chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

味方はクソである

最近サボってますね。すみません。

 

最近と言えば今週の頭に池袋でWLWの4人チーム大会に出場しました。結果は抽選落ちでした。いやなんか本当にこの手の抽選俺だめなんだなってつくづく思ったし、すごい強いチームだったので出れなくて残念な気持ちでいっぱいでしたが、その後の飲み会は楽しかったのでオールOKです。終わりよければ全てよしということで、お会いした方々はありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

 

あの、ただ、WLWに限らず「CoJの闇の話が聞きたいです!!!」って最近よく言われるんですけど僕はそんなもの知らないしなんて答えたらいいのかよくわかりません。どういう話が求められてるんでしょうか。J勢によるうまい返し方を募集しています。

 

ということで今日はWLWというか、多人数の対人戦の話をしようと思います。

 

協力してゲームするということ

いやね、最近FF14もやってて思ったんですけど、多人数で協力して遊ぶゲームって異なる目的と異なるプレイスキルを持ったプレイヤーと味方になるからどっかで折り合いをつける必要が出てくるんですよ。FF14ってアイテム目的でサクサクダンジョンを周回したいマンとダンジョン初めてきましたマンが同じパーティに組み込まれることが結構あるんですけど。

 

そら人々が皆善良で初心者を見かけたら無条件で助けたいマンだったらそこで問題は起きないんですけど、そうじゃないじゃないですか。少し前までは僕は初心者の側で苦労したけど、最近はサクサクやりたい側になって、その時に初心者がいたら「死ね」とは思わないまでも「あ~」とはなりますよ。そういうもんだと思う。

 

対人ゲームの場合

さてWLWとかLoLの場合は対戦ゲームなので、この問題がもっと浮き彫りになります。いわゆるガチ勢と非ガチ勢が同じチームに組み込まれてゲームした時に、よく問題が起きるわけです。

 

イメージ図を作りました。

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まずそもそもなんですけど、4人チーム戦って超単純に言うと自分が自チームに与えられる影響って25%じゃないですか。どんだけ頑張っても25%くらいしか貢献できないんですよ。自チームのパフォーマンスの75%は他の人々の動きにかかってるんです。で、よくあるのがこの図みたいな状況で、味方に全然パフォーマンスを発揮できない歩く経験値野郎がいて、相手は自分よりうまくないけどそこそこの奴ら4人で負けてしまう、というパターン。大体このパターンの時に「俺はうまいのに負けた」という理不尽さを感じることによって、「味方カス」とか「格差マッチクソ」みたいな書き込みがインターネットの海に流れることになります。対人ゲームだと勝敗によって自分の階級を定めるポイントが上下することも多いので、「初心者君今回は負けちゃったけどこれから頑張れよな」という穏やかな気持ちにはなりにくいわけです。

 

一人のプレイヤーの影響力

いや正直怒るのはまったく変じゃないと僕は思っていて、現に理不尽なんですよ。だって自分は出来る限りの活躍をして、そのための努力も日々しているのに、たいしてよくもわかんない味方のせいによって勝てないから。でももうしょうがないんですよね。自分のチームの25%部分、相手チームも含めてゲーム全体という観点なら12.5%しか自分はゲームに影響力ないんですよ。残りの87.5%は運です。

 

もちろんすごく極端な話をしてますからそこまで真には受けないで欲しいんですけど。

 

でも野良含みの多人数戦ってそういうゲームだと思うんですね。今まであまり運要素の少ない1対1の対戦ゲームをやりこんできた人には信じられないかもしれないけど、たったこれしか自分の影響力ってないんです。自分で出来ることって凄く限られている。僕の中のイメージとしては麻雀とかに近くて、どんだけうまくやっても自分の引きが悪かったら負けるし、相手の引きが良くても負けるんですよ。

 

多人数の対人戦ってその自分の影響力のギャップみたいなのを埋めきれていないで理不尽さを感じる(=納得できない)人が多いので、結果晒しとかが多いみたいな構造になっているんじゃないかなあと思うんです。ゲームって報われるためにやってるみたいなところあるじゃないですか。ソシャゲとかMMOって頑張ってる分報われるから面白いんだと思うんですよ。でも残念ながら多人数戦の、チームを組まずに野良でやるタイプのゲームって真面目にやってもそんなに報われません。なぜなら往々にして味方はクソだからです。

 

こんなことをクソ偉そうに語っている僕ですら、こういう構造なんだろうなあと自分なりに納得しつつも、味方がクソで負けると「なんなんだこいつは」ってペンを投げつけたくなるので、もうそれは人間そういう風に出来てるんだと思います。報われないっていうのはやっぱ辛いし話を聞いて欲しいし愚痴を言いたくなるんですよね。

 

ただだからといってそれを積極的に表に出していくかっていうとそれはあんまり美しくないと僕は思っています。麻雀プロが素人に負けて「引き厨www」って相手を罵倒してたり、「クソヅモしか来ない、麻雀のルールを考えた奴はおかしい。ヘタクソがいるとゲームが崩壊するからロンは無しにすべき」って言ってるのかなりダサいじゃないですか。じゃあもう麻雀やめろって話ですよ。もっと努力の報われるゲーム形態は他にもあると思うんですよ。そこは麻雀にこだわる必要そんなにないだろと僕は思ってしまうわけです。

 

目指すところ

そんな中で多人数戦における1プレイヤーは何処を目指すのが健全なのかな、って考えると、毎試合常に自分が100点のパフォーマンスを出すことを目指すのがいいんじゃないかと思っています。勝ち負けももちろん大事ですけど、あくまで目標とするのは常に自分が100点のパフォーマンスを出せたかどうか。

それが結果として勝ち負けに繋がっていると思うんですよね。だから出来るだけ勝敗を気にせず、自分の今のプレイに点数をつけて、そしてそれが100点だったのかどうか。そういうのがいいんじゃないかなーと思って僕はやってます。

 

ただこれ変な話ですけど、この考え方間違っているとも思うんですよ。要するに「味方は運要素なので極力期待はしない」っていうことなので、せっかくの多人数戦の良さというか、うまく協力できた時の気持ちよさというか、そういうのを若干犠牲にしてると思うんですよね。だから考え方の一つとしてこういうのもあるよ、くらいのノリで受け取ってもらえるといいかなあと思います。

 

ところで100点のパフォーマンスってなんだよ、みたいな話は難しいので簡単に済ませると、「自分が理想としているプレイヤーが同じ立場でプレイしてたらどうなっていたか」を僕は想像して点数をつけています。あの人がやってたらもっとうまく行ってそうだなあと思うなら、それは100点じゃないですよね。そういう部分を詰めていけば自ずと上達するのかなあと。

 

 

 

というなんかちょっと真面目っぽい話でした。こんなこと書いてるくらいならWLWはもっとやってうまくなったほうがいいしCoJをやって大会に向けて詰めたほうがいいと思うんですけどね。でも書いちゃう。

 

真面目にこういうの書いたの久々なので妙に気を使ってる感じになってしまった。でも多分それくらいがいい気がしています。CoJはエラッタ出たし近いうちになんかで更新します。

 

 

 

それじゃあまた。