chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

ゴースティングカップ

ちょもすです。

 

古代の番人杯

 

ちょっと日が経っちゃったけど、最近みた大会で一番の良さだったと思う。何がいいって、参加者全員クソほど笑顔なんだよね。ショニアを隠蔽して笑顔、ラグナロスの飛び先で笑顔。すげー楽しそうにゲームしてる。実況解説も楽しそう。でも中身は全員クソオタク。だから普通にうまいプレイが飛び出す。それが解説される。いい。

 

ここ数年は中身がクソオタクのゲーマーが集まった大会っていうのは競技志向が特に強かった。オフィシャルとは離れたものであっても、「ガチ」に重きが置かれることが多かったと思う。「ゲームとはこんなに真剣になれるものなんです」「競技性のあるものなんです」「社会に認められていいものなんです」そういうお題目を掲げられがちだったから。特にそこが世間とのギャップのある部分だったと思うから、それ自体は必要なことで、そのおかげでゲームが社会性を大分獲得したと思う。とはいえそれだけじゃないよな、というのはこの大会を見ててしみじみ思ったこと。

 

そろそろ真面目な顔しなくてもいいイベントが増えてもいいよなーと。なんか笑いながらできるやつ。それは決して不真面目にやるって意味じゃない。昨日電車の中でパッと思いついたのは「招待制、配信義務、参加者全員ゴースティング可能」のゴースティングカップ。優勝したらゴースティング王。このルールでオタクが死ぬほど真面目にカードしばいてたらやってる方も見てる方も大分面白いと思う。

 

ゴースティング

オンライン対戦ゲームにおいて、実況・ライブ配信映像を視聴しながら試合に参加し、プレイヤーを狙い撃ち、ゲームを自分に有利な方向に進める不正行為のこと。海外では「ストリームスナイプ」「ストリーミングスナイプ」と呼ばれている。不正行為が明らかになった場合、BAN対象となり「ユーザーアカウントの凍結」のペナルティが課せられる。後を絶たないゴースティングに対し、配信者側でも自衛する必要がある。

https://www.oca.ac.jp/glossary/9454/

 

ゲームにおいてプレイが上手いのは一つのベクトルでしかない。上手いのは尊いし褒めたたえられるべきことだけど、それも行き過ぎれば「上手くないと遊んではいけない」になる。今はそこに片足突っ込んでるのを結構見る。でもそうじゃない。そのことを忘れずに生きたい。

 

 

それじゃあまた。