データで見る『勇者杯2018冬』
ちょもすです。
明後日、2/10(日)は『勇者杯2018冬』です。春からはじまってもう一周してしまいます。一年、あっという間すぎる。こないだ春だった気がしたんですけどね。歳をとると一年が早くなるってのは本当だと思います。
秋に引き続き、見どころを書こうと思っていたんですが……
選手紹介編
デッキ構築編
この二つの記事があまりにも素晴らしいのでこれらを読めばオールOKです。すごい。ライバルズ界、才能に恵まれすぎてますね。僕がすることない。
まあしかしだからといって、秋だけやって冬は記事書きませんというのもどうかと思ったので、別のアプローチで『勇者杯2018冬』に切り込んでみたいと思います。
データで見る『勇者杯2018冬』
というのもですね。勇者杯ももう4回目なわけです。対戦数で言うと52試合。カードゲームの試行回数としては話にならない程度の試合数ですが、同じゲームの大舞台での試合数としてはなかなかのものです。とすれば、数字を集めてみたら何か見えてくるものもありそうじゃないですか。
ということで春~冬のデッキリストから割り出した勇者杯におけるリーダー別使用率と、春~秋までの全52試合の勝敗から各リーダーの勝率を出してみることにしました。
正直なことを言えば自分の解説を見返すついでに勝敗を記録すれば面白いんじゃねという一石二鳥プレイそのものなんですが、集めてみたらそれなりに面白い結果になったので共有したいと思います。
念のため言っておくと、季節ごとにルールが違っているのに合わせて集計していたり、デッキタイプも分けてないですし、ナーフ時期の違いもあれば、分母も非常に小さいです。データとしての信ぴょう性は全くありません。単純な読み物として見ることを強くおすすめします。
リーダー採用率
※めんどうくさいのでリッカとマルティナの存在は無視
リーダー採用率は実際に使われた数とは関係なく、ファイナリストの人達が“持ち込んだ”デッキの割合です。
ミネアは21%でぶっちぎりの採用率で、次いでアリーナトルネコの18%、ゼシカの16%が続きます。ここまでが四強ですね。ゼシカ以外はテンションスキルから手札の枚数を確保できることが共通点なので、手札切れを起こしたくないファイナリスト達の安定志向が反映されているようにも見えます。夏以降の3リーダーBO3のルールも、このリーダー選択に拍車をかけていそうです。
下位の三人はどんぐりの背比べですが、全く使われていないということではなく、「春~冬の間に旬の時期が1~2回しかなかった」という感じです。各々に強い時期はあったけれど、一年を通して安定して強くはなかったという印象です。7クラスのゲームとしては健全な値に収まっているんじゃないでしょうか。
ここに一つ付け加えるなら、春~冬の全ての勇者杯の開催前に、カード調整で流行のデッキが“やられて”います。そういう流れがあることを前提に考えれば、ここで使用率の高いリーダーは「カード調整後に頭角を現すリーダー達」、「影に隠れて調整を免れがちなリーダー達」という見方もできるかもしれません。
女子キャラ強し。カード調整は政治。
クラスごとの勝率
犯人はデブ。
正直びっくりしました。ミネアはもっと勝ってるイメージだし、トルネコは勝率5割くらいのイメージだったんですけどね。こうして数字にしてみれば自分の記憶の曖昧さがよくわかります。数字にするとトルネコの勝率は約72%、ミネアの勝率は35%です。
テリーとピサロは使用率の割に善戦していて、使用率、勝率共に恵まれていないのはククールという結果にもなっています。
この結果はどうなんでしょうか。正直なところ、犯人はトルネコというより犯人はLv99アカギさんな気がしています。ファイナリストに二回なったうえで一度優勝したので試合数も多いうえ、トルネコを使った時にはほぼ勝っている。その影響が少ない分母で色濃く反映されているのは想像に難くないですね。
調べてわかったこと
・トルネコはつよい。ピサロも結構つよい
・ミネアはあんまり勝ってない
小学生並みの考察。
もうちょっと母数が増えたら込み入った内容も考えてみたいですね。
こういうアプローチで優勝者予想をしてみても面白いかもしれません、というところで今回はおしまい。
冬の勇者の称号は一体誰の手に。
会場にも遊びにきてね。
それじゃあまた。
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