ミスを分類する
「今ミスった!」
「さっきのあれはミスだった!」
CoJというゲームは短時間での選択の連続のゲームなので、正解し続けるのはとても難しいです。よっていかにミスをしないゲームか、というのはもう何度も言ってきたとおり。
今回僕が言いたいのはそのミスの振り返り方である。思うに、ちゃんと回数をこなしていてもなおうまく上達できない人というのは、ミスの振り返り方がへたくそ。
ミスをしてしまった!
↓
直そう!
ではなく、
ミスをしてしまった!
↓
今自分が犯したのはどのようなミスか、どれほどの重要度を持ったミスか分類する
↓
これくらいの優先度で直そう!
というプロセスが大事なんじゃないかということですよ。
■ミスの分類
じゃあどういう分類をするかっていうと、僕はミスをした時にはまず、A級、B級、C級、の3つに分類する。
■A級ミス
例:
・勝ち確定を逃す(手順を間違えて逃す、勝ち手順に気づかず逃す、など)
・負け確定の状況を作る(相手の手札に武蔵がいるのに自ライフ2点で毘沙門アタックする、など)
要するに直接「勝つ」「負ける」の部分でミスしてしまった時。これはA級ミス。A級なのでやってしまった時はかなり凹まなければならない。
■B級ミス
例:
・明らかに(7:3くらいの差が出るもので)期待値の低い選択肢を選ぶ
・相手のデッキによって動きを変えるべき部分を変えていない
A級よりちょっと込み入った奴。そこを間違えた所で即敗北になったり著しく不利になったりすることはないけれど、積み重ねると緩やかに死へ向かっていくようなミス。
■C級ミス
例:
・微妙に(5.5:4.5くらいの差が出るもので)期待値の低い選択肢を選ぶ
・100試合単位で見て「あの選択は間違いなのかも?」と気づくようなもの
ぶっちゃけこの辺はSランクとかのおじさんが気にすればいいと思うので無視。少なくとも今はまだ。
まあはっきりいって適当ですよ。適当なんだけど、大体こんな感じにざっくり分類した上で、ミスの反省をしたほうがいいと思う。「ミスったから俺はクソ」って自暴自棄になってしまいがちな人って結構多いと思うんですけど、そういう人に限ってC級ミスを一生気にしてたりするんですよね。そうじゃないんですよ。僕達パンピーが目指すのはA級ミスをしないこと。上を目指したかったらB級ミスを極力減らすこと。
そう、これまんまコースアウトの話ですね。コースアウトを減らすためには、ミスを分類して、どのミスがコースアウトに繋がるのかを知ること。ミスを分類していけば、俺はあのヘアピンでよくアクセルを踏みすぎるとか、ここは手を抜いてもそこまでタイムに影響しないとか、そういう傾向が見えてくると思うんですね。
CoJって本当にA級ミスを減らすだけでむちゃくちゃ勝てるよ。マクロ戦術が強い。
■A級ミスを減らすには
CoJにおいてA級ミスを減らすポイントを教えるとすれば、「次の○○を引いたら俺の勝ち」とか、「○○が最善手。引けなかったらこっち」とかを相手のターン中から意識しておくこと。俺なんか結構図々しく「カパエルとマネゲを引いてカパエルから毘沙門を引いたら勝ち」とかそんなことばっかり考えてる。でもそれって結構大事で、それがわかってれば次善策も組み立てやすいし、何より制限時間の消費も防げる。黄単のジョーカーは生命線だしね。
相手ターン中に何処まで自分の動きを決め切れるかというのはかなり重要なスキルなので、是非ともマスターしたいところ!
今回はそんな感じでした。なんかCoJアップデートしたらえらい色々変わりそうで楽しみですね。新しい人が増えるといいなあー。
参考、というか今回の記事の元になっているもの:
http://fukuchi.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-d792.html