格上に勝つために心得るべきこと
今日のCoJ
表題の件に入る前に。今日いつものCoJメンバーと飲みに行くという話があって、ついでに全国対戦に新しいデッキを持ちこんでやっていたら結構勝てた。デッキが“当たる”のは本当に気持ちがいい。CoJは世界最高のゲームだと思う。もっと勝てるといいな。
オタクに勝つ
@chomosh 最近、J3になりオタクとマッチングすることが多くなったのでオタクとマッチングした際の心構えTIPSなどをまとめていただけるとありがたいです。
オタクの弱点とか知りたいです。
— カキツバタ (@KKTBT_coj) October 23, 2014
オタクというのはCoJ界隈でよく使われているスラングで、まあ、「強いプレイヤー」とでも置き換えてくれればいいです。
基本的には対戦ゲームって強い人が勝つので、それはつまり、オタクであればあるほどゲームに勝つっていうことなんですけど、それにしたってちゃみとかあーさーとかOGRとか出てきたら勝てる気がしないし、だからこそ勝てたらその分嬉しくなりますよね。
実はその「ランカーにあまり勝てる気がしない」と思う人が少なからずいるのがポイントで、対戦ゲームにおいてプレイヤーの“名前だけ”で勝ってしまうというのは、結構ある話だと思っています。
じゃあそれってどういうことなのかっていうのを、僕なりに解釈したので、今からお伝えしましょう。
ハンターハンターに学ぶ上級者と戦う心得
こんなシーンがHUNTER×HUNTERって漫画にあるんですけどね。
このグラフだとDが最強なのは誰が見てもわかると思うんですけど、Dにも好調不調があります。絶不調だと、MAX時の半分くらいのパワーしか出すことができない。
そしてビスケも言っていますけど、Cが絶好調だったら不調のDに勝てるんですよ。100戦単位での勝率にしたらもちろん下回りはすると思うけど、勝てる可能性だって十分にある。でも、想像以上に格上のプレイヤーに対して勝てない人が多い。それはなぜか。
絶好調にするのが難しいからです。強いプレイヤーに対して勝とうと思うあまり、強いプレイヤーと同じ壇上に上がろうとしてしまう。自分のMAXが正確に解っておらず、MAXを出すことと違うベクトルの努力をしてしまう。例えばこんな感じに。
超雑スライドで申し訳ないんですけどイメージとしてはこんな感じです。試合中に自分を点線の部分まで引き上げようとしてしまう、という意味の画像です。
強いプレイヤーと相まみえた時に「うまい人と同じようにプレイしなきゃ……」みたいな気持ちになることがあると思うんですけど、それは間違いです。試合中にいきなり成長するなんてことはゴン以外にはあり得ないので、少なくともその試合の勝率という観点からは、いつも通りで、今ある全力を出した方がいいんです。
強いプレイヤーに対抗するために何かいつもと違う感じでプレイした結果、自身の全力を出し切れないことがよくあります。ランカーとマッチングした瞬間に変に意識してしまって、図で言えば20くらいのパワーになってしまうということです。
いわゆる名前勝ちというのは、こうして起こるんだと僕は考えています。
だからこういう現象がある、ということについて自覚的になって、自分のプレイを抑制すること。そうすれば、今よりも戦える試合が増えるんじゃあないでしょうか。
まあ、実力が完全に足りてないってパターンももちろんありますよ。絶好調時でも、強いプレイヤーのあのグラフに届いてない人はたくさんいます。でもまたそれは別の話なので、どうやってパワーアップしていくのか的な話は、別途聞くなり、色々な人のブログを読むなりして獲得してください。
それじゃあまた。