chomoshのブログ

だいたいゲームのこと。

レイモンド・ジョンソン

ちょもすです。

 

これもまた全然書いてなかったんで記録に残しておくんですが、最近『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』を見たんですよ。

 

www.pokemon-movie.jp

 

ストーリーはEVOLUTIONする前と完全に一致してるんで別段驚きはないし、映画として同じものを二回見てどうかって言われると、微妙なところは正直あるんです。昔と変化してる部分もいっぱいあるはずだけど比較できるほど20年前の映画を覚えていないし、ああフシギバナがリーフストーム打ってるなー。くらい。それくらいの感動なんですけど、もう明確に心を動かされたシーンが一個だけあった。

 

ミュウツーの導入が終わったあとのレイモンドの登場シーン。

 

サトシにやられるだけの噛ませ役だし映画的にはさほど意味のないキャラクターだし、当時キッズじゃない人には何にも響かない存在なんだけど、この2019年に、おはスタのレイモンドがドンファンを出す画を取る映画が存在していることに心を動かされた。なんかウルっときた。ここがセイキンに差し替わって「どうもセイキンです」となっても全然おかしくない今の世の中で、レイモンド・ジョンソンを出す。至極どうでもいいこだわりに感動する。これがじじいってことなんでしょうね。

 

単純に凄く丁寧なリメイクだったとも思う。原作好きだった人が見ても違和感がないというか、そうそうこれなんだよねと思わせながらも、表現は超進化していて、チープさを感じさせない。リザードンもかっこいい。それ自体きっと並々ならぬ努力が必要なことで、ただ圧倒される。

 

『名探偵ピカチュウ』の致命的欠点はミュウツーがあまりにも俗っぽいというか、ダサい存在になってしまったことで見所は交通整理するカイリキーなんて書き方をしたけれど、それも元を正せばこの作品がミュウツーを最強に書きすぎたから。でも僕にはそれが強烈に刻まれているしそれが見たかったわけで、ミュウツーが最強なのはEVOLUTIONになっても変わっておらず、その点はすごく満足した。

 

……こうして書いてみると僕は変わっていないところにばかり満足していて、いよいよ老害なんだ思う。その点には自覚的でありたいので僕は挑戦している映画に関してそこまで批判的ではないんだけれど、某映画の酷評ぶりとEVOLUTIONの高評価ぶりを見るに、挑戦は世間にそこまで望まれていないんだろうなあ。

 

 

まとめ

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の見所は、レイモンド・ジョンソンです。

 

 

 

それじゃあまた。