老害に伝えたいCoJVer2.0EX1の魅力
文句を言ってもやりたくなるのがCoJ
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なんやかんやと言われながらも、そして僕自身も思いながらも、カードが出ればやりたくなるのがCoJオタクの性です。今日まで全然やる気のなかったVer2.0EX1を遊んできました。
画像はわざわざ張るまでもない僕の日常の一部ですが、いや、なかなかこのゲーム、よくできていますね。
公式生放送中にOGRと対戦していて思ったことは「このゲーム勝てなくてつまんねえ」ということでしたが、今日思ったことは「このゲーム勝てるからおもしれえ」ということでした。友達と対戦相手は選ぶことが重要です。皆さんよく覚えておきましょう。
Ver2.0EX1は紫単を使え
まだ調整中だけど、形としてはこれが強い。 pic.twitter.com/aDdefg14x3
— mondial (@mondial_coj) 2016年8月4日
まず前提として、紫単を使いましょう。環境が煮詰まったらどうこうとか、使いたいカードがあるんだ、みたいな話をまずはおいておくとして、環境初期の今は紫単が一番このゲームを楽しめると思います。上は電撃アーケードに出始めてから発言が攻撃的になってきたプレイヤーのmondialさんの構築で、これがよくできているのでこれをベースに話を進めていこうと思います。
デッキの回転力がすごい
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これは上のデッキ画像から「効果が発動した時にカードを1枚引く」能力を持ったカードを赤枠で囲ったものです。数えてみたらなんと22枚もありました。デッキの半数以上が出したとき/発動したときに山札からカードを引く能力を備えているので、よほど無理な軽減をしない限り、安定してデッキを回すことができます。
これらのカードには「紫ゲージが3以上ないと効果が発動できない」的なことが長々とテキストボックスに書いてあるものもありますが、特に気にせず無視して大丈夫です。「紫ゲージが3以上あるなら」という条件は「あなたがむっく(CoJ開発チーム)にむかついたことがあるなら」くらいの条件なので、基本的には達成しているものです。
意気投合(発売後三日で禁止)から始まった“ドローする楽しさを伝えたい”という運営方針が、またここにきて前に出てきたかなという感じがします。特別珍獣ユニットが多いわけでもない普通のデッキですが、長期戦を見れば普通に一周するデッキなので、プレイしていてストレスがありません。本当にこんなにドローしていいのか不安になるくらいドローしますが、いいんです。それがVer2.0EX1の魅力ですから。
混沌神カオスがすごい
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カード個別にみても、Ver2.0EX1の紫の追加カードはネジが一本抜けてるものが多いです。まずは混沌神カオスのテキストを見てみましょう。
■無限の混沌
[▲5]このユニットがフィールドに出た時、あなたの紫ゲージが5以上の場合、対戦相手の全てのユニットに8000ダメージを与える。あなたの紫ゲージを-5する。
■空間断絶
[▲2]このユニットがアタックした時、あなたの紫ゲージが2以上の場合、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを対戦相手の手札に戻す。あなたの紫ゲージを-2する。
このユニットが破壊された時、あなたの紫ゲージを+2する
……▲とか紫ゲージとかよくわかりません。
ということで、僕がこのカードの効果を最近のCoJをやっていない人に説明するとすれば、
これと、
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これです。
こいつらが合体したのが混沌神カオスです。どうみてもみんな怒りそうでしょ。だからすごいんです。カオス。見た目もすごければ効果もすごい。
悪意のプレリュード
■悪意のプレリュード
[▲3]あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたの紫ゲージが3以上の場合、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに5000ダメージを与える。あなたはカードを1枚引く。
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あとこのカードもかなりすごいと感じます。最初期からこのゲームをやっている人にはわかると思いますが、あるインターセプトを使った珍獣デッキが流行った時があったんですね。
■ブロウ・アップ
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたのユニットと対戦相手のユニットをそれぞれ1体ずつ選ぶ。それらに5000ダメージを与える。
ブロウ・アップですよ。当時のBPラインは5000が基準だったので、主力ユニットが相手の珍獣と交換された上に、残りの大量の珍獣が顔面に突っ込んできて、もうそりゃあ素晴らしいゲームだったんですけど。
そのブロウ・アップが、ですよ。
・味方に5000ダメージを与えなくてもよくなって
・ワンドローがついた(!?)
この状態で使えるのかなりすごい。環境がインフレしたとはいえ、あれだけみんな口を揃えて「ブロウ・アップ素晴らしすぎる。死ね」とかTwitterで言いまくってたあのカードがワンドローがついて戻ってきた上に、名前が悪意のプレリュード。悪意あるよこれ。
むっくのプレリュード、僕たちも奏でるしかないでしょ。
まとめ
・Ver2.0EX1はプレリュード奏でていけ
いったいなんの前奏曲なのか、それはまだ誰も知る由もありませんが、EX1は紫を使う分にはロックなゲームです。別にセガからお金をもらって書いているわけでも、圧力をかけられて書いているわけでもありませんが、カオス揃えて遊んでみたら意外と面白かったと伝えておくことにします。
それじゃあまた。