『League of Legends』に興味のない奴も『MSI 2021』を見ろ
ちょもすです。
MSIとはMid Season Invitationalの略。世界で最も治安が良く、わきあいあいとプレイできることで定評のあるLeague of Legendsの世界大会の一つです。
超楽しみ。INFは倒してLJLの進歩を証明してほしい。C9には2018世界大会の雪辱を果たしてほしい。DKは……記念に見たい。いやDKはしょうがないよ。錦織圭VSメカゴジラみたいなマッチアップだもの。さすがに錦織でも厳しい。でも、本当にすごいことはメカゴジラとマッチアップが組まれるそのこと。
そういえば昔こんな記事も書きました。
今見るとパッションすごすぎて、当時の自分どんだけ勢いのみで文章書いてるんだってちょっと笑っちゃうんですけど、空気感はよく表現できている気がします。
実は上の記事、めっちゃバズったとかではないんだけど見てくれてる人は本当に見てくれてる記事で、石井プロにはイジられるしEviくんがちょもすブログ好きですって言いだして仲良くなったのもこの記事書いた後……だった気がする。
ちょもす
— えびンモ/DFM Evi (@ebihuryahurya) 2021年4月30日
アイスランドで「ちょもす」って呟いたのはこいつが世界で初めてだと思います。練習しろ。
やっぱり、世界戦って気持ちが入るんだよね。日本代表を応援するのが楽しいのは一時のサッカーW杯とか見てても自明の理で、スポーツとか見てると「我らが日本代表」って表現するじゃないですか。自分が戦うわけじゃないんだけど、「“我ら”が日本代表」って言い方をする。自然と対戦に自分が含まれてるんだよね。そりゃあ感情移入もする。負けたら悔しいし、勝ったら嬉しい。日本対世界という戦いの構図はそれだけで面白い。
これは2019年のWorlds。日本のチームが初めてEUのチームに勝利する試合。いいところで切ったから試合終わるところまで見て欲しいんだけど、実況解説陣の気持ちの入り方すごいでしょ。それだけで今この人達がどれだけのことを成し遂げたのか、長い長い世界戦における冬の時代を経て、ようやくその第一歩を踏み出したのかが、その声色だけで伝わると思う。あとネクサス割れる時のGaengの喜び方。めっちゃいい。
それでいうとね。今回戦う相手の一つであるCloud9はシーンにおける名門的なチームなんだけど、前回本当に惜しい負け方をしてるんですよ。あと一歩。あと一歩だけ進めていれば勝ちだったけど、届かなかった。
LJLはまだマイナーリージョン。でもだからこそ、成し遂げられることがまだたくさんある。もう、「Cloud9と戦えてすごい」時代は終わってる。LCSに引導を渡そう。世界にその強さを見せつけよう。世界大会の錚々たるチームに並べるだけの実力はある。勝とう。グループリーグを抜けよう。
DFM VS INF 本日23:00~。
いよいよ本日 #MSI2021 開幕⚔
— LJL (@Official_LJL) 2021年5月6日
日本時間 22時 より「MSI 2021 Group Stage Day 1」日本語放送をお送りします🎥
LJL代表・DetonatioN FocusMe は Game 2 より登場となります!#DFMWIN
📺 配信プラットフォーム
Mildom: https://t.co/w48TAAxJ5y
Twitch: https://t.co/cdt3Mf5X8H pic.twitter.com/TWlB7G6OAq
見るべし。
マジレスします https://t.co/0REPBdvGES
— chomosh / ちょもす (@chomosh) 2021年5月6日
……出来れば二窓で。
それじゃあまた。
マンハント
ちょもすです。
200点
— chomosh / ちょもす (@chomosh) 2021年5月3日
Netflixで「マンハント」を観ましたか?https://t.co/jFZTM4IxeD
社会から爪弾きされそうな人におすすめです
— chomosh / ちょもす (@chomosh) 2021年5月3日
面白かった。実話を基に爆弾魔が何を考えていたのか、FBI捜査官の立場から迫っていく話。
爆弾魔のテッドさんが愛おしいのよ。こんなこというと僕がただの危険人物なんだけど、少なくともこの物語におけるユナボマー(=テッド)に対する共感は留まるところを知らない。
このお話で実に印象的なのは、この物語中でクソ野郎がクソ行動するたびに昇進したりとか、幸福に見えるんですよね。家族を見捨てると事件の手がかりが見つかったり、正しかった捜査を否定し続けた奴らが成果を自分のものにできたり、権威ある学者ほど横柄で楽しそうにしてたり、妙に性的な学者のお姉ちゃんと不倫すると最後いい感じで終わったり。
