新カードに見る次Ver雑感

このへんをご参照のこと。

カードレビューみたいなのは先に情報をもらってたりもらってなかったりしてその事を執拗にアピールしてきたりしなかったりする熱心な方々がやってるので、僕は「新Verになったらどう変わるのか」みたいな部分について書こうと思います。

まんま。精霊を代表として、相手ターン中に○○みたいなカードが前Verから本格的に出てきたんだけど、今回もその系譜に沿っていると思われます。

1-2-128　盗賊の手

■盗賊の手対戦相手のユニットがフィールドに出た時、対戦相手の捨札にあるカードを３枚選ぶ。それらを消滅させる。あなたはカードを１枚引く。

こういうのとかね。これはなんか弱そうだけど……。

今まであまり相手ターン中に行動を起こせなくて、一方的にやられることも少なくないゲームだったから、その理不尽さをなんとかしようとしている運営の気持ちがなんとなくわかる。

ただ、今まで出来なかったことが出来るようになって万歳！みたいな気持ちも確かにあるんだけど、ゲームとしては難しくなっていくという問題もある。

「○○がセットされていたらまずいから××」

「あれはさっきのラグで△△でないのが確定しているから□□を出そう」

とか。特にラグね。CoJのラグチェックはネット麻雀のポンチーラグチェックなんかより百倍重要な情報だから、相手ターン中もちゃんと試合を見る必要がある。今までもその必要はあったけど、より重要度は増すんじゃないかな。

それは面白いと感じられることもあるし、疲れると感じられることもあると思う。

新Verは果たしてどうなんだろう。警戒すべきカードが爆発的に増えたわけじゃないから、そこまで今と変わらないような気もする。

ただ僕達が忘れちゃいけないのは、CoJは60秒のゲームだってこと。☆☆のジョーカーを使っていたら15秒のゲームだってこと。

うーん。人口も増えたし、CoJは果たして何処を目指すべきなのかみたいな話もある。難しいね。

1-2-141　0　封札の煉獄炎

■封札の煉獄炎対戦相手のユニットがフィールドに出た時、そのユニットのレベルによって以下の効果を与える。【レベル１～２】フィールドに出たユニットに３０００ダメージを与える。【レベル３】フィールドに出たユニットに１００００ダメージを与える。

これとか。このシリーズは全色にあるんだけど、これらのカードの大きな狙いは、OC戦術の牽制だと思う。

OC戦術っていうのはKPとかバクダルマンとか揃えてどかーんみたいなやつね。今でもバクダルマンとか見習い魔導師リーナとか弱肉強食で潰されて効果発動しない、みたいなんてことあるけれど、次Ver以降は、KPですらそれがありうる。KPを軸にして安定リセットしてそこから、みたいデッキは難しくなった。

安定必殺技ドーンだったのが、安定しないかもしれない必殺技ドーンになりますよ、それでもあなたはKPを使いますか？という問いかけでもあるし、KPが流行ったらODB付きのこれらのカードで対策されますよ、という意味合いもある。

まあその、今Verの戦場でレベルが上がったらシリーズしかり、人の業しかり、運営的には多分もっと戦闘して欲しいんじゃないかなあと思われる。皆で戦闘しよう！

メフィストとかアザゼルほど単体で環境に大きく影響を与えそうなカードはパッと見無い。

逆に特定カードや特定デッキのメタカードは結構あるので、この弾のコンセプトは、「今流行りのデッキをこいつらでぶっ殺せ！」みたいなことなんだろう。生放送中の動画もそういうコンセプトだったしね。

一つ注意するのは、大幅に強化されたハンデスを除いて、今Verからデッキの根幹が変わるわけではなさそうなこと。それは根幹になるようなユニットが追加されていないから。

パーツで相性を補完するようにはなると思うけど、基本的な【昆虫】とか、【悪魔】とか、そういう部分は崩れないので、

「何も変わってねえじゃねえか！アザゼルクソゲー！」

みたいな地球人類の鑑みたいな奴が一週間後くらいに沸くのは容易に想像がつく。そんな気がします。

いやあ、期待は裏切って欲しいけどなあ。

今日は通勤途中でうんこを漏らしてブルーになったのでローテンションでお届けしました。またあした。

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