chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

僕らは本当に勝つべきなのか

http://spa-game.com/?p=2124
翻訳記事:勝つ為に戦う(1)

今6まで上がっていて僕はまだ実は5までしか読んでないんですけど、面白いです。
ゲーム好きな人は読んでみたらいいと思います。

「あ、これ前出し三国志大戦に同じようなこと書いてあったじゃん!!!!」
って気付いた人は素晴らしいですね。いやー、前出し三国志大戦書いた人は先見の明があるよなー(棒



一連の記事を受けて特に僕が伝えたいことは、

「本当に僕らはゲームにおいて勝つべきなのか」

ということです。ゲームプレイヤーにとっての幸せ、あるいは目的とは一体なんなんでしょうか?僕が思うに、勝つことって一つの手段なんです。



僕は少なくとも、全国一位を目指して三国志対戦やその他のゲームを取り組んだことってないです。
だいたい僕がゲームをやりこむときっていうのは、

「そのコミュニティ(チーム)において一番うまかったら偉そうに色々言えるし楽しいじゃん」

という不純(?)な動機からきています。
なんかこんなこというとたまに幻滅されたりするんですけど、お前は俺に何を期待していたんだって本当に思う(笑)

そんなもんですよ。だって僕三国志大戦のチーム選ぶ時って必ず「自分がチーム内で何番目の位置か」っていうのを確認してから入ってましたもん。
全然偉そうにできないんだったら入らない(笑)

あくまで「偉そうにしたいから」真面目にプレイしてたし、どうやって勝つかについて考えていたんですよね。
そう、僕は「トッププレイヤーの崇高な読みあいがしたい」とか、「全国一位になってほにゃほにゃ」とか考えてないんですよ。

だから、そういう取り組み方をしました。
別に安定して勝率8割とかを目指していくんじゃなくて、
2割くらいで全一を倒せるような行動をとって、で、それを自慢するっていう方法をとってました。

まあやられる方からしたらたまったもんじゃないと思うんですけど(笑)
僕としては、そういうのがスタンスに合っているなー、と思ったわけです。
で、結果、そこそこうまくいったのが三国志大戦だった、というだけで。

勝ちにも色々な性質があることを理解した上では、勝ちにこだわる必要はないと思うんですよ。
多くの自己実現のために、勝ちが重要であることは否定しませんけどね。
ただ、それだけでもないよね、と。スタート地点を「勝ち」にしてしまうと苦しいよね、ということです。

今一度、自分が何のためにそのゲームに取り組んでいるのかっていうのは、考え直してもいいんじゃないかなと思います。



逆に、「ゲーム教えてください!勝ちたいです!」っていう人がいるとするじゃないですか。
それって僕からするとすごく困るんですよね。なまじ真面目な人だったりすると特に(笑)

なんで勝ちたいのか、が結構大事なんですよね。それによって、取り組み方も変わると思うんですよ。
こないだ読んだ羽生名人の本でもそのズレは感じた旨を話しましたけど、
「トッププレイヤーであり続けるための取り組み方」と、
「身内レベルでドヤ顔出来て、トッププレイヤーにもワンチャンスある、くらいの取り組み方」って、
スタート地点から違うので、教えるべき内容も違うと思うんです。

だから、僕はそこで

「ドヤ顔したいんですか?トッププレイヤーになりたいんですか?」

みたいな事を聞くべきだったと思うんですけどね。僕にそんなコミュニケーション能力はないので、まあ当たり障りのないことしか言えないわけですな。

そんな感じでした。
多くの「うまくなりたい」人は「ドヤ顔したいだけ」であることを、今一度認識したほうがいいよなあ、というお話でした。