もう全部皮肉。そして実直に、少しだけコミュニケーション能力に乏しく生きた天才は全て裏切られ続けて、なんのいい思いもできないまま終身刑。悲しすぎる。でも社会ってそんなもの……なのかもしれない。
物語的な脚色は多いし、鵜呑みするのは危険。けども、社会に対する「やってられっか!」的な思いをテッドに仮託するには十分な物語。200点。少なからず社会に対して疎外感を感じる方におすすめ。
それじゃあまた。
It takes Two
ちょもすです。
It Takes Two
話題になってたので友人とクリア。これはすごいわ。
ゲーム
二人協力のアクション+α。オマージュと言っていいのかパクリと言うべきなのかはわからないけど節々に「やってんな~」と思うことがある。平成における名作のいいところ集めちゃいましたみたいな感じ。
ストーリー
離婚しそうになった夫婦を子供が超常現象を使って修復するよくあるやつ。
操作
二段ジャンプ。ダッシュ。ジャンプダッシュ。極めて快適。
映像
とんでもなくすごいグラフィック、というわけではないと思うけど、画がとにかくキレイ。見せ方がうまい。基本的に二人は分割した画面でゲームをプレイすることになるんだけど、重要なところでは画面が合流したりして、一枚絵をバーン!と見せてきて迫力がある。すごい。
難易度
かんたん。詰まった時の導入も比較的親切なので、ゲームに慣れてない人でもそこまで詰まることはないと思う。総プレイ時間10.7時間。
総括
やっていい。革命的な驚きはないけど、めちゃくちゃよくできてるゲームと思う。世界に粗いゲームが多い中で、「めちゃくちゃよくできてる」という評価を獲得し得るのがすごい。仲の良い友人と。気になるあの人と。ちなみにおっさん二人でやると予想通りの展開になって微妙な空気になる。それもまたよし。
一緒に遊ぶ人がいない人は……ウマ娘やろう。
それじゃあまた。
カードゲームと一人用
ちょもすです。
昨日は知り合いと何気なしにDCGの行く末について話してたりしてた。大筋としては「カードゲームの対戦相手ってCPUでもいいよね」。
それはめっちゃわかるんだよな~~。GBAの遊戯王シリーズとかめちゃめちゃ面白かった。攻撃力1350のレオウィザードが星4モンスター最強くさいことに自分で気づいて、レオウィザード集めるために奔走するって流れが愛おしい。自分で何かに気づいて、カードを集めて、集めたカードで無双するって、今のDCGではできないけど面白かった要素だと思う。ハクスラ。
TCGも小学生時代の体験としては「当たったカードでなんとかする」とか「強いカードを知る」とか「強いカードを手に入れる方法を考える」だった気がします。そう考えると大分遊び方も変わったなーと。ドラフトとかがその遊び方を内在化してるのはそうなんだけど、ちょっと物足りないのも事実。作った最強デッキすぐ使えなくなっちゃうしね。作った最強デッキで遊びたいんであって、最強デッキの作り方を極めたいわけではない。
対人の土壌に上げる時点で、カードは全て揃っているものとして扱わないといけないじゃないですか。そうしないと不公平なので。世界に数人だけがレオウィザードを擦ってる対人ゲームは一秒でやめる。ということはハクスラできないんですよね。
じゃあ対人の土壌に上げなきゃいいじゃん、となる。
DQRのソロモードって出た当初はすごく楽しくて、その友人も最初の方だけやってたから「DQRのソロモードって面白かったよね~」ってセリフが素で出てきた。思わず心臓が飛び出たんですけど、確かに考えてみればドラゴンがすごいHPで出てくるあのわくわく感とか、方向性自体は正しかったんだろうなーと思います。設計が悪すぎたけど。
この話は無限に広がるので今日は一旦ここで止めます。今一度DCGの良い所と失ったものは整理したほうがいいと思いました。でも今日はもう疲れたのでまた明日。
それじゃあまた。
ペングがかわいいだけのゲーム
ちょもすです。
激しい競争がある環境ではコンテンツの多様性はむしろ減り画一化が進む 、コンテンツの多様性を守るためには競争をしてはいけない、というのは川上さんがずっと言ってましたね(画像は「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」川上量生著 NHK出版 2015) https://t.co/3SxfnrxF9x pic.twitter.com/IAQ76mgMgP
— MIRO (@MobileHackerz) 2021年4月27日
思い当たる節……ありまくるなあ。僕は何かと競争から降りがちなんですけど、なんで降りてるのって言われたら今度からこういう風に返そう。それくらいしっくりくる。
Balance has been broken, and the Mist is coming.
