chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

CoJはやっぱり珍獣が面白い

ご無沙汰しております。ちょもすです。

 

昨日1000000000年ぶりにCoJをプレイしました。なんでプレイしたかというと、今回のレギュレーションのイベントがやりたかったからです。

 

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一見制限がないだけのただのフリー対戦に見えますが、その実は狂気のレギュレーションです。ちょっとでもCoJをやったことのある人が今から僕の張るデッキレシピを見てれば、その狂気をすぐに理解できることでしょう。

 

デッキレシピ

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公式ブログでも解説されていましたが、SPカードに変換されてしまった過去カードをEXカードパックで改めて入手することによって、該当するカードを6枚まで入れることができます。簡単に言うとVer1.1の珍さんが6枚入る狂気のルールです。このデッキを組みたいがために、僕は60000AC費やしました。しかしそれでも足りなかったのでそこはトレードで補いました。

 

このデッキは裁きのマーヤかファンガスガールを出されるとその時点で詰むかなりロックなデッキですが、そこに特化しているだけのパワーがあります。先行なら3T、後攻なら2Tでほぼ7点を削りきれる、全盛期のKP統合も真っ青の神のデッキです。鎌+CP増加+OC珍出しつつ二週目突入→庭庭庭庭庭→無限のOC珍といった要領でほぼ無限に加点できるからです。

 

まだ間に合うのでACを全投入して是非イベントでやってみてほしいと思います。このデッキをプレイすることで、僕はCoJの何処に面白さを感じてたかを再確認できたほど、CoJの面白さが詰まっているデッキです。

 

試合中にデッキを作るのが面白い

僕がCoJのどういうところが面白いと感じていたのかと言えば、試合中にデッキが作る部分を特に面白いと感じていたんだと思います。念のため言っておきますが、これはサーチカードを駆使して残りのデッキの状態をよくしておく、という意味です。昔そういう記事を書いたのでよければこちらもご覧ください。

 

chomosh.hatenablog.com

 

例えばさっきのデッキを例に挙げてみましょう。

 

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デッキに入っている6枚のデビルウィンナー(ウィンさん)のうち、2枚を先行1Tに出して1枚が手札、残り3枚がデッキにあるとします。

 

次のターン、デビルウィンナーを庭で2枚ドローしたとしましょう。残りのCPは0です。そのとき、デビルウィンナーをどのようにオーバーライドさせるべきでしょうか。

 

答えはLv2→Lv2です。なぜなら、ここでLv3のデビルウィンナーを作ってしまうと、最後の1枚のデビルウィンナーを手札に引き込んだときに腐ってしまうからです。

 

そのときLv3を出してLv1ウィンナー(デッキのゴミ)を引き込んで戦うのは論外ですし、Lv3ウィンナーを手札に抱えるにしても、最後のデビルウィンナーをオーバーライドに使うとデビルウィンナーをLv2に下げないといけなくなります。そうなればデビルウィンナーがアタックするために二週目のウィンナーを1枚必要としてしまうため、一週目の動きとして完結しておらず、不確定な要素に頼ることになります。だったらオーバーライド前提のLv2にして手札であたためておくほうがいいだろう、ということです。

 

2週目戦略を取る上で、綺麗にデッキを回す=カード1枚1枚に役割を持たせることは非常に重要です。それはアリアンの時もそうでしたが、狂犬絡みだったりカパエル周りでちゃんと回さないと2週目にいくためにロスが発生します。このイベント専用珍獣はそういう部分がしっかり出来ているか問われるので、ただのクソゲーなだけではなくプレイしていて本当に面白いデッキでした。

 

健全ぶってe-sportsを目指すのはやめよう

最近のデジタルTCGは簡素化してライトな感じが売れていますが、CoJはこの二週目とか試合中のデッキ作りとかわけのわからん独自の概念をもっと押してほしいなと思うし、それだけで十分複雑なんだから、デストラクションスピアとか人の業とかそういうママに頼んでいじめっ子をやっつけるみたいな陰湿なカードを全部削除してほしいと思いました。

 

別にCoJをe-sportsにする必要はないと思うんですよ。そんな方向でやったってB社かC社かW社に札束で殴られて死ぬしかない。屋田さんは絶対e-sportsを目指してこのゲームを作っていなかった。だから目指すのはJ-sports。漢と漢の、珍さんと珍さんの殴り合いだよ。

 

 

 

イベントレポートと老害発言でした。

 

それじゃあまた。