ぷよぷよ4日目
ちょもすです。
前回記事
勇者杯お疲れさまでした。あのゲーム、なんであんなにいつも大会の試合が面白いんでしょうね。正直ちょっと出来過ぎている気がするんですけど、自分が想像しているよりも数倍、大会向けのゲーム調整なのかもしれません。全てを狙いすまして作っているんだとしたら、それはもう感服するほかありません。すごい。
余談
先日平田さんと仕事の話をしていたらいきなり「そういえば僕とぷよぷよ対戦します?昔やってたんで12連鎖くらい組めます」と言われた。
僕がブログを更新してまもなく、こういうやりとりが発生するんだからすごいタイトルだよなあと思いつつも、「そんなにやったのになんで辞めちゃったんですか?」と聞くと、「僕が大連鎖をせっかく組んでるのに、途中で3連鎖とか4連鎖打ってきて潰してくる虫野郎に負けまくってムカついて破壊しました。練習が役に立たないクソゲーです。ちょもすさんもこの先対人やったら味わいますよ」というありがたいお言葉を頂きました。
「練習が役に立たないクソゲー」。
なるほど。
調べたこと
タイトルはひどいが内容は神。トッププレイヤーのGTRの初動の勉強ができる。
理屈を教えてくれるので聞くだけでぷよぷよがうまくなった気になる。特に「組む場所の優先度をつける」あたりはとてもよかった。が、その他は自分の脳の処理速度とのギャップにうなされるので基礎体力をつけてからもう一度見たほうがよさそう。
やったこと
さすがに連鎖の練習をひたすらやるのもちょっと飽きてきたので試しにぷよぷよリーグ(ランクマッチ)に突撃してみた。
結果から言うとまだしばらく一人で練習した方がいいということになる。理由は以下の通り。
1.序盤(土台作り)の動きが定型化できておらず、落下速度か連鎖の形のどちらかが犠牲になる。
2.自分の連鎖に精一杯で余裕がなく、対戦相手の画面を見る余裕がほとんどない。
3.相手もそのレベルなので、試合内容がほとんど
・「(お互いに)道中の適当2~3連鎖がぶっ刺さって終わる」
・「(お互いに)勝手に死ぬ」
の2つに集約されてしまう。
これではほとんど自分との戦いでしかないので、CPU戦(難易度:さいきょう)と大差が無い気がした。
気づき
ここで気づいたのは、僕が今できることで最大の対人戦勝率を目指そうとした時、やるべきはGTRを組むことでも連鎖尾を伸ばすことでもなく、適当に連鎖を組むフリをして最速でぷよを落とし、3~4連鎖で相手の連鎖を潰すことだということ。
この戦い方に先がないのはもちろん理解している。ちゃんと僕の画面を見てくる相手が出てきた時には全く通用しなくなる戦術ではあるんだけれど、少なくとも今の状態では、それを行うのが僕の勝率に最も直結しそうである、と直感してしまった。
「相手がこちらの画面を大して見ていない」という前提においては、最適となる戦術が変わるし、努力の方向性も変わりうるだろう、という話。そしてこの世の中に、どれだけ相手の画面を見ながらぷよぷよを遊んでいる人間がいるか、という話でもある。
なるほど、冒頭で平田さんの言っていたことにここで納得する。確かに「練習が報われないクソゲー」であると、僕も思うからだ。正確に言えば練習が報われるまでがあまりに遠すぎる。
連鎖の理屈を理解する。実際に組めるようになる。速度を落とさず組めるようになる。そこに脳のリソースを使わずに組めるようになる。そのうえで、相手の動向を確認でき、それが理解でき、それに対応するような操作ができ、相手がこちらの動向を確認し、それが理解でき、それに対応するような操作ができるような戦いになった時、その時ようやくはじめて、本線を維持しながら戦うという戦術が必要になる。
とんでもない。
思い出すのは学生の頃にやらされた体育のバレーボール。トスの練習をして、サーブの練習をして、アタックやブロックの練習をする。じゃあいざ対戦だとなった時、一番勝ちに直結するのは「サーブを相手のコートに入れることのできる奴にサーブを打たせること」と「相手のレシーブできない奴のところを狙ってサーブを打ち込むこと」だったりする。あのアンバランスさ。いや、その練習に意味は本当にあったのか、という、誰もが思ったであろうあの光景。
ただ逆に、ここを乗り越えたら楽しくなってくるのだとも思う。初心者同士の対戦をぷよぷよ1.0だとすれば、序盤の動きを手なりでできるようになった時、そこからはじめてぷよぷよ2.0が始まるんだろう。ぷよぷよ1.0から2.0へのステップアップが娯楽であるかどうかはさておき、僕の今回の目的はぷよぷよ2.0の戦いを理解することなので、これはもう、気合を入れてやるしかない。
そのために僕が一番足りていないのは「余裕」であることがはっきりしている。なんにしても脳みそのリソースが足りていない状態なので、操作もそうなら連鎖の組み方も、ただひたすらに最小限のリソースでできるようにならないといけない。
それにはもうただただ練習。練習をやり続けるしかない。何をどう考えてもこの結論に至ってしまう。そしてそのためにはモチベーションの維持と習慣化が重要で、効率的でないことも色々やりつつ、維持する方法が必要になりそう。
色んなことがはっきりしてきて、やることも明確になったので後は突っ走ります。どうぞ引き続きよろしくお願い致します。
それじゃあまた。