— Teamfight Tactics (@TFT) 2021年4月27日
Side with the forces of order or the legions of chaos in TFT: Reckoning. pic.twitter.com/OY4JWymR63
ペングがかわいいだけのゲーム、やるぞ!!!!
それじゃあまた。
えげつないガチャ
ちょもすです。
運営チームのえげつないガチャが実装された時に使える画像です。
それじゃあまた。
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ゴースティングカップ
ちょもすです。
古代の番人杯
4/24(土) 18時
— 蒼汁 (@Aojiru2581) 2021年4月20日
完全招待制「古代の番人杯」開幕
🛡大会形式🛡
"クラシックフォーマット"
2014年 ハースストーンのサービス開始時の状態を再現したモードにて、当時から活躍していた強豪8名が集結!
歴史を紡いで来た老兵たちの、時空を超えたドリームマッチだ!
📺配信: https://t.co/IryzgOH3Ei pic.twitter.com/ZEQ6NwoOZm
ちょっと日が経っちゃったけど、最近みた大会で一番の良さだったと思う。何がいいって、参加者全員クソほど笑顔なんだよね。ショニアを隠蔽して笑顔、ラグナロスの飛び先で笑顔。すげー楽しそうにゲームしてる。実況解説も楽しそう。でも中身は全員クソオタク。だから普通にうまいプレイが飛び出す。それが解説される。いい。
ここ数年は中身がクソオタクのゲーマーが集まった大会っていうのは競技志向が特に強かった。オフィシャルとは離れたものであっても、「ガチ」に重きが置かれることが多かったと思う。「ゲームとはこんなに真剣になれるものなんです」「競技性のあるものなんです」「社会に認められていいものなんです」そういうお題目を掲げられがちだったから。特にそこが世間とのギャップのある部分だったと思うから、それ自体は必要なことで、そのおかげでゲームが社会性を大分獲得したと思う。とはいえそれだけじゃないよな、というのはこの大会を見ててしみじみ思ったこと。
そろそろ真面目な顔しなくてもいいイベントが増えてもいいよなーと。なんか笑いながらできるやつ。それは決して不真面目にやるって意味じゃない。昨日電車の中でパッと思いついたのは「招待制、配信義務、参加者全員ゴースティング可能」のゴースティングカップ。優勝したらゴースティング王。このルールでオタクが死ぬほど真面目にカードしばいてたらやってる方も見てる方も大分面白いと思う。
ゴースティング
オンライン対戦ゲームにおいて、実況・ライブ配信映像を視聴しながら試合に参加し、プレイヤーを狙い撃ち、ゲームを自分に有利な方向に進める不正行為のこと。海外では「ストリームスナイプ」「ストリーミングスナイプ」と呼ばれている。不正行為が明らかになった場合、BAN対象となり「ユーザーアカウントの凍結」のペナルティが課せられる。後を絶たないゴースティングに対し、配信者側でも自衛する必要がある。
ゲームにおいてプレイが上手いのは一つのベクトルでしかない。上手いのは尊いし褒めたたえられるべきことだけど、それも行き過ぎれば「上手くないと遊んではいけない」になる。今はそこに片足突っ込んでるのを結構見る。でもそうじゃない。そのことを忘れずに生きたい。
それじゃあまた。