中に情報は無限にありますが、重要な情報と不必要なノイズをちゃんと仕分けできているかどうかが大切になります。

 

そしてこれらを学ぶ上で必要なことは、Twitterやブログ、掲示板、リプレイでの情報収集と、情報を噛み砕く力です。

 

 

 

2のその情報をちゃんと利用できているかどうかはその仕入れた情報を、ちゃんと選択肢に反映させることができるかどうかです。相手のデッキの中のスピードムーブの枚数と、残りデッキの枚数から次のターン相手がスピードムーブを引く確率を計算したところで、「なんとなく怖いから毘沙門立てとこう」となっては意味がありません。引く確率が低いから毘沙門でパンチ。その方が勝率が高いから毘沙門でパンチ。そこまで出来て期待値を追う行為です。

 

正しい情報が正しい答えをもたらすとは限らないんですね。正しい情報を正しく使うことができなければ、意味はありません。

 

かなり抽象的な話が続いて僕の頭がパンクしそうですが、要するに色々駆使して期待値を追ってデッキを選択して、期待値を追ってプレイすれば、ランキングは上がるよっていうことですよ。

 

 

あとがき

まあ今回何が言いたかったかっていうとさ、運の要素で勝ち負けすることはあっても、勝率の高い選択肢を選び続けていれば、回数をこなすことで必ずその勝率に収束するはずなんだよね。

 

もちろん運によって後攻を連続で引いたり、相性の悪い相手を連続で引き続けて連敗して顔真っ赤になって台を破壊しそうになったり、メガブタ死ねみたいなツイートをしちゃうことはあると思うんだけど、そもそもAPを増やす上で重要なのは、アベレージであって、一試合一試合の結果じゃないんだよね。

 

最近は特に運の要素が強いって言われてるくらいだし、よりその傾向は強まっていると思う。だからそもそも焦点を変えるべきなんだよ。1試合の勝利じゃなくて、500試合での350勝を目指してプレイする。あくまでランキングを上げようと思ってる人はね。

 

この手の話は、多分ピンと来る人と全くピンとこない人がいると思うんだけど、ピンとくる人が何人かいて、その人たちの気づきに役立ったらいいかなあということで書いてみました。ただの持論なので間違ってたらごめんなさい。お詫びに30ギル渡します。ixion鯖で。

 

 

次の更新はいつになるかな。

それじゃあまた。