chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

説明するゲームと説明しないゲーム

ちょもすです。ある方に「お前のイキリブログはきつい」と言われたのをきっかけになんとなく更新が遠のいていましたが、最近ちょっと思ったことがあるのでひさびさに更新してみます。

 

説明するゲーム

この話には色んな軸があると思うので結論は出なさそうですが、とりあえず例を挙げてみましょう。まずは説明するゲームについて。

 

黒騎士と白の魔王というゲームを数ヶ月前から遊んでるわけですが、このゲームは本当にゲーム内で色々なことを説明する。お知らせにボスの倒し方も書いてあれば、お知らせからボスと戦っている動画も見れるし、もっとも値段の高いアイテムもワンボタンでわかり、そのアイテムの入手方法もワンボタンでわかる。

f:id:chomosh:20171128034900p:plain

もうこれでもかというくらい説明してある。公式の人がボスに挑戦している動画がお知らせから見れるし、効率のいい進め方も公式の人が動画を上げている。正直あそこまで書いてあると、もう何を攻略するんだろうというか、正直いって遊び方にあんまり工夫の余地はない。答えが全て書いてあるから。

 

これはすごく親切な設計だと思うんだけど、ゲームの攻略を発見してSNSで拡散して大衆の支持を得たい、みたいな邪な心を持った僕みたいな人間からすると、正直あんまり面白くない。実際攻略Wikiというか、外部情報サイトが人口の割にはかなり弱いゲームで、Googleで検索しても欲しい情報が出てこないこともザラ。結局攻略Wikiとかまとめサイトって人間の自己顕示欲が原動力になっていたりするから、ゲームが親切すぎるのもどうなんだろうな、なんてことを思う。

 

説明しないゲーム

りゅうおうのことですよ。

 

f:id:chomosh:20171128034152p:plain

(C)2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
(C)SUGIYAMA KOBO

 

「正体をあらわす」ってカードゲームのテキストとしては不完全極まりないわけで、少なくともこのテキストを目にした一回目は理不尽な負け方を経験する可能性が高い。

 

りゅうおうに限らずライバルズのテキストは原作のフレーバーを重視しているものが多くて、「わかりづらくともテキスト欄に文字がびっちりみたいなのを避け、世界観を重視」という方針で一貫している。ゾーマとかもそう。

 

これってすごく不親切なんだけど、ある意味攻略の余地は残っているんだよね。SNSで「りゅうおうの正体はこれです!」という余地がある。知り合いと「あれってどうなの!?」という話にもなる。理不尽な思いを経験することはあるかもしれないけど、説明しないことのメリットというのも、また確かにある。

 

どちらが正しいとは言えないんだけど、僕のやってきたゲームで言うと三国志大戦はあまり説明しなかったし、Code of Jokerもあまり説明しなかったし、グランブルーファンタジーもあまり説明しなかったし、シャドウバースもあんまり説明しなかったし、League of Legendsもあまり説明しなかった。あくまで、公式が、ゲーム内で、ね。外部情報サイトにはそりゃプレイするうえで必要な情報がいくらでもあったけれども。

 

僕個人の趣味なのか、多くのゲーマーがそうなのかはわからないけれども、最近出てくるゲームってやたら親切なものが多いじゃないですか。「説明しないとこのゲームは難しいから遊んでもらえないんじゃないか」みたいな開発者の気持ちからきてるんだと思うんですけど。

 

これって多分今まで攻略サイトを見ながら突っ走ったり、自分で攻略を書けるようなゲームリテラシーの高い人物がバンバンゲーム会社に入るようになってから起こってるんだと思うんですよね。でもこの風潮、あんまよくないんじゃないかなあと僕は思ってます。そのへんいい加減な方が攻略したくなるんですよ。開発者と攻略で勝負しても勝てないですもん。じゃあ攻略しないよ、っていう。

 

 

あくまで僕からの一視点ですが、説明しないゲームの方がイケてる率高いんじゃないかなーと思った、思いつき更新でした。

 

 

それじゃあまた。