三日天下のはなし
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いやもう何ってこの画像がいいよね。城にビーム飛んできてるの完全に意味不明だし、それで城大爆発してるし、これのどのへんが三日天下なのかもよくわからなくて凄い好きなんですけど。
東京予選を抜けた16人のうちの10人が三日天下侍っていう、すごい結果を残したこのカードですけど、これの何が強くて、何が弱いのか、みたいなところについて今一度確認しようと思います。
基本BPが上がるのが強い
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考えて見ても欲しいんだけど、今までこのゲームって基本BPが上がることに対してかなり慎重だったと思うんだよね。それはもうこの2枚を見ればわかるでしょ。
怒ってる鳥がフルーツ食ってもBPは2000(しかも一人)しか上がらないし、アイドルが3人揃ってもBPは全員1000しか上がらないんだよ。
じゃあこいつはどうか。
なんと城が爆発したので全員のBPが3000上がる。
そりゃあ鳥がフルーツ食ってるのと城が爆発したのどっちが一大事かって言ったら城が爆発してる方だからね。鳥がフルーツ食ってもニュースにはならないけど、城が爆発したらニュースになるでしょ。
とにかく基本BPがすごい上昇するわけよ。すごい基本BP上昇すると何が起こるかっていうと、こいつが悲しみを背負うことになる。
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今までこいつに素で殺されるユニットに対して価値を見出すには、かなりの努力が必要だった。でも、城が爆発すれば、どんな奴でも蠅魔王剣に耐えることができるようになった。
6000ラインって重要だったんだけど、三日天下のおかげで6000ラインで無くても、簡単に生き残る方法が産まれた。それは大きな意味を持つ。それだけベルゼブブ強かったってことなんだけどね。
とにかくBPが高くなると焼きへ強くなる。それをかなり簡単に行えるのが、三日天下の強さだと思う。あと特に触れてないけど、普通に殴り合いも超強くなるのは言うまでもないよね。
デメリットが思ったより少ない
三日天下には全員に呪縛がついてしまうデメリットがあるけど、これは侍デッキに限って言えば、そんなに大きなデメリットではない。少なくとも、メリットに比べれば気にならないレベルのデメリットだと思う。
今のところ侍以外の三日天下を使ったデッキが浮上してきていないので、不屈と組み合わせなければそこまで使えないカードだろうというのはなんとなくわかってきているけど、逆に不屈と組み合わせた時のデメリットは発表当初に感じたものよりも小さいものだったと思う。
でも
弱点はある。それはジャッジメントとかギョクジみたいな、行動権を消費させるカード。これらが呪縛+不屈コンボの弱点を付く。これはちょっと前までの環境でそこまで採用されてなかったカードだったんだけど、三日天下によって大きく見直されることになったと思う。事実侍ミラーのジャッジメントの位置づけは結構重たいわけですよ。
侍側としては三日天下後に適当にギョクジを打たれるだけでも結構きつくて、1ターンスキップされることになる。やられるとわかるけど結構どうしようもない。
つまり
だから三日天下メタって結構色々あると思うんですね。上に書いたギョクジもそうだけど、いくら強いって言ったってパンプはパンプなんだからBPで戦わずに除去すればいい。ハデスとか、毘沙門とかね。でもハデスとか毘沙門のお膳立てで祈りとか死壊石をセットすると「秘剣!三段!切り~~~!」ってやられる話をするなら、それはもうそいつが悪いよ。城が悪くないとは言わないけど、城と赤沖田で責任半分づつくらいだと思うんだけどね。
今まで除去といえば赤一辺倒だったけど、三日天下の影響で、青とか黄色の除去力というか、そういうのの価値はぐっとあがったと思う。ただ青とか黄の除去って基本手間がかかるから、その穴を赤沖田が突いちゃう。その組み合わせが強いんだよね。
僕のイメージとしては、三日天下で赤が弱くなって、青と黄色が強くなったと思う。緑は不屈ユニットを除いて更に弱くなったと思う。
僕の予想でしかないんだけど、三日天下は赤を弱くするカードとして産まれてきたと思うんだよね。それくらい赤が強かったから。で、その目的は多分果たせている。ただ、赤沖田とナギと青沖田とアヤメ、こいつらがこのカードと思っていた以上に相性が良かっただけで。
さて、そんなさなかの大阪予選はどうなるんでしょうか。どういうメタゲームで進むのか。予選を抜けてしまった僕としては楽しみで仕方ないので、会場で食い散らかしながらギャーギャー騒ぎに行こうと思います。いやあ楽しみだなあ。みんな予選頑張って欲しいよね。ほんと。僕ははなくそほじりながらワンダーランドウォーズやってるけど、がんばってくれよな!
それじゃあまた。