chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

5000万円と地獄の6時間

ちょもすです。

 

TEPPENチャレンジ

 

世界大会の予選を抜けました。つまりはRAGEの壇上確定だと思います。ああクソ疲れた。あまりにきつかった。いま僕は一歩も動けないので指だけを動かしてこのブログを更新しています。

 

地獄の6時間

今回のTEPPENオンライン予選、6時間ランクマッチを走ってレーティングポイントの高い上位16人が予選を抜けるという形式でした。僕はこれを正直舐めていました。アルカナカップよろしく一週間じゃないし楽勝だろと思ってやっていて、実際最初の3時間くらいは一位をぶっちぎってる時もあって「君ら、まだそこ?」みたいなツイートしようかなーどうしようかなーとか考えてたんですよ。『副都心線』っていうクソ適当な名前でやってたんですけど。

 

ルールから察するに2000ptあればいけそうかなーという事前の想定をしていて、1970ptくらいの時は一位ぶっちぎりだったんですけど2000pt目指して走り続けていて。中々上がりきらずに1950~1970ptくらいを停滞してたんですけど、予選終了1時間半前にまさかの4連敗。一瞬で40位に落ちます。余裕の圏外です。プレイ的に問題があったというよりは相手のドブンとかこっちのクソハンドとかそんなのばっかりで反省しようもない試合でした。

 

そうなればもう冷や汗が止まりません。さっきまで余裕も余裕の状況だったのに、気づけば時間的に16位に戻れるかどうかギリギリのライン。突然今まで費やしてきた時間が無駄になることが凄く怖くなりました。あまりの恐怖にそれまで談笑していたDiscordの通話を完全ミュートにしました。一敗でも負けたら恐らく間に合わない、そんなギリギリのラインだったので。

 

そこからはもう本当に辛い試合ばかりでした。HP1から根性でまくるとか、クソ事故から時間切れで辛勝とか精神的に辛い試合が多かったけどなんとか勝ち続けて、残り20分で14位。ランキングを見る。1pt差がズラリと並んでいます。

 

なんとか圏内に復活してDiscordに戻れば「終了5分前に試合を始めると間に合わないのが濃厚だから、やるなら今すぐやるべき。」とはGagetuの言です。ああなるほど僕はもう一試合やらなきゃいけないのかとそのとき覚悟して対戦開始を押します。出てきたのが20位の『ブロード弁』。同型。【4モリ】ミラー。

 

f:id:chomosh:20191005192747j:plain

 

地獄の淵から細い糸を手繰ってきて、最後に僕に立ちはだかったのは、ベンブロードでした。同格なので勝てば大量のポイントもらえますし、負ければ当然時間的に目無しです。

 

この試合が本当に辛かった。同型は《ベルトウェイ》と《フォーアイズ》をうまく使うことで盤面を返したり返されたり、つまりこの二枚を使うことで盤面をひっくり返すわけですが、この試合に限ってはまあ噛み合わない。途中、同時出しのタイミングで相手の《フォーアイズ》がこちらの《ベルトウェイ》で戻ってしまう不運もあり、この時ばかりはガンホーのサーバーを恨みました。そのサーバーの処理で人の生死がかかっている自覚があるのかと。

 

残り時間3:07。相手の場に《レミー》、《ベルトウェイ》、《ティガレックス》、HPは僕が11で相手が22。MPが5。あまりにも絶望的な盤面で目の前が真っ白になりました。普段のランクマッチだったらサレンダーしかねない盤面です。

 

f:id:chomosh:20191005193016p:plain

 

でもそのとき、昨日一緒に調整してくれた人達の『4モリ』ミラーを観戦していて、とんでもない状況からまくった試合が脳裏によぎりました。同時出しにも恵まれず、手札も厳しかったのに、絶望的な状況からでも捲った試合を思い出したんです。

 

負けを確信しつつも諦めないで真ん中に出した《レミー》の後に引いたのは《快楽ビュッフェ》。EXポケットが合計5枚あり、《ティガレックス》を返すためにはこれしかなかった一枚が手札にやってきたとき、僕は『TEPPEN』のことを何も知らなかったのだと、そのとき気づきました。

 

そこからはもうどうやって捲ったのか覚えてすらいません。最終的に4点差に縮めて、時間切れで勝ちました。そしてこの言葉はこの時に使うものだったことを僕はここで知ることになります。

 

サンキュー、ベンブロード。

 

解説とガチと

何かと解説側に回ることが多い中で、久々に「勝ちたい」一心で取り組んだのが今回のTEPPENの世界大会予選でした。

 

真面目にゲームに取り組むつらさと、目標達成したときの喜びを久々に味わったわけですが、いや、本当に、嬉しいですね。最終戦勝った時は自宅で久々に吠えました。すごいうるさかったと思います。

 

世界も獲りにいきます。応援のほどを何卒。

 

 

 

それじゃあまた。