おたくのやどかりでクソ回線を掴まされました
ちょもすです。PRです。合わせてPRもすです。
連呼しておきます。この記事はPRです。何がどうあってもPRです。おたくのやどかり代表平田知彬に金をもらっています。金にまみれた記事です。
『おたくのやどかり』ってあるじゃないですか。あるんですよ。不動産屋の。やしろあずきさんが執行役員の。あの。一気にうさんくさくなったとか言わないでください。もともとうさんくさいです。旧知の平田さんが社長の不動産で、僕も記事とか書いて遊んでたりしてたんですけど。
その会社はオタク向けの不動産をうたっていて、ゲーマーだったり配信者だったりのオタクへのアプローチも適切ですよ、ってことをウリにしてるんですね。普通の不動産に行って「オレ、カードゲームの全国ランキング3位だけど?」みたいなことを言っても、「なんか病気の人来たな」と一蹴されるだけですが、「マジかよすげーじゃん」ってなるのが『おたくのやどかり』、ということらしいんですけど。……嘘くさいですね。
そんな僕の疑念に反して『おたくのやどかり』は繁盛しているらしいです。平田さんに会うたびに「またタワマン買っちゃいました」みたいな話を聞かされるので。そのうちに僕にも会ってくれなくなると思います。実際僕の知り合いで利用した人も結構いるようです。
しかし、その中の一人がこういうことを言ってたんですね。『おたくのやどかり』を利用したらクソ回線を掴まされたと。
僕も記事を『おたくのやどかり』に入稿してしまった手前、どちらかと言えばあっち側の人間なので、その言葉を目にしたときはかなりの申し訳なさを感じました。と同時に「平田、まさか“やった”のか?」と直感したので、平田さんに即「オタク向け不動産、ステマしまくりで実際はオタクにクソ回線寄越して金儲けしてるってマジ??」とLINEしました。
そうしたら即電話が飛んできて「ステルスマーケティングしたのはウチじゃないです。今から渋谷にきてください。映画のPRを二流漫画家に無茶な条件でさせた挙句、責任逃れに必死こいて寿司と犬の画像をRTとかしてません」と言われたので、今回書くのは平田さんから渋谷に呼び出されて殺されそうになった話です。
クソ回線を掴んでしまう仕組み
渋谷で新品のノートを中学の黒歴史ノートに加工させられるのかと思ったら、僕の疑問に関しては極めて真摯に回答されたのでここだけは真面目に書きます。わかりやすくするために一問一答形式です。
Q.『おたくのやどかり』を利用してもクソ回線を掴むってマジ?
A.回線に関しては運の要素があり、そういうことは起きうる。
Q.回線速度を気にしているのに集合住宅を紹介するってマジ?
A.紹介する物件の9割以上は集合住宅。というのも、戸建ても紹介できるが回線のためだけに戸建てにするのは相当勇気がいる(値段、立地等が犠牲になってしまうため)ので、回線のために戸建てにしようと思う人も結局は集合住宅になることがほとんどだから。
Q.不動産屋の初心者狩りでは?
A.ウチが推奨しているのは1G回線の入っているマンションで保険をかけつつ、入居後に戸建て向け回線を引けるかどうかを確認する方法。集合住宅に戸建て向けの回線を引けるのが一番良いが、最悪引けなくても1Gを使うというようなやり方。
Q.1G回線でもアタリハズレがあるってマジ?
A.周囲の環境に依存するので同じ1G回線でも“アタリ”と“ハズレ”は存在する。こればっかりは運と言わざるを得ない。
Q.入居前に回線速度って確認できないの?
A.入居するかどうかもわからない奴にそこまで調べさせてくれる大家はほとんど存在しない。
Q.絶対戸建て回線の物件を紹介してもらうことってできないの?
A.できるが、物件はほぼ選べなくなると思ってもらったほうがいい。例えば沿線で希望を出してもらったとしても、かなり郊外になってしまったりする。
とまあ思ったことを全部聞いてみたんですがこういうことらしく、場所や値段や環境を優先した結果、運悪くクソ回線を引いてしまうというのはどうもあり得る話らしいです。ただそれらは基本的にちゃんと説明している、という話でした。
スーモマン
ちょもす「とはいえ、『おたくのやどかり』の従業員増えまくってるし、説明が不十分でオタクにクソ回線寄越しちゃってるパターンもあるんじゃないですか?」
平田「僕が従業員とお客様のやりとりを全て把握しているわけじゃないので、それに関して完全に否定することはできません。申し訳ないです」
ちょもす「じゃあ、『おたくのやどかり』はオタクにクソ回線を寄越す不動産ってことでいいですか?」
平田「それは書き方に悪意ありすぎるんで辞めて欲しいんですけど、それでいうと、『おたくのやどかり』はオタクにクソ回線を寄越す可能性が低いとは言えると思います。」
と、ありがたい返事を頂きました。
平田さんから見ればその他大勢の金ヅルがクソ回線掴んでも関係ないでしょうけど、引っ越しを検討している一人の人間はそれなりの決断を持って引っ越ししているはずなので「可能性が低い」はハズレ引いた時リスク高いよなあ、なんて思っていたところ。
平田「この業界には『スーモマン』ってのがいるんですよ」
ちょもす「なんかよわそうですけど」
平田「お客様から希望の条件を聞いて、その情報を不動産サイトに打ち込んでそのままお客様に提示する奴のことを『スーモマン』と言います」
ちょもす「僕でもできそう」
平田「デキる奴はお客様が本当に重視している条件が何なのかを検討して、例えば沿線は変わっちゃうけどここにすれば似た条件で値段が安く済むとか、部屋よりも場所重視ならここもアリですとか、いろんな可能性をオススメできます。」
ちょもす「不動産におけるデキる奴ってのはそういう奴のことを指すんですね」
平田「ちなみにそのへんの不動産に入って出てくるのは高い確率で『スーモマン』です」
ちょもす「なるほど」
平田「ただウチの場合は『スーモマン』の確率が3/20程度になります」
ちょもす「従業員20人中3人も『スーモマン』いるじゃないですか。正直すぎるでしょ」
平田「絶賛教育中です。0に減らすよう努力してます。こればっかりは本当にすみません。でも他社より『スーモマン』率は低いことだけははっきり言っておきたいです」
ちょもす「それで言うと、『スーモマン』引いたなって思ったときに、チェンジできるシステムとか作ってくれればいいんじゃないですか?」
平田「チェンジ、ありですね。検討します」
とのこと。
※実際運用開始してた
【お客様が担当を選べる時代!?】
— おたくのやどかり公式 (@otayado_) 2019年12月17日
おたくのやどかりでは不動産業界としては異例の『担当者チェンジ制度』を導入しました。
電話での対応や接客が合わないと思ったら一度だけ担当者のチェンジができます。
相性が悪い人が来ても安心。 pic.twitter.com/bE7QxUJ7LR
外的なうさんくささはともかく、その辺は真っ当に頑張っているらしいです。
おたくのやどかりでもクソ回線になることはままあるけど、確率は低めだし説明もしていますというのが今回聞いたお話でした。なるほどね。あと『スーモマン』そんなに出てこないらしい。
……正直すぎるPR記事でした。
それじゃあまた。