chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

マルチゲーマーが今お得かもしれないという話

マルチゲーマーがお得だと思う3つの理由

最近めっちゃ色んなゲームを触ってます。CoJ、WLW、HearthStone、FF14、MO、Splatoon……。あとたま~にPC版のウル4とか。もちろん全部同時に本腰を入れることは無理なので、今はコレ、飽きたからコレ、みたいなやり方です。

 

そういう無職特有のゲームのやり方をしてて気づくことがあって、それは色々なゲームをそこそこ触れておくのってかなりお得だなってことです。もちろん、一つのゲームをひたすら極めるみたいなやり方はかっこいいし、多くのトッププレイヤーはそうであって欲しいみたいな押し付けがましい願望は僕にもあるんですけど、僕くらいの中途半端なプレイヤーだとマルチにやった方が色々と楽しめると思うんですね。そのへんの話を今回はしてみようと思います。

 

 

1.ゲームに付随したコンテンツを楽しめる

MTGなんかは特に「あ~やってて得したな~」って思うことが多いです。ゲームの歴史が長いこともあって、色んな情報がネットにあるんですね。大きい賞金大会を前にしたプロの気持ちとか、こういう理論があってこのデッキ構築はこうなってるとか。そういうのがMTGをやってることによって読めるようになるのって、めっちゃ得だと思うんですよ。宝の山。MTGはストーリーとかも公式が公開してるんですけど、これ読むと結構読み応えがある上に普通に面白いんですね。雑な言い方をすればMTGやってるだけで面白小説がタダで読めるようなもんですよ。アドバンテージ感じるでしょ。

 

最近で言うと色んな配信が見れるってのもでかいと思う。ウル4とかが特にそうかな。世界レベルのすげー大会がタダで見れることが結構あって、ああいうの本当に面白いよ。サッカーのワールドカップを見れる感じ。知ってる日本人が強い外人と戦ってて、その人を応援して、めっちゃうまいプレイがでたり、残り数ドットから逆転なんかしたりするともう俺「うお~~~」って言っちゃうし、家の中で拍手するからね。そのゲームを自分でやってれば「すげえ!」と思うポイントがわかるから面白いんですよ。そういうのが楽しく見れるようになるのはいいことだよね。

 

外人のHearthstone配信とかも、英語はあんまりわかんないけどゲームで何をやってるかはわかるから配信は見れるんだよね。とんでもない確率の出来事が起きてが外人が「HOLY FUCK!!!」とかすげえ顔しながらキレてるの本当に面白いから、英語できない人でも気軽にぜひ見て欲しいと思う。

 

配信とかって自分の時間帯が合うかどうかの噛み合わせが結構あるから、見たいものをいつでも見れるわけじゃない。だから色々選択肢を持ってると、その時もっとも熱いコンテンツを選ぶことができる。色んなゲームをやればやっておくほど面白コンテンツに出会えるチャンスが増えるということですよ。

 

2.うまくなった感をお手軽に味わえる

ゲームって、自分がうまくなったと実感できる時に満足感が得られると思うんです。考えて、試行して、改善する。これがうまくいくと面白いじゃないですか。そして色々なゲームをかじることによって、この満足感はお手軽に得られると僕は考えています。

 

これは持論なんですけど、ゲームの熟練度みたいなものがあるとして、それを80%くらいまで上げるのってそんなに難しくないと思うんです。基本操作を覚えて、テクニックを覚えて、キャラクターとかデッキごとの対策を覚えて、みたいなことをやっていけば、“そこそこのうまさ”になることってそこまで難しいことじゃありません。

 

f:id:chomosh:20150624034144p:plain

 

ただし、熟練度100%を目指そうと思うと、本当に細かい部分を詰めていかないといけないので修羅の道です。0%から80%へ目指す労力の数倍をかけて、ようやく80%から85%になるとかそんな感じです。ゲームのトッププレイヤーを目指そうとなった場合には、この満足感を得にくい作業をする必要がでてきます。

 

でも、80%をゴール地点にするのなら話は別です。修羅の道を感じたら別のゲームの熟練度をあげよう、みたいなスタンスで行くなら、簡単に自分がうまくなっていくところだけをプレイできるので、楽しくゲームをやることができるわけです。

 

対人ゲームで行き詰った時、そのハードルを乗り越える喜びも確かにあります。が、僕は面倒くさがりなので、ハードルが一定以上まで行くと「割りの合わない努力だなあ」と感じます。例えば、100時間かけて全国ランキングが1位上がると仮定した時、そこに価値を見出せる人とか状況とかいろいろあると思うんですけど、そこで許容できる僕のハードルは低めだという話です。結構すぐ投げ出します。

 

そういう時に他のゲームの選択肢があると、アップデートで環境が変わってたりして、うまくなった感をお手軽に味わえることが多いんですね。簡単に気持ちよくなりたいのであれば、マルチゲーマーであればあるほどお得だと思います。

 

3.他のゲームをやる時に知識を生かせる

これはもうパッとイメージできると思うんですけど、単純にMTGの知識がCoJに生かせるとかそれだけの話じゃなくて、将棋の知識が格ゲーに生かせたりとかが結構あります。全然ジャンルの違うゲームでも、ゲームというところで根っこの部分が一緒なので、「ああここはあのゲームのこの感覚だな」って認識出来る部分があるんですね。この感覚が多ければ多いほど、飲み込みの早いプレイヤーになり得るんじゃないかなあと思います。

 

すばやく攻略できるようになるのもそうですけど、行き詰ったゲームを放置して他のゲームをやった後に帰ってくると、思わぬ知見によって行き詰まりがなんでもないことだった、なんて事もあります。全然違うゲームの知識が視界を広げることってあるんですよ。それが実力に繋がるんだからこんなに嬉しいことはないよね。ゲームの実力がゲームの実力を呼ぶわけですよ。

 

あとゲーム系のブログとか書く人とか、ゲームを人に教えたいと思ってる人とかは、例え話のバリエーションは多いと役に立ちます。人に教えてうまくいく時って、その人にぴったりのたとえ話がハマった時だと僕は思うんですよね。だからその人とやってる別の共通のゲームがあると、話を理解してもらいやすかったりします。

 

 

 

 

……という僕の浮気性ゲーマーっぷりを正当化してみた内容だったんですけどいかがでしたでしょうか。一つのゲームやりこみもいいんですけど、こんなご時勢だと急にクソアップデートが来てユーザー消えたとかそういう話もあるわけじゃないですか。そうなると頑張ったのにドヤる相手がいないというちょっと悲しい状況が起こるわけで、リスクは分散させといた方がいいと思うんですよね。面白いアップデートだけやるいいとこ取り戦法が強い!

 

 

それじゃあまた。