『レギオンズ!』をオタクの友人にプレイさせてみた ドラフト&構築編
ちょもすです。またしても続編です。前回記事はこちら。
ダンタリオンドラフト
ちょもす「大方ゲームにも慣れてきたと思うしドラフトもやるか」
Bさん「ドラフトって二人で出来るもんなの?」
ちょもす「できる。というかダンタリオンドラフトに関しては二人でしかできない」
Bさん「なるほど。珍しいね」
ちょもす「これまたざっくりルール説明すると、一人2Pack空けてその中から好きなカードを3枚選ぶ。それが初期手札。選ばなかったお互いカードを混ぜて共有のデッキにする」
Bさん「パックウォーズみたいな?」
ちょもす「そうだね。毎ターンのドローは4枚引いてその中から1枚選ぶ形式に変更。んで、マスターと関係ない色で本来は場に出すことができないカードも、このルールでのみ、追加の1コストを払うことで使うことができる。あとは普通の対戦かな」
Bさん「完全なゴミカードはないってことね」
ちょもす「そういうこと。やろう」
(数試合後)
ちょもす「どう?」
Bさん「相手がどういうドラフトをしたのか、的な部分はわかりようがないけど、カジュアルでいいと思う。どっちかっていうとArenaとか2Pickに近いね」
ちょもす「そのへんよりは初期手札3枚選べる分戦略性は高いと思うけどね。なんにせよパックさえあればその場で遊べるのはいいよね」
Bさん「確かにそうか。強いロードがない時は速攻戦術を取ればいいし、そういうところで攻略できる余地があるのかな。全然関係ないけどちょっと気になったのは、カードテキストが小さくて確認がつらい」
ちょもす「あー、まあそうだね。他のTCGに比べるとイラストが大きくてテキストのサイズは小さいと思う。イラストにどれだけテキストがかかってしまうのか、という部分とトレードオフの関係だから、一概に悪いとも言えないんだけどね」
Bさん「一回覚えちゃえばいいんだろうけどね」
デッキ構築
ちょもす「さて、1BOX分のパックも使ったし、明日来る人用に1BOXだけ残してBOX開けて構築しよう。見た感じ1BOXに最高レアリティが3枚入ってるっぽいね」
Bさん「3BOXも開ければ最高レアリティ以外は大体揃って、あとはシングルとかトレードって感じか。デジタルのカード追加よりは安く済む気がするね」
ちょもす「ブログにも書いたけど、排出はやっぱ緩めっぽい。俺は本当に儲かるのか心配だけど、やっぱ何より遊んでほしいってところがあるんだろうね。上場企業にこの排出はできねえんじゃねえかなあ」
Bさん「リアルなこと言うね」
(3BOX開封後)
Bさん「LR(最高レアリティ)の光り方やばいね」
ちょもす「やばいね。しかし黒緑のLRが1枚も引けなかったこと以外は、デッキが組みやすくていい感じだね。好きな色組んでいいよ。余った奴で組むから」
Bさん「この“妖精女王『エルルーン』”が気になるから赤緑にする」
ちょもす「じゃあ俺黒白ね。“告死天使『アズラエル』”はだいたい毘沙門だからお前死んだよ」
(デッキ構築後)
Bさん「これでいいのかなあ。このゲームの構築全然わからん。難しい」
ちょもす「既存のTCGとは色々考え方が違うだろうしね。最初は結構難しいと思う」
Bさん「とりあえずやってみようぜ」
(試合後)
Bさん「このゲームクソ簡単だわ。テストプレイヤーあまりにも弱い」
ちょもす「いやその“妖精女王『エルルーン』”、俺の知ってるエルルーンじゃねえんだけど。キレそう。勘違いじゃなければ俺の知ってるエルルーンはもっとおしとやかだったんだけど、後の調整を経てゴリラになってる。スタッツもたけえし効果もつええ」
Bさん「こいつはかなり凄いね。リコッテ釣ったらGG。Balanced」
ちょもす「うぜえ。黒緑のLRが出てりゃ除外戦術で戦えそうだけど、黒白だとちょっと遅くてきつそうだなこれ。相性悪めな気がする。ヴァンパイアタッチを打ちまくるモードに入ればなんとかなるんだけどなあ」
Bさん「カードも若干足りてないし、まだ色々とわからないことも多いけどね。とりあえず“エルルーン”が最高なのはわかった」
ちょもす「Twitter調べてたらそいつだけなんか買取価格がたけえ。ハメられた。」
Bさんの感想
ちょもす「とりあえず一通り触ってみたけどなんか感想はある?」
Bさん「オタクゲームだよね。よくも悪くも。一弾から能力語は多いしルールも結構難しいけど、個人的にはカードゲームの第一弾特有の“バニラばっかり”みたいなのが嫌いだから、そこは良かった」
ちょもす「一弾がバニラ多めのゲームは確かにあるね。耳が痛い」
Bさん「構築も難しいと思うし。でもそれがいいと思う。どっかで大会出たいね」
ちょもす「俺、大会出ていいのかなあ……わかんないけど。そう言ってくれるなら何よりです」
……その後は別の二人も合流し、大レギオンズ大会と化したBさん亭。家でランクマッチと向き合うのもいいですが、やっぱり集まってゲームをするのって楽しいんですよ。コミュ障気味の僕ですらカードゲームやらボードゲームをするために家から出るんだから、そこには大きな魅力があるんです。
集まれるならどんなゲームだっていいじゃないかと言われてしまえばその通りかもしれませんが、『レギオンズ!』がオタクの知り合いを誘うのに最適なゲームの一つであることは、間違いないと思います。
『レギオンズ!』、いかがでしょうか。
それじゃあまた。