今夜わかる!冥府エルフデッキの使い方
ご無沙汰しております。ちょもすです。
AA0に上がりました
なんとかAA0に上がりました。やっぱりアリサちゃんなんですよね。ベータテスト時代から僕がアリサしか使わなかったことはあまりにも有名ですが、努力の甲斐あって昇格できて嬉しい限りです。
今回は巷では扱いが難しいとされる冥府エルフについて、プレイガイド的なものを書いてみようと思います。実際かなり特殊な運用を求められるデッキですが、要点を抑えてしまえば「特別うまくはないが使い方はわかっている」レベルに到達するのはそう難しくはありません。今回はその「特別うまくはないが使い方はわかっている」レベルになるための、要点を書き出した記事になります。
デッキレシピ
マリガン
どんな相手でも丸い:フェアリーサークル、フェアリーウィスパラー
対ミッドレンジ~コントロール相手:収穫祭
対アグロ~ミッドレンジ相手:森荒らしへの報い、ベビーエルフ・メイ
1~2PPのフォロワーとセットで:エンシェントエルフ
こんな感じでやっています。正直マリガンだけはマジで難しいので、どんなのがいいのかな~とか考えながら、試行錯誤してください。僕もまだその段階です。
冥府エルフデッキの勝ち方
- フェアリーでちまちまと点をとりつつ、リノセウスを自然の導きで使いまわして高火力を出して勝つ【リノセウスパターン】
- 冥府への道を条件を満たした上で1~2枚張り、とどめを刺したり“詰み”の状態にする【冥府パターン】
主な勝ち方はこの二つです。他にはエンシェントエルフの処理を相手がてこずってそのまま勝つパターンなんかもありますが、ここでは省略しています。まずはとにかく二つの勝ちパターンがあることを認識しましょう。
対戦相手のクラス別勝ち方
対戦相手のクラス別に、上に書いた二つのパターンのうちどちらを選択するべきかを以下に書きました。1が【リノセウスパターン】、2が【冥府パターン】です。
もちろん手札によってそうならないこともままあるので、「この相手の時はこれを狙いたい」くらいのテンションで覚えてください。
エルフ→1.2
ロイヤル→2
ウィッチ→1
ドラゴン→1
ネクロマンサー→1.2
ヴァンパイア→1まれに2
ビショップ→2
これがわかると何が変わるかと言えば、カードの使い方が変わります。例えば2の冥府パターンを目指す場合には、リノセウスは対戦相手のフォロワーと1:1交換をするために使って大丈夫です。
逆に1のリノセウスパターンを狙う場合には、リノセウスを1:1交換に使ってはいけません。フィニッシャーですからね。
対戦相手のクラス別フェアリーの使い方
あれやこれやの手段で手札に加わるフェアリーですが、このカードの使い方を間違えるとこのデッキは勝つことができません。このカードも主に2つの使い方があります。
- 横に対する除去が弱いクラスに対して展開し、盤面を取ったり点数を取ったりする【戦闘パターン】
- 新たなる運命の水増しに使う【水増しパターン】
あとは
- 各種コンボカードの条件達成のために使う
があるんですが、これは話が難しくなるのでここでは無視します。
上に挙げた二つの使い方がフェアリーにはありますが、これは相手のクラスによってその使い方を分けましょう。例によって【戦闘パターン】が1、【水増しパターン】を2として、相手のクラス別にどうやってフェアリーを使っていくかの目安を作りました。例のごとくあくまで「目安」ですよ。
エルフ→1.2
ロイヤル→1
ウィッチ→2
ドラゴン→1
ネクロマンサー→1.2
ヴァンパイア→1
ビショップ→2
冥府エルフがうまく使えないという人は、ここで躓いている人が多いと思います。 どんな相手にもフェアリーを全力展開していないでしょうか。フェアリーの使い方は相手次第で変化させる必要があり、「新たなる運命を8枚で打ちたいからここはフェアリーを出さない」というプレイもまた出来るようにようになる必要があります。
△手札のフェアリーの山も、デッキトップが新たなる運命なら宝の山。
新たなる運命は手札8枚で打つ
フェアリーの使い方の話から繋がってくるところですが、新たなる運命は可能な限り手札が8枚の状態で打ちましょう。新たなる運命を6枚で打った時と8枚で打った時は、圧倒的にその後の手札の質が違います。墓場を肥やす意味でも、手札の質を確保する意味でも、新たなる運命は渋って渋って8枚打ちが基本です。
