マジック:ザ・ギャザリング バーチャル・アート展を見ました
ちょもすです。
よかった。水族館や美術館を回る感じの作りになっていて、それでいて展示物がカードイラストや設定資料や制作秘話やアニメーションなので教養の偏ったオタクに優しい。
Vintage Cube Draftでは大変お世話になる《Library of Alexandria》も、眼前にでかいイラストで現れると妙な感動がある。
テキストの苛烈さとイラストのギャップが激しい《告別》。良すぎ。スクリーンショットだと伝わらないかもしれないが、実際にはもっと大きく、眼前にこのイラストを見れる。これを見るだけでこのイベントに訪れる価値は十二分にある。三国志大戦TCGのころから藤ちょこ先生のカードは好き。馮方娘いいよね。
風間先生は最高。十手はクソ。
マローも喜んでた。よくある「お楽しみください」ではなく、「お前も楽しめ!」なのが本当に楽しそうなのが伝わって良い。
イラストをタップ(?)すると、拡大絵、実際のカード、イラストレーターの一言コメント、物によってはラフや設定画が見れたりする。VRで小さい文字を読むのは厳しいと別のイベントの時に感じたが、こちらはUIが良くできていて、がっちり固定して手元に持ってこれるのでほぼ酔わない。技術的なことはよくわからないけど、「その筋」の人間の仕事を感じた。
HMDで見た方が200倍いいのは間違いないが、HMDはなくともPCさえあればいけるので、MTGのわかる知り合いと一緒に見に行くといいと思う。美術館と違って騒いでも問題にならないのもいい。実際のホールでマジック展があっても、「しげ樹~~~」とは叫べないし、見知らぬカードを見て「このカード強すぎない???」とも言えない。バーチャル・アート展は強い美術館。
全くやる予定がなかったMTGAをちょっとやりたくなるくらいにはいい展示だった。これが無料で見れてしまうんだからVR黎明期本当にありがたいなと思う。お布施も兼ねてドラフトくらいはやろう。
期間は24日21:00まで。
それじゃあまた。