日記4
なんだかんだで、ゴールデンウィークは10連休だった。僕がニートの時は1000連休くらいしたので、10連休というそのもの自体に特に感動は無かった。だけれども、バイトを始めてはや半年、今まで10日連続で休めるなんてことはなかった訳で、そこには結構色々な発見があった。
まず、とにかく予定があった。もはやあまり覚えていないが、何もせずだらーっとする日は10日のうち2日くらいだったと思う。1000連休の時は900日以上だらーっとしていたので、割合を比較するとすごい。9/10から2/10に爆下がりである。
こうなった要因は結構色々あると思うので一概には言いきれないのだけれど、刺激を求める(=インプットを増やす)という力の働きが強いと思っている。週5日で働いているとニート以上に「平凡な毎日」感を味わうので、それに反発して刺激を求めている。気がする。
あとは、人間関係を重視するようになった。結局のところ、人と会うのが面白いんだな、ということに最近気づいた。学生の頃なんかは休みの日は一人でダラダラゲームするのが至高だと思っていた(あるいは”そうだった”)けど、その考えが変わった。ゲームは一日1時間とかで、コンポジット端子を取り上げられたりモデムの電源を取り上げられてた時には気づかず、1000連休を利用してゲームをしまくったことによって気づいた。
それはもう700連休くらいあたりで気づいていたと思うけど、人間関係的な何かを起こすのにはお金がどうしてもかかる。電車賃、食事代etc。それが働くことによって緩和されて、最近の休みの日はよほど疲れていない限り人と会うようにしている。あるいは、何も用事がなくても、何か起きるかもしれないから外に出てみるのもアリかな、という所まで来ている。
事実このゴールデンウィークで一番頭に焼き付いているのは、ゲームスペース柏木に訪れたことだ。これはもう強烈だった。歌舞伎町の裏側の大久保という土地の怪しい一室で、20〜40歳と思われるおっさん達がボードゲームやら、ポーカーやら、麻雀やらを和気あいあいとしているのである。和気あいあいとしながらも、プレイの方は皆至って真面目だ。皆いわゆる「ゲーム慣れ」をしていて、効率の良いプレイや、正しい動きを真摯に研究している。普通に生きてたらまず訪れないだろうこの一室は、僕にとって本当に魅力的だった。
僕の今まで知らなかった世界がそこに広がっていて、それは僕の入れそうな世界だったのである。
色々と想像と観察をした。どうやってこの一室は成り立っているのか、どうやって成り立たせたのか、こういう空間は今後増えるのか増えないのか。
そうして、これらの事柄と、始めてやったテキサスホールデムにもかなりの頭のリソースを使いつつ楽しんでしまったことで、5時間もしたところで途中で頭がパンクしてしまい、何も考えられなくなってしまった。あげく、本来のゲームスペース柏木を訪れた目的――知り合いにTCGのインストをするという目的を果たせずに帰宅してしまったのだが、それはまた別の話。
興味のある新しいコミュニティに参加したり、見学したりすることが今すごく面白い。もちろん勇気はいるが、そういう機会は逃さないしていければと思っている。
ということで!
興味はあるけど参加したことのないあなたも!
に参加しよう!!(宣伝)
…あした起きれるといいなー。おやすみなさい。