序盤に冥府への道が3枚来てしまった時も例外ではありません。冥府への道の勝ちに未練を残して、冥府への道→新たなる運命7枚打ち等は愚の骨頂です。場に出てしまったおっさんはなんの役にも立ちませんが(むしろ邪魔)、新たなる運命で捨てれば手札が1枚増えます。手札1枚の重みは言わずもがなです。1枚増えるだけでも、リノセウスで勝てるパターンの手札になっている確率は十分に上がることでしょう。
なお、墓場が20枚くらいある時に冥府への道から新たなる運命を7枚打ちするのはもちろん間違っていません。が、逆にこっちが例外なので、勝ちが絡む時以外はやっぱり8枚打ちを意識するのが良いでしょう。
新たなる運命の打ち所
新たなる運命は8枚で打つのがいいのはわかったとしても、手札に捨てたくないカードがあって新たなる運命を打つか迷うシーンというのがあると思います。
ずばり、新たなる運命の打ち所は、「手札がゴミカードだらけになった」時です。手札の中にまだ使いたいカードがある時は、手札が8枚で新たなる運命を持っていたとしても、新たなる運命は打つべきではありません。
そういう意味で一番理想的なのは、フェアリー7枚を抱えた状態で打つ新たなる運命ですね。
冥府直前の墓場稼ぎ
このゲームは手札を9枚以上持とうとした時、持とうとしたカードは手に入らず墓場に送られます。このシステムは冥府エルフを使う上でかなり重要なシステムで、悪用ができます。
冥府の30枚モードに入れるかどうかという時、活躍するのがフェアリーサークルです。このカードは手札8枚の状態で打つと、
スペルを打ったので+1
2枚加えるうち1枚のフェアリーが溢れて墓場に送られるので+1
と、1PPで2枚の墓場を稼ぐことができます。あまりにも神カードです。冥府を決めにいく新たなる運命前にこのカードが手札にあるなら、必ず打ってフェアリーを無駄に1枚墓場に送りましょう。
他にも、手札が7枚の状態でフェアリーウィスパラーを出すとフェアリーが1枚溢れて墓場に送られたり、運命の導きのワンドローを溢れさせて墓場+2ができたりするので、冥府前にこれらのカードを無駄打ちして墓場を増やせることは覚えておきましょう。
リノセウス算
リノセウスを自然の導きで手札に戻して何度も攻撃するパターンは、いちいち計算するのがめんどうくさいので、PPごとのMAX値をなんとなくでもいいので覚えておきましょう。以下に書いた表は必要PP、リノセウスが殴る時の攻撃力、最終的な打点、の順番で書かれています。
リノセウス+自然の導き
(手札には無限に1PPのカードがある想定)
5PPは1+3で4点
6PPは2+4で6点
7PPは3+5で8点
8PPは4+6で10点
……
リノセウス+リノセウス
(手札には無限に1PPのカードがある想定)
4PPは1+2で3点
5PPは2+3で5点
6PPは3+4で7点
7PPは4+5で9点
……
リノセウス+リノセウス+自然の導き
(手札には無限に1PPのカードがある想定)
7PPは1+2+4で7点
8PPは2+3+5で10点
9PPは3+4+6で13点
……
比べて見ればわかりますが、1PPのスペルを打ちまくってリノセウス+リノセウスするのが最も簡単で最も高火力です。
実際は手札に1PPのカードがフォロワーしかなく、場が埋まっていて出せなかったり、相手に守護持ちのフォロワーがいたり、1PPのカードが無く2PPのカードを出さないといけなかったりするので、実戦ではこんな綺麗に決まるわけではありません。
ですが、例えば9PPのリノリノ導きは13点(進化で15点)がMAXだとわかっていれば、相手の体力が16の時には「このターンは勝てないから、盤面を処理するか少し削りに行くか」という切り替えを素早くでき、その先の思考に時間を多く費やすことができます。
細かく覚える必要はないので、自分のターンに「これは削りきれないから無理」なのか、「これは届いてるくさい」かの判断を素早くするために、この辺りの数字をざっくりと覚えておくことをおすすめします。
まとめ
・相手によってリノパターンと冥府パターンを使い分ける
・相手によってフェアリーの使い方を使い分ける
・新たなる運命は8枚で打つ
・手札に使いたいカードがある時は新たなる運命は8枚でも打たない
・冥府直前の墓場稼ぎテクを使う
・リノセウスの算数はめんどくさいからMAX値だけ覚えておく
と、今夜使うために必要そうな要素を羅列してみましたが、いかがでしたでしょうか。正直難しいところが多すぎてできるだけ簡単に書くのがむちゃくちゃ大変でした。
ここがわからない!みたいなのがあればコメントかTwitterあたりで投げてもらえれば、気が向く質問だったら答えられると思うので、まずはお気軽にご相談ください。
それじゃあまた。