chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

僕のインターネットとゲーム史2

そう。なんか忘れてるなーと思って電車の中で考えてたらTankManiaについて書いてなかったんだよ。これも中学生の頃にお世話になったゲームの一つである。僕の名前はxa-bon(JP)だった。なつかしい。

 

TankMania

 

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TankManiaっていうまあこれもまた本当にしょうもないアメリカのFlashゲームでさ。クリックで四角形の戦車を移動させてドラッグ&ドロップで弾を撃つだけの本当に簡単なゲームなんだけど、これがネット対戦でね。日本人も結構いたというか、半分くらいが日本人で、そういうコミュニティもあったんですよ。

 

これが本当におっさんだらけでさ。おっさんだらけだから、変な新参みたいなのもそう多くなくて、しょうもない荒れ方っていうのは他のゲームに比べて少なかった。だから凄く居心地がよくて、結構長い間やってたな。

良質なコミュニティってこういうのなんだなあっていうのはしばらく経ってから気づいた。当時の僕は本当に厨房丸出しだったと思うけど、それを受け入れてくれた人達によって、そしてあのおっさん達の笑いのセンスによって、今の僕があると思う。あのコミュニティは本当に神だった。各位にはお世話になりました。Twitterにいる人達はこれからもよろしくお願いします。

 

いまでこそなんかちょっとした有名人になってるてんこもり(http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%95%E3%81%A4%E3%81%8D%20%E3%81%8C%20%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%93%E3%82%82%E3%82%8A

もこのゲームやってて、「自己主張の激しいクソうざい高校生だな」っていう感想を抱いたのはよく覚えてるんだけど、きっと彼はそんなこと覚えてないだろう。嫉妬も多分に合わさって今でもトイレで思い出すたびにムカついています。くそ!死ね!

 

で、このTankMania、ねとらじhttp://ladio.net/)で実況配信している人が多かったんだよ。ねとらじですよ。ネットラジオですよ。今でこそ皆ニコ生だけれど、そんなもん当時にはないから、音声配信としたらばBBSですよ。でも当時は「すげー!」って思ったもんさ。素人でしかないただのおっさんとかが喋ってて、それに対して書き込みがあって、それを読み上げてるんだよ。それって、すげーことだったんだよ。本当に。

 

そして実は、それこそがTankManiaの本当に面白さだったんだよな。ゲーム自体は本当にどうでもいいクソゲームなんだよ。でも、おっさんがくそくだらないことを喋りながらゲームをやっているっていう、そしてそれをその他大勢が煽ったり、同調したりする、その行為自体が面白いから、そこに人が集まっていた。

このことで、僕は「ゲームはゲームの中身でなく、一緒にやる人がその面白さを大きく決める」ということに気づいた。もちろん他にも重要な要素はいっぱいあるよ。でも、一緒にゲームをやる人って本当に大事なんだなってのはここで気づいたな。偉大かな、TankMania。

 

 

 

 

あっそうそう。これは小学生から中学生にかけてのゲームだけど(だからROの前か)、こんなゲームもやってたな。

 

ポトリス

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この赤文字チャット(チームチャット)に時代を感じるよなあ……。「なしょ(ないすしょっと)」とか俄然今後使ってみたいワードの上位にくるでしょ。なしょ。

 

これはやってる人も結構多かったんじゃないかな。僕実はこの頃から類まれなるゲームの才能を遺憾なく発揮して、同級生と一緒に関東予選勝ち抜いて、このゲームの全国大会出たんですよ。あっこれ自慢ね。

 

で、そしたら顔写真乗っちゃったんですよ。今は無き渋谷のネットカフェNEWNEWで予選を勝ち抜いた時に、写真取られちゃって、それがネット上にUPされちゃったわけ。それの何が不都合かっていうと、その同級生以外と接する時には、社会人のフリをしてたんだよな。っていうかそれがコミュニケーションするために一番都合が良かったんだよ。当時はネット上の会話も今ほど人間の中身と直結してないから、それでもバレなかったわけ。

 

でも顔写真っていうか全身の写真でたら「あっこいつ中学一年生だ」ってわかっちゃうわけじゃん。だからあっさりバレるんですよ。そしたら「え・・・まじかよ・・・」みたいな感じでどん引きされてその辺との関係は全部終わってしまった。いやまあ、確かにあんだけ社会人キャラクターを作ってた奴の中身が中学生だったらそうなるよなあ、とは思うんだけど。どうしていいのかわからなかったんだろうな。

 

僕のインターネット10数年の歴史を振り返って、何かしら嘘をついて接してきた人との関係はすべからく切れているし、そういう経験もあって、「ああしょうもない嘘をつくと無情なことになるんだなあ」ということはよく学んだ。

いやーでもね、小学校~中学校の当時ってどんなコミュニティに属しても最年少だし、同年代なんてほとんど何処にもいないわけよ。いたとしても「Ctrl+Vを覚えて【ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ】で掲示板を荒らすのが楽しい」とかそういう奴しかいないわけ。

それでいて成人連中には「どうせ厨房だろ」みたいな扱いされるから、そうするしかなかったっていう側面も十分にあると思うんだけどね。仕方ないさ。今でこそ少し後悔するけども。

 

 

中学生編補足終わり。こうやって書いてみると意外とネタが出てくるよなあ。実は俺結構しょうもないことやってきたんだな~って見返して思う。何やってんだこいつは。勉強しろ!

 

リアル生活の話全然出てこないけど、普通に反抗期だったし普通に中学生だったよ、くらいの感想しかないので省略しよう。高校生になると、一か月大阪に家出とかあるんだけどね。

 

しかし規定の2000文字に到達したので今回はここまで。書いてみると意外と面白いもんだ。そして仕事が忙しいとブログが捗る。これも不思議なもんだ。